【久しぶり、介護施設の母に逢ってきた ~ の巻】
■お世話になっている施設の一室で
面会できることになった。
新型コロナ騒ぎが始まってから4カ月ぶり。
もう逢えないかも、
と思っていたが、ありがたいことだ。
体も声も、ちいさくなっていた母は
ニコニコしていた。
帰り道、ふと思い出したことがある。
わたしが小学生の頃、
彼女は少し恥ずかしそうに、
ミニスカートをはいていた。
ツイッギーが女子の憧れだった時代。
あれは夢の中のお話ーー。
みんな夢でありました By 森田童子
あの時代は何だったのですか
あのときめきは何だったのですか
みんな夢でありました
みんな夢でありました
悲しいほどに
ありのままの君とぼくが
ここにいる