年末年始、クリスマスやお正月、施設でも色んなイベントをやっただろう。
でも、それも「ただ何かやった」だけで終わっていないか?
ある施設の職員に聞いたところ、「写真に撮りました」「ビデオに撮りました」との答え。
まあ、当たり前だが、「その後は?」と聞くと、「えっ???」
写真を貼ったり、お便りを作ったり、ビデオを見せたり・・・とか・・・
ただ、その程度、そんな所で止まってしまっている。
今がいつか? 何をやっているのか? どうしていいのか?
分からない年寄りに、自分たちの低次元な都合だけでイベントを行い、それがあたかも楽しみを与えてやっているなどと、勘違いしている介護職員、介護施設・・・
「何かやった、でも忘れた」だけでは終わらない「真の回想」を生き生きと語れるイベントをやるべきだ!
今後、ますますIT世代、デジタル世代の高齢者が増えてくる。
そんな中で、ITやデジタルが苦手、出来ないなどと言う低知識の職員では対応できなくなるだろう。
そして、そんなおバカな職員は、対応できない自分を棚にあげ、ますます高齢者の尊厳を無視する態度に出るだろう。
「尊厳」とは、人生の関わり方だ。
関わり方が良好にいかなければ、尊厳などありえない・・・
介護産業、介護する側、される側、ますます問題は多くなる。
自分のデジタル紙芝居を作る。