Tijuana（ティファナ）

先週の土曜日は、日帰りでティファナに行ってきました。
ティファナってのはメキシコです。
日帰りでメキシコってのが、いかにもこの辺らしいよね。


サンディエゴの載ってるガイドブックには、ティファナも載ってると思う。
すっげ～近いし、アメリカ人だったらパスポートなしで行ける町だから。
メキシコの入国は審査も何もなくて、金属製の回転扉を通るだけ。
アメリカに戻る時にはきっちり審査があるけど、アメリカ人なら運転免許を見せればいいらしい。
私たちは当然パスポート持参でないと戻って来れません。


うちの相方はアメリカ人は運転免許でいいって言ってたけど、それってつまり、運転免許には国籍も書いてあるってことか？？？
アメリカ人だってのは、見た目だけで分かるもんじゃないよね？
今度免許を見せてもらおう（自分のはまだないから）。


ご存知の通りマイカメラは現在故障中。
メキシコで一眼レフは危ないかも？と弱気な私はノーカメラで行きました。
そんで相方の携帯で撮ってもらった。


オレンジカウンティに住んでる相方の友人と、日本からの出張者を拾ってメキシコへ。
国外に出るんだからもっと張り切って早く行けばいいのに、この時点で10時半。
国境近くの駐車場に車を停めて、メキシコへの回転扉を回したのが12時半位だったかな。
国境に近づくと、向こう側で翻っている大きなメキシコの旗が目に付きます。
街中で見ると大して大きくないんだけどね。



ちなみに、車でも国境越えは出来ます。
でも、帰りがすっげ～混むのよ。
密入国をばっちり監視してるから、トランクまで開けられるらしいよ。
だから余計時間がかかるのだ。

車ネタでおもしろいこと聞いたから、旅行とは関係ないけどここで一席 日本企業の工場がティファナ付近にあるんだって。 でも、事務所はアメリカ側にあるらしい。 日本から来てる駐在さんたちはアメリカの事務所に出勤して、そこからマイクロバスみたいのに乗ってメキシコ側にある工場へ移動するそうだ。 パスポートを持ち歩く毎日だね。 な～んでそんなに面倒なことを・・・って思うけど、私だってそういうことが可能なら、毎日パスポート持ち歩いてでもアメリカ側に住みたいよ。 だって、いっくらアメリカに近いといってもティファナってのはメキシコだから治安が全然違うもん。 車とかボロボロだしね。 自分が働くだけならともかく、家族も一緒に行くこと考えたら通勤の不便は目をつぶってアメリカ側を選ぶと思うのよ。 子供がいたら現地で学校にも通うわけだし。 メキシコの警察って、本当に信用できないらしいからね・・・。

ティファナベテランの友人が連れて行ってくれたのは、小奇麗なレストラン。
私は、メキシコに来たんだからやっぱりタコスよね～と思ってワクワク♪
メニューを見たらそんなものはどこにも書いていない。
うん？？？？


タコスがないメキシコ料理の店なんてありえるのか？？？
まあ、日本料理の店全部に寿司があるわけじゃないけどさ。
それにしても・・・スパニッシュなんちゃらってメニューは目に付くんだよね。
スパニッシュサラミとか、パエリヤとか。
壁には闘牛っぽい装飾があるし、これってもしかして・・・。


メキシコ料理じゃなくてスペイン料理じゃない？


友人は、ここに来るのは初めてだったらしい。
だから何料理の店か知らなかったんだって。
まあ、おかげさまでおいしかったですけどね。
コロナすら置いてないのにはびっくりしたけど。
いくらスペイン料理の店だからって、コロナ位置いてもいいんじゃない？


昼食を食べ終わったらもう２時半。
そこからお土産屋巡り。
なかなか楽しかったよ。
我々は、３本足のイスとアレルギー薬を購入しました。


一通りお土産を見た後は、友人行き着けの店でようやくタコス！！
うまかった♪
のん兵衛な彼らはコロナのみまくり（１本９９￠）。



タコスを食べたお店は、表通りと裏通りをまたいでてさ。
この裏通りにはガラス細工のお店もあった。
店にガスバーナーみたいのがあって、その場で作ってるの。
大きな帆船とか、サンタクロースのソリ＆トナカイとか商品もさまざま。
予想外に手の込んだ細工だよ。
左右対称とか、そういう精密さには欠けるけど。


ガラス細工にすっかり時間をとられて、アメリカに戻ったのは７時半。
お腹いっぱいなのに、屋台で売ってるチュロスなんか買っちゃったよ。
トウモロコシにも惹かれたけど、こっちはさすがに我慢した。


国境付近の道路はアメリカに向かう車で大混雑。
ここは新宿か？って位車がつまってる。



これがイヤだから車を停めて徒歩で来てるんですよ。
歩行者相手の入国審査もちょっと混んでたけど、車に比べれば全然早い。
メキシコ人がいない列を選ぶのがコツらしいよ。
メキシコ人がいると、入国審査がえらい厳しいから進むのが遅いそうだ。


ちなみに、この時すっげ～不思議な日本人に遭遇。
タコスを食べた店でもいたから、その時なんとなく気になってたんだけどさ。
日本語を喋る男性と日本人女性の二人組。
男の人の日本語は流暢だったし、もしかしたら日本人かも知れない。
でも、顔立ちがなんとなく違ったから「国籍不明」って書いてみた。


そんな彼らが、列を逆流してくるんですよ。
男性が「ごめんね」なんて言ってて、女性は「いいよいいよ」と言っている。
女性の手には赤い紙が握られている。


入国拒否されたのか！？


な、なぜ！！！？？？！？
日本人がアメリカへの入国を拒否されることなんてありえないよね！？
普通に考えてえさ！！！！
いいよいいよって、アンタ、ゼンゼンよくないだろ、それ。
大事件だよ！！！


女性の手にしか紙は握られていなかったので、男性は付き添いだったのか？？
いや、いくら何でもそんなことないか・・・。
ぜ～んぜん詳細は分からないんだけど、やけに気になっちゃった。
だって、本当にありえないんだもん！！！


私たち４人は何の問題もなくあっさりアメリカへ入国。
同じ列に、自転車ごと越境してるアメリカ人がいてびっくりした。
でも、この驚きは流れを逆流してきた日本人女性にあっさり消された。
う～ん、彼らは一体どうなったんだろう・・・。




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