地元のお赤飯はしょうゆベースの味付けで炊いているので、美味しいんです
母が死ぬ前に、レシピを聞いて、作れるようになっていたい!と思っていましたが、
レシピは1升でできていて、核家族ではなかなか作っても食べきれないと作るのを躊躇していました。
もうこうなったら、実験だ! 2合炊くので、単純計算で1/5の調味料でやってみよう!
もち米・2合
しょうゆ・みりん・水・各36cc
砂糖・14g
酒・塩・味の素・ひとつまみ
*洗って一晩水につけたもち米をざるにあけて水気をきっておく。
*蒸し器に濡らしたガーゼを広げてそこにもち米を入れてガーゼで包んで約20分蒸す。
*耐熱容器に調味料を入れてレンジで煮溶かす。
*蒸したもち米をボウルに移し、調味料をかけて混ぜる。
*煮たあずき(実家では大きなインゲン豆)も混ぜる。
*もう一度、5分くらい蒸す。
*ふっくら蒸しあがったら、桶に移し、軽く混ぜ、ぬらしたガーゼをかぶせておく。
とまぁ、こんな感じで作ってみたのですが、
調味料を煮溶かしている時に、
「あぁ、この匂い。子供のころ、嗅いだ匂いだ。」と思い出しました。
町のお祭りの朝、早くから、バタバタと母の忙しく動き回る足音と一緒に嗅いだ匂い。
自分も母になって、このお赤飯を炊いてみて、なんだか嬉しいような寂しいような…
まだまだ、母の味には程遠いですが、何度も作ってみて、マスターしたいです。
そして、子供たちの世代にも受け継いでいきたいです。