摂津市議会において11月27日までに19年度決算の審議が終わりました。19年度は昨年に続き黒字決算となりその経常収支比率も94.9%となりました。経常収支比率とは一般財源において入ってくるお金と出て行くお金のバランスを表した指標で、100%で収支とんとん、100%を超えると赤字ということです。19年度は黒字でした府が、今年9月に起きたアメリカリーマンブラザーズの破綻から始まった世界同時経済縮小の大波が日本にも打ち寄せており、今後の法人市民税が大きく落込むことは必死で、更に行財政改革に取組むと共に、支出の更なる引き閉め、無駄遣いの徹底廃止等に取組まなければなりません。これから21年度の予算編成の大詰めを迎えますが、そうした事を踏まえて更に市民生活に元気を取り戻してもらえる様な施策を盛込んでいくことが必要です。私はしっかり頑張って参ります。摂津市は借金が多いということで随分有名ですが、ちなみに一般会計で平成12年度には約445億円あったのに対し7年間で約153億円返済し、平成19年度で残り約292億円となりました。下水道特別会計では、平成12年度約541億円合ったのが7年間で約75億円返済し平成19年で残り約466億円ですが、こちらはあまり返済出来ておりません。合計では、平成12年度約985億円であったものが平成19年度には約758億円に減りましたが、特にまだ下水道の方が多く残っております。借金(債務)はゼロに成る事はありませんが、出来るだけ減らしていかなければなりません。出来るだけ新規の起債を控え、借りる場合でもその俊の返済額より少なく借りる。そうすれば確実に減っていきます。こういたこともしっかり目を光らせて参ります。藤浦雅彦