大腸カメラを予約してからの1週間は、腹をくくったとはいえ、ドキドキしていました。
ハンドメイドは手につかず、何もしていませんでした。晩酌もせず。飲む気にならない。
ポリープがあったら?がんだったら?
という心配は少しはありましたが、泡を下腹部、全身に毎日塗っているので、そこまではなってないんだろうな。という安心がなんとなくありました。もしあっても、最高の治療が受けられるし、ひどい心配はありませんでした。
とにかく、管が。ドキドキ。
猛烈な腹痛、そして血圧が低いためか、必ず気絶というものが年に1.2度あります。
下剤を飲んだらまたあの痛みと戦うのか、とドキドキでした。
検査の前日寝る前に4錠の下剤を飲みます。覚悟。
翌朝は朝食は食べられません。排便ありました。普通に。
でもそのあと、病院に行くまでに何回も。何回も。段々、間隔が短くなってきます。痛みも。
「これから病院行くんだから、何かあっても大丈夫!」と思い込むようにして自転車で病院に行きました。
そこから1.8リットルの腸洗浄液を2時間かけて飲みます。ポカリの様な味です。息子から借りた小説を読みながら過ごしました。
もっとおなか痛くなるのかな?と思っていましたが、痛みはそれほどなく、普通にトイレに行く時の感覚でした。
全部出し切って、出るものも透明になったことを確認していざ検査。
膝を曲げるとお尻が丸見えの紙のパンツに着替えました。検査台へ。
気分を和らげるためか、壁紙は青空に白い雲が浮かぶもの。
膝を曲げた状態で検査台に横になります。
力を抜いてねと、始まりました。
でも、力入るよね。ひ・ひ・ふー、じゃないけど、はぁ、はぁ、と大きな息を吐いて。
でも、吐きすぎて、喉はカラカラ。力入りすぎ。
S字結腸や曲がったところはひっぱったり、空気を入れながら前に進んでいきます。
横向きではどうにも力が入るということで、仰向けに。
えーーーー!!お尻に管が入ったこの状況で体勢変えるとか無理だし‼
看護婦さんに手伝ってもらって、膝を曲げて仰向けに。
どんどん奥に入っていきます。「まだ?まだですか?」「もう無理です」
と何度言おうと思ったことか。
最後の大腸の始まりまでカメラが行って終了。
結果、ポリープはなく、「血管拡張症」という赤ら顔のほっぺに出来てるような赤い痣が何か所かあっただけでした。
そこから血が滲み出たのかは不明ですが、これががん化することはないので、今後検便で血液反応あっても3年はいけるでしょうとのこと。
でも、検便は毎年受けてね、とのことでした。ほっ。ほっ。よかったよ~。
ということで、この大腸カメラの結果を持って大阪にひとりでいったのです。
また、長くなったので、次回へ続きます。