今更いい年こいて何で・・・と言われそうだが,最近何故か「ガンダム」に萌え~である。
初放映の1979(昭和54)年時点で,既にいい年になっていたせいか当時はあまり萌えなかったし,軍隊組織や階級等妙にマニアックなのも鼻につき,全く関心外だったのだが,昨年夏NHK BS2で一気にファーストガンダムの劇場三部作(「機動戦士ガンダム」,「機動戦士ガンダム-哀戦士編」,「機動戦士ガンダム-めぐりあい宇宙(そら)編」)が放送されたのを機に,しばらくぶりで見たところ不覚にもはまってしまった・・・。
その後,Z(ゼータ)のTV版を見直したり,Zの劇場版「星を継ぐ者」,「恋人たち」を見たり(完結編の「星の鼓動は愛」は未見),奥州亭三景さんにお薦めいただいた「0080ポケットの中の戦争」を見て萌えたりしていたのだが,最近このようなものを薦められた,というか手に入れた。
主にファーストガンダムとZの曲が収録されているようだが,懐かしいあの時代を思い出すと共に,久々に心に訴えてくる曲が多いことに気付いた。
曲数は19曲と多いが,中でも
3.「シャアが来る」
8.「哀戦士」
10.「ビギニング」
11.「めぐりあい」
13.「星空のBelieve」
あたりが琴線に触れたようだ。
そして,何と言っても「哀戦士」が最高である。
作詞は井荻 麟,作曲・歌は,ジャッキー吉川とプルーコメッツの一員だった井上大輔(井上忠夫)。
若い方には馴染みが無かろうが,こちらを開くと提供された楽曲のすごさに驚く(「学園天国」,「二億四千万の瞳」,「ボヘミアン」等々・・・)
そして,今世紀を待たずして病気を苦に自ら命を絶った悲劇の歌手でもある・・・。
せっかくなので歌詞はこちら。
井上大輔のオリジナルは試聴できないようだが,リッチー・コッツェンのカバー(試聴3)や着メロが試聴できる。
最近は車の中に常備し,トレイに載ったままである・・・。
やっぱり、哀戦士ですよね。
これ聴いた時はゾクッときましたもん。
井上大輔氏というとあたしは「ブルー・シャトゥ」「ランナウェイ」
なんですが(「ブルー・シャトゥ」はあたしの時代ではありませんが)、音楽性の広さは本当に素晴らしいです。
人柄が良い人だっただけに晩年は悲劇的な結果になってしまったのが惜しまれますね。
井荻麟については良いですかね。一応、富野由悠季の作詞家名という事なんですが、いかにも富野らしい詞ですね。
このアルバムでは個人的には「哀戦士」以外だと
「いまはおやすみ」
「砂の十字架」
「水の星へ愛をこめて」
でしょうか。
「いまはおやすみ」は戸田恵子さんの美声が良いです。さすが元アイドル歌手だけあります。実は戸田版の「アムロ永遠に」があるのですが、これが本当に良いんですよ。
「砂の十字架」は曲を谷村新司、歌をやしきたかじんという、ぶっ飛んだ企画だったので(笑)、当時度肝を抜かれました。やしきたかじんを知ってる人なんて当時殆ど居なかった筈です。何故かあたしは知ってたのですが。この曲は結構大学時代の仲間内でカラオケで誰かが必ず歌う定番の曲になってます。
「水の星へ愛をこめて」は森口博子のデビュー曲で、良い歌なんですが、一時期本人はアニメの主題歌と言う事にコンプレックスがあったらしく、隠していたという曰く付きの曲です。まぁ、気持ちは判らなくも無いですが、これが一部のガンダムファンと森口ファンに不評でもありました。
あ、しまった。これだけ書くのだったら、あたしのブログのネタにすればよかった(爆)。
名曲ですね「哀戦士」。
ジャプロー降下作戦の際,バックに流れるのが何とも言えません。
実は,歌が終了してからの後奏がお気に入りです。
ピアノにストリングスがすっと自然に絡んだと思いきや絶妙な転調。
あれは奇跡に近い美しさです。
あれ程効果的で美しい転調は,マニアをかますとベルギーの作曲家セザール・フランクのヴァイオリンソナタ以外知りません・・・。
編曲も井上自身ですので,如何に非凡な才能をもっていたかが分かるというものです。
そうそう井荻麟のことを書こうとしてすっかり忘れていました。
あの歌詞は「キャラ殺し」の富野の面目躍如と言ったところだと思います。
ソノラマ文庫から出ていた「ガンダム」のノベルズなんかアニメ版を知ってから読むと愕然としましたから・・・。
戸田恵子さんの美声は確かにツボですね。
戸田版の「アムロ永遠に」の存在は知っていましたが,実際に聴いたことはありません。
森口博子の曲も良いです。
勿論「砂の十字架」も。
基本的にはオムニバスなんでしょうけど,このアルバムは極めて完成度が高いと言うべきでしょう。
先日カラオケで「シャアが来る」と「めぐりあい」を歌った同僚が居ましたが,私も「哀戦士」で退行したいと思います(笑)。
でもキーが高いんだな・・・(♭♭♭・・・爆)
多分IIとIIIもお持ちでしょうから,ぜひエントリしてください・・・。
何故か職場では,ギャルゲーマニアやアニオタと思われているようで・・・。
「一緒にすんな」
と声を大にして抗議中です。
◎問題
以下の台詞は,いつ誰が言ったでしょう。
1.「坊やだからさ」
2.「取り返しのつかないことをしてしまった・・」
3.「ガンダムちゃん,しっかり面倒みてよ」
2ララーに対してアムロが言ったセリフ。
3何となくカイシデンっぽい気がしますが、記憶が出てきません。
昔の駅前の○ンドーチェーンの屋上に、実は、アムロが来ていて(本物)キシリア様とのからみや、ララーやセイラさんとのやりとりを実演していたような気がします。実はアムロはキシリアさんと夫婦だったよねって。(声優として)
簡単すぎたようですね。
次からレベル上げます(笑)。
3.はソロモン攻略戦後,ドズルの操縦する機動ビグザムに対してコアファイターで体当たりする直前にスレッガー・ロウが言った台詞でございます。
残念ながらカイではございません。
しかし,生でアムロ,というか星飛雄馬を見たなんて羨ましい限りです・・・。
犯人がわからないと言う意味ではコナン君は何回も楽しんでおります。コロンボも!
脳を鍛えたいと思います。
ルーカスもスピルバーグも,ついでにジョン・ウィリアムスも80年代までに全ての神通力を使い果たしてしまったようです。
「ハリーポッター」シリーズなんて私は絶対認めません(と言いつつ見たけど)。
○問題
1.「ホバー・クラフトは無理です!!」
誰が誰に対して,どこで言ったでしょう。
2.シャアがテキサスコロニー攻防戦で乗ったモビルスーツは?
(ヒント:「ギャン」ではないっす)
3.ジオン公国軍のモビルアーマーを3つ挙げよ。
(これは簡単でしょう。5つとなるときついかも・・・)
1.
ジャブロー降下作戦で,シャアのズゴックに至近距離からミサイル攻撃しようとしたウッディ大尉にアムロが叫んだ言葉。
2.
確か赤い「ゲルググ」です。
3.
「ビグザム」,「ザクレロ」,「アッザム」,「ビグロ」等々・・・。