▲「図書カード」には夢がある。碁会でゲットして正夢と致しましょう
【読めばハッピーになる特選4作品】
前回投稿が好評につき
「王道の上達読本」とは
趣きを変えて
変化球を投じます
マジメ参考書6作品が
「本妻」「側室」とすれば
「浮気相手」「お妾さん」の
たぐいといえましょうか
◇
囲碁は勝負事ですから
お手々つないで仲良しこよし
これじゃあ、いつまでも
上達するワケはありません
相手の言うことを
いちいち聞いているようでは
万年5級、万年初段が関の山
猛然と襲ったり、反発したり、
手抜きしたり、逆襲したり
徹頭徹尾シノギを貫いたり
魔の手、鬼の手、妙な手を
繰り出していかねばなりません
「悪人」になりましょう
まずは
「基本詰碁」「基本手筋」
をおべんきょうしてみる
ちょっと物足りないなあ
と感じてきたら、
ステップアップや気分転換も
必要なときがあります
直球マジメだけじゃ
面白くもなんともない
と、思うのでしたら
ときには魔球を投じて
碁敵をアッといわせて
不敵な高笑いと参りましょう
♪ 魔球は 魔球は ハリケーン ~
▲2017年初版、1,590円+税
ザックリした目算と形勢判断のコツを、分かりやすく解説している
局地戦を勝ち抜く一方で、全体を俯瞰する冷静さの必要性を解く
広い戦場を相手にする大局観こそが、必勝の絶対条件である
アマが陥りやすい「部分にこだわり過ぎる習性」にスポットを当てる
特に50目差の碁を延々と打ち続ける そこのあなたに読んでほしい
目の付け所が一味違う「プロ目線・ファンサービス」の良本
▲左は1992年初版、1,200円+税、絶版本はネット市場にあり
時間制限のなかった昔の碁は、中終盤の正確さに優れている
棋聖・秀策には、現代碁のようなポカ、見損じ、大悪手がない
「時代遅れ」というなかれ、AIにはない素晴らしさがここにある
残念なことに絶版が多く、希少性からネット市場で高値流通している
入手するなら、市井の中古市場を時折のぞくのがよろしい
▲朝夕刊セット1カ月4,300円、朝刊一部売り150円(税込)
中盤までは「譜分け」してあり、並べるのも苦にならない
最近はAIを参考にした新しい定石が定着しつつあるので
新聞掲載棋譜を「切り取るだけ」「眺めるだけ」で勉強になる
毎朝の日課として切り取れば、1年で五十局近くの最新棋譜が集まる
囲碁欄のほかに、森羅万象の情報がオマケで掲載されているのが嬉しい
特に時事問題は、速報主体のTVやネットニュースでは得られない
必要十分な5Y1H視点や、ハイレベルの深掘り解説がある
読者の「考えるヒント」を提供し続けるという啓蒙的役割において
今も昔も変わらず、メディアの王道であり続けている
注:「囲碁欄」は全国紙、地方紙に限らず登場するトップ棋士はほぼ同じであり、どれを購読しても大差なし
▲2017年初版、1,000円+税
ご存知、永遠の異能・チクン先生の人気シリーズ
打ってよし、しゃべってよし、書いてよし
もうこれ以上、何も言うべき言葉がない
空前絶後、荒唐無稽、抱腹絶倒の歴史的名著