野球小僧

水不足

2022年6月27日。気象台から関東甲信地方、東海地方、九州南部の梅雨明けが発表されました。そして、6月28日にも北陸地方、近畿地方、中国地方、四国地方、九州北部地方の梅雨明けが発表されました。

平年より早い梅雨明けで、6月中の猛暑記録の更新とともに、梅雨の期間は史上最短を更新しています。これで、残るは東北地方のみとなっています。

九州南部:16日間(平年より18日早く、昨年より14日早い)
東海地方:13日間(平年より22日早く、昨年より20日早い)
関東甲信地方:21日間(平年より22日早く、昨年より19日早い)
九州北部:17日間(平年より21日早く、昨年より15日早い)
四国地方:15日間(平年より19日早く、昨年より21日早い)
中国地方:14日間(平年より21日早く、昨年より15日早い)
近畿地方:14日間(平年より21日早く、昨年より19日早い)
北陸地方:14日間(平年より25日早く、昨年より16日早い)

となりますと、2022年は猛暑や水不足などが心配な夏となりそうです。そもそも、今年は雨が続いたという感じがほとんどしていません(カッコ内の数値は平年の降水量です)。

関東甲信地方の降水量(6月6日~6月26日)
 前橋:95.5mm(111.3mm)
 横浜:87.5mm(144.7mm)
 長野:76.0mm(76.2mm)
 千葉:73.0mm(114.9mm)
 水戸:67.5mm(100.6mm)
 宇都宮:67.0mm(131.6mm)
 東京:59.0mm(127.5mm)
 甲府:55.0mm(85.1mm)

九州南部の降水量(6月11日~6月26日)
 鹿児島:350.0mm(359.5mm)
 宮崎:283.0mm(320.0mm)

九州北部地方の降水量(6月11日~6月27日)
 長崎:201.5mm(221.4mm)
 熊本:188.5mm(296.6mm)
 大分:168.5mm(204.5mm)
 佐賀:167.5mm(217.5mm)
 福岡:61.0mm(172.0mm)
 山口:48.0mm(188.2mm)

四国地方の降水量(6月13日~6月27日)
 高知:145.0mm(206.8mm)
 松山:74.5mm(145.3mm)
 徳島:48.0mm(114.3mm)
 高松:27.0mm(99.1mm)

東海地方の降水量(6月14日~6月26日)
 静岡:120.5mm(140.7mm)
 名古屋:82.5mm(96.6mm)
 津:91.5mm(103.2mm)
 岐阜:53.0mm(119.3mm)

中国地方の降水量(6月14日~6月27日)
 鳥取:57.5mm(78.4mm)
 松江:43.0mm(100.2mm)
 広島:39.0mm(133.1mm)
 岡山:32.5mm(101.0mm)

近畿地方の降水量(6月14日~6月27日)
 奈良:104.0mm(108.0mm)
 大阪:76.0mm(109.2mm)
 京都:67.0mm(113.4mm)
 神戸:63.0mm(101.0mm)
 和歌山:33.5mm(109.3mm)
 彦根:23.5mm(100.9 m)

北陸地方の降水量(6月14日~6月27日)
 新潟:121.5mm(69.3mm)
 金沢:54.0mm(99.0mm)
 福井:44.0mm(87.8mm)
 富山:32.5mm(100.0mm)

さて、実は日本は水には恵まれているものの、世界的にみれば一人当たりの降水量は世界平均の1/4しかない国でもあるのです。

日本はユーラシア大陸東海岸に位置し、世界的にも有数の多雨地帯であるアジアモンスーン地帯に属しています。全世界での一年の平均降水量は約900mm~約1000mmと言われていますが、日本は約1700mmです。しかも自然蒸発などによって失われるのは、年間に約600~約700mmであり、乾燥地帯や熱帯地方に比べて少ないです。

ところが、人口一人当たり年平均降水総量となりますと、約5200m3/年・人であり、世界平均23000m3/年・人の約1/4となり、水に恵まれているとは言えないようです。

1994年の日本でも梅雨時期の降水量も平年の半分以下であり、さらに7月~8月は記録的な猛暑が続いたため、九州北部、瀬戸内海沿岸、東海地方を中心に時間指定断水などの給水制限があり、地域によっては断水がありました。

電気と違って水はダムなどに貯めておくことができるのですが、日本では降水量の季節的な変動が大きいため、河川の流量も影響を受けやすく、降水期には水害が発生してしまうこともあり、水はかなりの部分が利用されないまま海に流出しています。

地球は水の惑星とも言われていますが、地球上の淡水は地球上の水の約2.5%しかなく、さらに淡水の約70%が氷河などの氷や雪であり、人類が利用できる水の量は決して多くないのが現状です。

本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。

今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。

その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。

それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。

また、明日、ここで、お会いしましょう。

コメント一覧

まっくろくろすけ
ra9gaki_doさん、こんばんは。

コメントありがとうございます。

お身体の方はいかがでしょうか?暑くなったり、冷え込んだり、天気も安定せず体調を崩しやすい日が続きます。

どうぞ健康管理にはお気を付けくださいませ。
まっくろくろすけ
eco坊主さん、こんばんは。

コメントありがとうございます。

来週は「戻り梅雨」とか。こちらの週間予報でも雨マークが出ていますが、日に日に少なくなってきています。今日も入道雲も出ていますが、降らないですね。

何か、いろいろなものが不足気味の近年でもありますね。

「一人当たり降水量」は以前、仕込んでおいたのですが、こんなことで使うことになるとは、お天道様も気が付かなかったかも知れません。
まっくろくろすけ
まかろんさん、こんばんは。

コメントありがとうございます。

ちょうどNHKのニュースで高知の早明浦ダムの貯水率の件を取り上げていました(ケンミンショーでは高知県のラーメンです)。

焼け石に水ということはないと思います。節電と同じで、一人ひとりの行動が結果につながっていくと思います。

なお、日本で一番雨の降る鹿児島の屋久島は、「一月に35日も雨が降る」と言われるくらい雨が降ります。私が昔、訪問させていただいたときも「オンリー雨」でした。
Unknown
おはようございます(^-^)
いつも温かいリアクション
ありがとうございます。
猛暑お見舞い申し上げます。
くれぐれもご自愛下さいね。
eco坊主
おはようございます。

☂降らないですね~ 畑の水やり大変です。
夏野菜も高騰しませんかね!?

降水量とか梅雨期間・梅雨明け時期などはよく聞きますが一人当たりの降水量って初めて聞いた指標かも・・・と思えるくらいなじみのなかった言葉です。
確かにこの14日間(中国地方)は降ったなぁ~という記憶が無いですね。
(実際はゲリラ豪雨か台風かという日はありましたが、しとしとぴっちゃんしとぴっちゃんし~とぴっちゃん☂は無かった)
来週は週間天気予報に☂マーク出ていますがどうなんでしょうね。
豪雨災害が出ない程度で貯水池を満たす程度に降って欲しいものです。

♪雨雨ふれふれ もっとふれ
 私のいいひと つれて来い
macaronteaparty
九州、すごく降るんですね。
台風が関東より多いとは何となく聞いてますが、
数字で見ると、へ〜と思います。
水不足が心配ですね…。
私は梅雨明け宣言の日からお風呂の水を減らしましたが…
焼石に水ですかね…。😓
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