アフリカ食事事情

現地では、ツアーリーダー＆トラックの運転手だけが会社の人間で、後は全員お客さん。
ACACIAは色んなルートのツアーを持ってるから、途中で人が抜けたり、入ってきたりするので人数はマチマチだけど、私のトラックは２４人→１５人→２５人と変化したよ。

食事は基本的に自炊。
ツアーリーダーがお客さんをいくつかの班に分けて、料理、食器類の洗浄、トラックの掃除を替わりばんこにやっていくの。
メニューはリーダーが決めて、買い物を済ませてくれるから言われた通りに作るだけ。


　朝はシリアルとパン

ツアーリーダーによって全然作ってくれるものが違うんだよね。
行程前半の人は、朝は全部自分で準備してお客さんは食べるだけって体制をとっていたので、料理しないで済むものしか食べなかった。
行程後半の人は、料理班は朝から料理することってルールを作っていたので、フレンチトーストとかポリッジ（洋風のおかゆ）が出ることもあったけど。


　昼はだいたいサンドウィッチ

移動中に道端で泊まったり、どこぞのキャンプ場に入りこんで昼だけ食べてまた出発ってことが多かった。
毎回具は一緒で、トマト、キュウリ、チーズ、ハムかサラミ（豪華なときはその両方）、ツナ（ベジタリアン用）、肉がない時はたまごです。
好きな枚数パンをとって、好きな具をはさんで、好きなようにソースや塩コショウをして食べるのが基本。
行程を半分も過ぎると、サンドウィッチなんか見るのもイヤになったね・・・

これまたツアー前半では本当にサンドウィッチだけでした。キャンプ場に連泊する時はちゃんとしたもの食べてたけどね。
ツアー後半の人は、サンドウィっチだけじゃなくて、パスタも昼食に出してくれたから、その時はかなり嬉しかったよ

さて、ツナがベジタリアン用だと読んで、意外に思った人はいないかね？
私はとっても驚いたんだけど、ベジタリアンって野菜だけを食べる人じゃないんだって！
単に肉を食べない人らしい。
だから魚とか卵とかチーズは食べていいのよ。
宗教上の理由とか、殺生はいかん！って理由でベジタリアンになるもんだと思ってたから、お前ら単に肉が嫌いなだけじゃんよってのはある意味新鮮だったわ。

おかげさまで、ハムとかサラミとか食べたくなくても、ツナはベジタリアン優先だから手に入らないこともシバシバ。
迷惑な話だ・・・。

サファリをしてる時は、昼食はお弁当。
これまたガイジン向けだからアフリカ風じゃなくて洋風。


　夜は洋食

今回たずねた国は、イギリスの支配下にあったとこなので、英語もスーパーの食材もイギリス風。
ベイクドビーンズの缶詰とか売ってたね。
そしてそれを食べてたね（笑）

ツアー仲間の中に釣竿を持ち歩いてる人がいて、一度だけ彼がつった魚をみんなで食べたこともあったよ。

たま～にレストランに行ってアフリカ料理を食べたりもしたけど、数えるほどだなあ。

食事が含まれてない日もあったから、そういう時はみんなでレストランに行ったり、適当にその辺で食べたり。


　アフリカの主食

トウモロコシの粉をお湯でこねて作ったウガリというものです。
見た目は表面がザラザラな白いパンなんだけど、粉を練っただけだから全然違う。
それを適量手にとって、具を包みながら食べるのがアフリカ風だそうです。
日本のご飯と一緒で、それ自体にはあんまり味がないんだ。



写真左上は、移動途中道端に止まって昼の準備をしてるとことで、右上は食べてるとこ。
準備できたよ～って言う掛け声のもとにみんなが集まってきて、列を作って順番に皿にとって食べます。

左下は食器類を片付けてる人々。プラスチックの四角い桶３つにに水を張って、DUNK→WASH→RINSEの順に使います。
DUNKで食べ物の欠片とかソース類をなるべく落として、洗剤が入っているWASHの桶で食器を洗浄。最後に消毒液かなんかが入ってるRINSEの桶で泡を漱いでおしまい。
やっぱりどこの国でもガイジンはガイジン。泡なんざ落ちてなくても気にしてなかったね・・・。

右下は現地の食堂で食べたローカルディッシュ。
一応カレーです。
ご飯の代わりにウガリが出てきてるのが見えるでしょ。白いかたまり。
奥にある水を張ったボウルは手洗い用です。
何しろ基本的にウガリは手で食べるからさ。こんなものまで出てくるのよ！
手で取って、カレーをつけて食べるのが現地風。
ちなみに私はもちろんフォークで食べました

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