野球小僧

山の神

お猿さんの山の神のほかに、山の神と言えば、箱根駅伝の往路最終5区の山登りを走る最速ランナーの代名詞にもなっています。

今年、山の神と呼ばれたのが、青山学院大学初優勝の立役者となり、歴代最高タイム(ただ、今年からコース変更がありました)で走った神野大地選手。
「かみのだいち」という名前そのものが神々しいです。ただ、来年以降のプレッシャーは大きくなるでしょうね。

先代の山の神と呼ばれたのが柏原竜二選手(東洋大学→富士通)です。2009~2012年の4年間は5区で圧倒的な強さで登り切り、1年時は8人をごぼう抜き、トップとの5分近い差を区間新記録で逆転し往路優勝、総合優勝に貢献。2年時も6人を抜いて往路、総合優勝。3年時も2人を抜いて往路優勝、4年時は首位でたすきを受け、区間記録を更新して往路、総合優勝。今年、神野選手に記録更新されるまでの5区ベスト4の記録をすべて持っていました。

さて、90年近くの箱根駅伝の歴史の中で、初代山の神と言われたのは誰なのかを調べてみました。

すると、このニックネームは古くからあるものだと思っていましたが、意外や意外、最初に言われるようになった選手は2005年のこと。15位でたすきを受け取り、11人をごぼう抜きにして4位でゴール。従来のタイムを2分以上も縮める驚異的な区間新記録。

2006年も5人抜きで往路優勝、2007年は4人抜きで区間新記録で往路優勝し、チームを6年ぶりの総合優勝に導いた、順天堂大学OBで現在はトヨタ自動車九州に所属する今井正人選手です。

ちなみに2代目山の神が柏原選手、3代目が神野選手という系譜なのです。

1月18日に広島市で男子都道府県対抗駅伝が行われます。

この大会で箱根駅伝の5区山登りで山の神と呼ばれたランナーの対決が実現するかもしれないと注目されています。

神野選手は出身地の愛知県のメンバーに選ばれ、7区で出場を予定しています。
柏原選手は富士通陸上部がある千葉県代表として、3区か7区を走る予定とのことです。

柏原選手が7区を走ることになれば、新旧山の神対決が実現することになります。

山登りと平地を走るのは違うとのことですが、二人の山の神が競うシーンが見られるかも知れません。

また、K陵中二年生の陸上部(本職)の選手が長野県代表選手団入りしました。
今年の出場は厳しそうですが、来年の見据えての選手団入りになります。


コメント一覧

まっくろくろすけ
eco坊主さん、こんばんは。
今年は山登りだけを観ました。
確かに神野選手の走りは圧巻でした。

こういうのを観て「だらけちゃダメ」と思うのですが、CMの間に忘れちゃうようでして。

ちなみに”胸囲”と”腹囲”だけが成長している私です。
eco坊主
おはようございます。

今井正人さんのことは朧な記憶しかないのですが
柏原竜二さんは鮮明に覚えていますし驚愕的でした。
そして神野大地さんは・・・凄くニコニコして走っていたのが印象的でした。
勿論驚愕したのはいうまでもありません。
100m(競争じゃなくても)でさえ走るが嫌なオイラは箱根路を走る人はアンビリーバボーです。
勿論ニューイヤーも都道府県対抗も各マラソンも・・・

K陵中の選手の代表おめでとうございます。
代表として襷を繋がれること願っています。

我が家にも(驚異ではなく)”脅威”な山の神はいますよ~
因みに”かみさん”という呼び方はここからきているらしいですね。
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