実家に行き,母を拾って挨拶回りに行こうとしていた矢先のことだった。
ずん・・という直下からの大きな突き上げがあった。
その瞬間,
「こいつは大きい」
と直感。
今迄幾度となく余震に遭っているが,一昨年4月頭の停電した時のことが過ぎった。
周囲が大きく振動し始める。
下の子をテーブルの下に突っ込み,様子を見る。
照明器具が大きく揺れ出したから,これはいよいよまずいか・・・と思った途端,揺れがおさまってきた・・・。
時間にして30秒近くだろうか・・・。
長い時間に思われたのは,今回も同じである・・・。
震源は宮城県沖で,M6.0。
2年前の本震の9.0に比べれば小さいが,普段なら十分大きい揺れである。
津波被害にあった石巻市で震度5強。
我が街は震度4。
職場のある隣の区は3。
震度5を越えたら非常呼集がかかるので,助かった・・・。
次々と隣県を始めとする県外の親戚から連絡が入った。
取り敢えず,何も被害が無く良かったが,その後1つ軽い騒ぎがあった。
ガスが出ないのである。
さては,安全のためにガス局が止めたか・・・と思ったが,室外にある都市ガスのマイコンメーターは,揺れが大きいと自動的にガスを遮断するようになっている。
復旧ボタンを押して事なきを得たのだが,ようやく梅雨が明けて暑くなり始めた時期だけに,風呂が・・・と一瞬落ち込みかけた・・・。
津波の被害もなく,女川原発も無事・・・ということで,取り敢えず良かったのだが,揺れがおさまった直後に突然一斉に鳴り出した緊急地震警報,何とかならんのだろうか・・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます