キューバ人選手のライデル・マルティネス選手とレオナルド・ウルヘジェス選手はキューバ国内リーグで活躍する選手です。今年、NPB中日ドラゴンズで大活躍する選手になる予定です(と、キューバの地元メディア「サイバー・キューバ」の報道)。
マルティネス選手
マルティネス選手は3月に開幕するワールド・ベースボール・クラッシック(WBC)で日本代表と対戦するキューバの代表メンバーに選ばれています。約145km/hを超える速球を武器としたピッチャーです。
ウルへジェス選手
WBC代表からは漏れたものの、昨秋までのキューバ国内リーグで、主要3部門で10傑入りした右の強打者です。高い守備力も備え、「キューバの鈴木誠也」とも言えるそうです。
2選手の獲得はキューバに国内に絶対的な人脈を持つオマール・リナレス巡回コーチの推薦になります。また、昨年10月には森監督直々に現地で練習を視察しています。マルティネス選手は20歳、ウルヘジェス選手は23歳とまだ若く、育成契約する予定です。
キューバ出身選手はビシエド選手とゲレーロ選手がいますが、共に亡命した選手であり、亡命していないキューバ選手を獲得するのは2002年から3年間在籍した、リナレス巡回コーチ以来になります。当時はキューバ国内リーグの現役選手が国外でプレーすることは出来ず、リナレス巡回コーチの長年の功績に加え、ドラゴンズとキューバ政府の良好な関係もあって実現した特例でした。
野球の神様、どうか、 チェン・ウェイン選手やアロンゾ・パウエルさんのようになるようにお願いします。(-人-)