野球小僧

MAJOR / 満田拓也

「プロ野球選手 12球団100人の好きなスポーツマンガ」というのがあります。

あのあこがれの選手に近づくために、同じマンガを読んでみるというのも、プロ野球選手への近道かもしれません(?)。

なお、所属は2014シーズン終了直後のものです。

「週刊少年サンデー(小学館)」にて1994年から2010年まで連載

MAJOR(メジャー) 78 (少年サンデーコミックス) MAJOR(メジャー) 78 (少年サンデーコミックス)
価格:¥ 453(税込)
発売日:2010-12-17

茂野吾郎は野球一筋で、才能は天才的。
プロ野球選手の父を持つ少年・吾郎が、自分もまた野球をこころざし、メジャー・リーグの選手になることを目指す物語。
小学生の時は右投右打だったが、肩を壊したため中学生以降は左投右打となった。

林昌範 (横浜DeNAベイスターズ)
「茂野が右肩をケガしても、試行錯誤して左投げになったりして。僕は高3の春に足を骨折して、夏の予選に間に合わなかった。そのときに読んだ印象が特に強い。僕もプロを目指していたので、ケガから復活していく姿に勇気をもらいましたね」

桑原将志 (横浜DeNAベイスターズ)
「高校のときはなかなか見られなくて、プロに入ってからの方が見てますね。暇な時にテレビでやっていたりして、それはいい気分転換になりました。好きなのは茂野吾郎です。ひたむきで、がむしゃらに頑張っている姿がいいですよね」

今江敏晃 (千葉ロッテマリーンズ)
「幼稚園編とリトルリーグ編が好きですね。茂野吾郎のお父さんが、プロ野球選手だったんですが、ギブソンのデッドボールを頭に受けて亡くなってしまった。それを忘れられない吾郎が、いつかはギブソンと対戦して……。自分も息子がいて家庭を持っていたんで、そういうところに感動しちゃって。そして、大会で肩が痛いのに無理して投げて、結果的にもう投げられなくなってしまったのに……でもそれは仲間のためだから、自分はどうなってもいいんだと。野球だけでなく仲間や家族を大切にするところに惹かれましたよね」

西野勇士 (千葉ロッテマリーンズ)
「吾郎の野球に対する情熱。右肩が壊れても左肩があるじゃん、みたいな。本当に野球大好き小僧でしたよね。僕の少年時代はそこまで野球大好き小僧じゃなかった(笑)」

島内宏明 (東北楽天ゴールデンイーグルス)
「右投げから、左投げになって、それで成功したところ」

中崎翔太 (広島カープ)
「茂野吾郎の野球人生のすごさがよかったですね。右肩が壊れたら、左で投げたりして」

小野淳平 (広島カープ)
「連載が長かったじゃないですか。それで途中で読まなくなってしまったんですよね」

秋山翔吾 (埼玉西武ライオンズ)
「茂野悟郎が次々と訪れる困難に立ち向かう感じが良かったです」

安達了一 (オリックスバファローズ)
「茂野吾郎は何度も挫折するのですが、その度に乗り越えていく。勉強になりましたね」

佐藤達也 (オリックスバファローズ)
「野球漫画なら」

小笠原道大 (中日ドラゴンズ)
「オレが大人になって始まった漫画だから。(取材に)あまり協力できなくて悪いね」

高橋周平 (中日ドラゴンズ)
「好きな選手は茂野吾郎です。困難に立ち向かう姿がいいですよね」

大野雄大 (中日ドラゴンズ)
「茂野吾郎の破天荒なところが良かったですね。小さい頃からセンス抜群なのに、いろんな壁にぶち当たって、それを乗り越えていく。しかも、周囲の人間を一気に驚かすというか、誰も予想していないことをやってのけるのが読んでいて楽しかったですね。茂野と同じサウスポーで、僕も大学まではストレート1本でしたから。似ている部分はあるかなと思って読んでいました。僕は夢島編がいちばん好きなのですが、指導者に理不尽な練習を課されても、根性というか、見返してやるという強い気持ちで立ち向かう。そして指導者の想像をはるかに超えてしまう。カッコいいですよね。僕も、そうした負けん気の強さを見習いたいと感じましたし、ランニングとか厳しい練習をする時は、“やってやろう”という気になります」

