シュウカイドウ(秋海棠)が、西瓜の果肉の様な色の大ぶりの花を付けています。濡れた様に光沢の有る鮮緑色の卵形(茎近いところのものはハート形)の葉も、花に負けず役者で見た目の涼感をもたらしています。
「シュウカイドウ」とは、面白い名前ですが、貝原益軒の『大和本草』に「寛永(江戸時代初期に当たる17世紀前半頃)年中、中華より初て長崎に来る。…花の色海棠に似たり。故に名付く」と記されています。この「海棠」とは、バラ科の低木で5月頃、林檎の花に良く似た形の薄紅色の花を咲かせます。
初夏を彩る華やかな風情を初秋にも感じられた喜びが、人々に分かりやすい説明を心掛けた草木学者で儒学者である貝原益軒をして、そう綴らしめたのかしら?と、これは想像です。
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