「夢をもつ人」は、夢を叶えるために、一生懸命頑張ります。
夢を持たない人は実際はいないと思います。誰でも、何らかの夢を持っていることだと思います。ただ、「夢を持っていない」というよりも、考えようとしていないというのが本当のところだと思います。色々な理由をつけて、現実から逃げてしまうという感じです。上手く言い逃れができれば、何も苦労をしなくて済むからです。
夢を持つだけでなく、夢を達成するためには努力が必要です。寝て暮らしていて、勝手にやって来て夢を叶えてくれることなんかありません。
■「努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない」 王貞治さん
■「『努力してます』と練習を売り物にする選手は、一流とはいえない」 長嶋茂雄さん
プロ野球界のレジェンドのお二人が「努力」に関する名言を残しています。野球に関する名言だと思いますが、野球以外の場面でも使用することが出来る、これこそが名言だと思います。
波のように現れては消えてゆくのが言葉であり、そんな中でも多くの人の心の琴線に触れて、残っていくのが名言なのでしょう。しかし、名言とは数少ないから名言であるのであって、いくらでもあるようなものでは名言とは言えないかも知れません。
その、消えて行ってしまう、心に響くようで、よく読むとまったく響かない名言もあります。
■「立派になってもいいが、ならなくてもいい。なれるなら立派になった方がいいが、ならなくてもいい」
よく判ったような、判らない名言です。読めば読むほど奥深いものがありますが、早い話が「なんのこっちゃ」です。
■「五十歩百歩五百歩千歩となるとかなり違う」
これはある意味名言です。小さな一歩でも積み重ねればとてつもない距離になりますから。
■「上ばかり見て歩いても、下ばかり見て歩いても、首が疲れる」
言いえて妙。真っ直ぐ前を向いて歩きませんと、疲れるだけです。ただ、それだけです。
名言・格言は、確かに自分のことにあてはまりやすいですから、深く考え込んでしまいます。ただ、言葉だけが独り歩きしているものもあるのも事実ですが。
それでは最後に野球人すべての人への、心に響かない名言として、次の言葉を贈ります。
■「あわてるな。野球はすべて一回表ノーアウトからだ」