『食堂かたつむり』の著者小川糸さんの本読みました
第二作目の
『喋々喃々(ちょうちょうなんなん)』
【喋々喃々】・・・男女がうちとけて小声で楽しげに語り合う様子。
喋々喃々 | |
小川 糸 | |
ポプラ社 |
喋々喃々 (ポプラ文庫) | |
小川 糸 | |
ポプラ社 |
『おいしいものを、一緒に食べたいひとがいます。』
東京の下町の風情を残す谷中という町で、アンティークのきものを売る「ひめまつ屋」を営む栞(しおり)。初釜(茶道)に着ていく着物を探しに一人の男性がやってくる。その男性木下春一郎に、栞は、しだいに惹かれていく・・・
ストーリーにも惹き込まれましたが、
下町の場面のこまかい表現やひめまつ屋を取り囲むモノたちがいちいち興味深く、
私にとっては本棚にとっておきたい本になりました
不倫のせつなさがわかります。
不倫はしたくないと思いますけど、このお話しの栞と春一郎のように気がつけばそれが不倫だったって感じなのでしょうか、不倫って。
谷根千の美味しいもの、お店、登場します
作者:小川糸さんのオフィシャルサイト→ 糸通信
merci