ザ・ロード
コーマック・マッカーシー著 (1999年刊行)
核戦争後(結局最期まで不明‥)、灰に被われた世界は人間・動物までも殆ど息絶えています。
僅かに残った人間は暴力・略奪殺人など繰り返し無秩序になっています。
そんな荒廃した世界を父子が南を目指し漂流をしてる所からストーリーが始まります。
作中、父子(男の子)の会話が詩のようにかわされます。
話は淡々と進みますが、最期に突然の父子の悲しい別れがあります。(;_;)
現実でも親子の別れは突然やって来るものですよね。読後もいろいろと考えさせられる小説でした。
(ρ_;)
アクロイド殺し アガサ・クリスティー(1926年刊行)
発表当時(今から約85年前くらい)は、衝撃の結末がずいぶんと論議がでたそうです。(フェアかアンフェアとか‥)
トリック自体は今読むと古くさい(当たり前!)ですが、こういった古典の探偵小説が今あるミステリーの礎、基本になっているようですね。
ただ、対話式の小説が苦手な方はちょっと退屈かも‥