139回秋季北信越高等学校野球県大会第4日は10月1日に長野市の長野オリンピックスタジアムで代表決定戦(準決勝)の2試合が行われました。
これで県代表3校のうち、東信地区1位の上田西高と中信地区1位の松本第一高の2校が北信越大会出場を決めました。
上田西高は2回にノーアウト一・二塁から連続2ベースで3点を先制。5回は相手エラーに乗じ、3長短打を絡めて3点を奪って、7回には打者13人の猛攻で一挙7点を追加し、14-5で南信地区1位の東海大諏訪高にコールド勝ちし、2季連続18度目の県代表となりました。
上田西 0300317|14
東海大諏訪0001004|5 (7回コールド)
松本第一高は1点を追う9回、2アウト二塁から3ベースで同点に追いつきます。そして延長10回表に1点を勝ち越されましたが、相手エラー絡みで追い付き、最後にはサヨナラタイムーヒットが出て勝ちを収めました。北信地区1位の長野日大高を9-8で破り、5季ぶり5度目の県代表で、秋は初の決勝進出です。
長野日大2310001001 |8
松本第一3001010112x|9(延長10回)
松本第一高はまさに執念と言ってもいいくらいでしょう。
序盤からエラーとフォアボールがことごとく失点に絡み、長野日大高に先攻を許す劣勢の中で、土壇場の9回に追いついて延長戦に持ち込み、1点を勝ち越された10回裏に2点を奪って試合を決めました。この試合は6つのエラーで自ら試合展開を苦しくしましたが、それでも最後まであきらめずにくらいつきました。
最終日となる10月3日は、県代表の最後の1枠を争う第3代表決定戦(3位決定戦)と決勝が、長野オリンピックスタジアムで行われる予定です。
第1試合の上田西高は13安打、東海大諏訪高は8安打、第2試合の松本第一高は19安打、長野日大高は12安打。打撃力が勝っているのか、投手力が弱いのか。その答えは北信越大会で出ると思います。