koshiのお部屋2

万年三歳児koshiの駄文のコーナーです。

又しても,お宝ゲット・・・

2007年09月22日 23時59分59秒 | 旅行,および「鉄」

又してもお宝を手に入れた。
JR九州所属の787系交流型特急電車
1992(平成4)年デビューで,優れた意匠の車両に贈られるブルーリボン賞を翌年受賞した車両でもある。


これのデビューは鮮烈だった。
先輩格に当たる783系は所謂「ハイパーサルーン」として,JR初の客室乗務員搭乗(及び飴のサーヴィス)が画期的であったが,車両から受ける印象は極めてコンサバティヴなもので,如何にも国鉄~JRの系譜に連なる車両,といった外観であった。


しかし,この787系は違う。
先鋭でシャープな印象より,むしろ攻撃的な印象を受ける。
ガンメタリックの塗装(一部にシルバーメタリック)とも相まって,魁偉にして未来的な雰囲気すら漂わせている。
「ダースベイダーに似ている・・・」
これが私のファーストインプレッションだった。


当時は,博多-西鹿児島間の九州幹線の花形であり,名誉ある「つばめ」の称号を継承するに至った。
しかし,現在は九州新幹線の部分開業もあって「つばめ」の称号を返上。
かつてのL特急「有明」の名を冠しているようだ。


私が乗ったのは平成5年3月末。
初めて南九州に足跡を印した後,西鹿児島-久留米間を乗車した。
乗ってすぐ缶ビール(Asahi Super Dry)を買ったところ,「つばめ」の絵柄がプリントされており,思わず翌日土産に買ってしまった。
戦時中台北の病院で看護婦をしていたという隣席の老婦人と話しているうちに双方とも飲んでいたせいか妙に盛り上がってしまい,そのご婦人が大牟田で降りる際,無計画な旅をしている私に,
「今晩うちに泊まりなさい」
としきりに進めてくれたことを思い出す(一応宿は決まっていた為,丁重にお断りしたが,ありがたいお話だった・・・)。


お彼岸入りしたにもかかわらず最高気温が30℃を越す夏日となった今日,我が家のレイアウトルームたる屋根裏部屋はサウナだったので,日中所用で出かけている間にラダーを降ろして熱を逃がしてから「つばめ」をスタートさせる。
まともに買えば25,000円は下らないやつを新品同様でその1/4で落札できた(583系程ではないが,人気車種なので10,000円以下での落札は極めて困難)ので,えらく得した気分だ・・・。
過ぎ去りし14年前と鎮西の風物に思いを馳せながら,スライダックを回す・・・。
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