大谷翔平 (北海道日本ハムファイターズ)
「茂野吾郎の壮絶な野球人生は熱いものがありました」

上沢直之 (北海道日本ハムファイターズ)
「好きな登場人物は、やっぱり茂野吾郎ですね」

近藤健介 (北海道日本ハムファイターズ)
「茂野吾郎は右で投げられなくなると、左投げになったりして、あきらめないことの大切さを教えてもらいました」

金子圭輔 (福岡ソフトバンクホークス)
「本当に右投げから左投げになれるのかなと、左投げで壁当てしましたからね。現実は簡単ではありませんでした(笑)」

大瀬良大地 (広島カープ)
「読みました」

八木亮祐 (東京ヤクルトスワローズ)
「読んでいました」

山田哲人 (東京ヤクルトスワローズ)
「漫画というよりテレビアニメで見ていました」

江村将也 (東京ヤクルトスワローズ)
「茂野吾郎には努力をすれば報われるということを教えられました。僕もケガではないのですが、吾郎と同じく右投げから左投げに変えたので、妙に共感できる部分があるんです。少年野球をやっている頃は、大会前とかに自分に自信を持たせるというか、モチベーションを上げるために読んでいましたね」

坂本勇人 (読売ジャイアンツ)
「様々な困難が降りかかるが、逆境をものともせず強敵に立ち向かう茂野吾郎の姿が好きでした」

まっくろくろすけ (無所属)
「家にあります。知ったかぶりをして話を合わせたことはありますが、読んだことがありません。TVも観たことがありません」

不定期で続きます(ん? 次は第何弾だっけ?)。


コメント一覧

まっくろくろすけ
Nさん、こんばんは。
やっぱり監督のカラーというのもあるでしょうけど、子どもたちの才能を引き出すのも、監督の手腕なのでしょうね。

これは学童も中学も同じでしょうね。

それとコミュニケーション。
お互いの考えをしっかりと理解しあうこと。
そういう意味では、練習の三分の一くらいはミーティングでもいいのかと思います。
Nより
年末に買った高校野球の指導者の方の本「指導力」やっと読み終えました。(長かった~)
8人の監督さんが登場しほとんどが公立高校の先生の話でした。公立高校で共通している事は野球で高校に入る子供は私立に比べれば極端に少ない。
監督も結構転勤しているから継続的な指導って大変かなと感じました。
その中で松坂高校の監督さん話で「久居農林」と「松坂」とうまったく違うタイプの高校を甲子園に導いている事でした
久居野農林は昔風でいうとヤンキー高校、松坂は進学校です。
本の一文で「スライダーを振ってこいと指示をすると久居農林の子供たちは迷わず振ってくる、松坂の子供たちはストレートがきたらどうしようかと考えてしまう」校風と言ってしまえばその一言ですがその特徴をうまく捉え、また子供たちの長所をうまく引き出していると思いました。

すべての監督に共通していることは子供たち目線で考え、根気よく子供と会話、コミュニケーションをとっていることかな?

長くなりました。
 
まっくろくろすけ
eco坊主さん、こんばんは。
やっぱり、読んでいないものの総評は難しいものです。今更、全巻読むのもなんですし。

プロ野球選手がこれだけ評価しているのですから、やっぱりプロ野球選手への近道なのでしょうか。

やっぱり、読んでみようかな。
eco坊主
おはようございます。

一番大トリに出てくる無所属の人がいいですね~^^b

オイラも読んだこと無いです。
家にもありません!
家にある野球漫画は”タッチ”だけです。
上杉達也の生き様にホレたのではなく


朝倉南に#$%#(’&%です(笑)
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