koshiのお部屋2

万年三歳児koshiの駄文のコーナーです。

機動戦士ガンダム:逆襲のシャア

2008年06月25日 22時39分37秒 | 機動戦士ガンダム

多分見たのは3度目と思います。
気に入っている,というのではなく,前2度がガン萌えしたばかりの時期に,1stの続きかと思って見たところ,さっぱり訳が分からず半分居眠りして見たので,Z(ゼータ)を見て,1年戦争やクリプス戦役についての知識を得た今,改めて見ました。


内容は,私が駄弁を弄すまでもなく,こちらをご覧いただければよいのですが,時期的に1988年の作品ですから,Z及びZZの後になり,作品の時系列的にも合致します。
そして何よりもZのクオリティの高い画風が十二分に生かされており,その意味でも劇場版ガンダムの中でも秀逸な作品と思います。
Zでは,連邦軍内部の腐敗が複雑極まりない組織的対立を生み,難解な内容となっていたのですが,本作は連邦軍の外郭新興部隊であるロンド・ベル隊のモビルスーツ部隊長として,ブライトが艦長を務める旗艦ラー・カイラムのアムロと,ネオ・ジオンの総帥であるシャアとの最終決着が本作のテーマで,実に明快な内容となっています。


地上から宇宙を支配しようとする人類の堕落を憂い,5thルナやアクシズといった小惑星を地球に落下させることで地球寒冷化を目論むシャアと,人類の可能性を信じるアムロは決して相容れることが無く,本作では2度のMSによる直接対決(含舌戦)とコロニー「ロン・デニオン」での殴り合い(!)が描かれます。
「だったら,愚民どもに今すぐ英知を授けてみろ」
「貴様を殺ってから,そうさせてもらう」
といったやりとりに,ついついにやりとさせられますし,MSの構造がZ程複雑ではなく,(飛行形態からの変形-「マクロス」の影響??-は違和感を感じますが),最後のアクシズでの一騎打ち(サザビーvsνガンダム)を除いてビームライフルの撃ち合い,という戦闘の簡素化も分かり易い内容に一役買ったと思われます。
ま,ロリコン強化人間ギュネイ・ガスとか,Zのカツ同様お莫迦な役回りのハサウェイ・ノアとか,とんでもない奴等が出てきて引っかき回したり,総帥のシャアが最前線に出撃したりと,突っ込みどころはあるでしょうが,面白かったので良しとします。
ネタバレは敢えてしませんが,ラストは思わず熱いものが込み上げてくるのを禁じ得ませんでした・・・。


曲は,三枝成章。
Zと同様,極めてアコースティックでシンフォニックなスコアで,聴き映えがしました。今度,サウンドトラックを探してみることにします。
また,続きに相当する「閃光のハサウェイ」についても,機会を見て触れてみたいと思います・・・。


           (う~ん,俄ガンオタなので,話題が続かない・・・遁走・・・)


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