囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

お好み囲碁活字

2022年03月02日 | 雑観の森/心・幸福・人生

▲「図書カード」にはがある。碁会でゲットして正夢と致しましょう

 

 

 

読めばハッピーになる特選4作品】

 


前回投稿が好評につき

「王道の上達読本」とは

趣きを変えて

変化球を投じます

 

マジメ参考書6作品が

「本妻」「側室」とすれば

「浮気相手」「お妾さん」

たぐいといえましょうか

 

     ◇

 

囲碁は勝負事ですから

お手々つないで仲良しこよし

これじゃあ、いつまでも

上達するワケはありません

 

相手の言うことを

いちいち聞いているようでは

万年5級万年初段が関の山

 

猛然と襲ったり、反発したり、

手抜きしたり、逆襲したり

徹頭徹尾シノギを貫いたり

魔の手、鬼の手、妙な手を

繰り出していかねばなりません

「悪人」になりましょう

 

まずは

「基本詰碁」「基本手筋」

をおべんきょうしてみる

 

ちょっと物足りないなあ

と感じてきたら、

ステップアップや気分転換も

必要なときがあります

 

直球マジメだけじゃ

面白くもなんともない

と、思うのでしたら

ときには魔球を投じて

碁敵をアッといわせて

不敵な高笑いと参りましょう

 

♪ 魔球は 魔球は ハリケーン ~

 

 

▲2017年初版、1,590円+税

ザックリした目算形勢判断のコツを、分かりやすく解説している

局地戦を勝ち抜く一方で、全体を俯瞰する冷静さの必要性を解く

広い戦場を相手にする大局観こそが、必勝の絶対条件である

アマが陥りやすい「部分にこだわり過ぎる習性」にスポットを当てる

特に50目差の碁を延々と打ち続ける そこのあなたに読んでほしい

目の付け所が一味違う「プロ目線・ファンサービス」の良本

 

 

 

▲左は1992年初版、1,200円+税、絶版本はネット市場にあり

時間制限のなかった昔の碁は、中終盤の正確さに優れている

棋聖・秀策には、現代碁のようなポカ、見損じ、大悪手がない

「時代遅れ」というなかれ、AIにはない素晴らしさがここにある

残念なことに絶版が多く、希少性からネット市場で高値流通している

入手するなら、市井の中古市場を時折のぞくのがよろしい

 

 

 

▲朝夕刊セット1カ月4,300円、朝刊一部売り150円(税込)

中盤までは「譜分け」してあり、並べるのも苦にならない

最近はAIを参考にした新しい定石が定着しつつあるので

新聞掲載棋譜を「切り取るだけ」「眺めるだけ」で勉強になる

毎朝の日課として切り取れば、1年で五十局近くの最新棋譜が集まる

囲碁欄のほかに、森羅万象の情報がオマケで掲載されているのが嬉しい

特に時事問題は、速報主体のTVやネットニュースでは得られない

必要十分な5Y1H視点や、ハイレベルの深掘り解説がある

読者の「考えるヒント」を提供し続けるという啓蒙的役割において

今も昔も変わらず、メディアの王道であり続けている

 

注:「囲碁欄」は全国紙、地方紙に限らず登場するトップ棋士はほぼ同じであり、どれを購読しても大差なし

 

 

▲2017年初版、1,000円+税

ご存知、永遠の異能・チクン先生の人気シリーズ

打ってよし、しゃべってよし、書いてよし

もうこれ以上、何も言うべき言葉がない

空前絶後、荒唐無稽、抱腹絶倒の歴史的名著

 

 

 



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