koshiのお部屋2

万年三歳児koshiの駄文のコーナーです。

萌えない私・・・

2008年06月26日 23時13分41秒 | 日々のこと,その他・画像等・・・

実は,ガンプラを作ったことがない。
随分前に,1/144のガンキャノンを成り行きから組みかけたことがあったが,それっきりである。
押し入れには何故かリ・ガズィが封を切らずに入っているが,その他のスケール物のデッドストックが50以上有るので,いつ組むことになるか分からない。
・・・というのは,昨日のエントリのように,ガン萌えしているようでいて,実はさほどでもない自分がいる・・・。


例えば,最近見た「逆襲のシャア」でいうと,ネオ・ジオンを率いるシャアと地球連邦政府のアデナウアー・バラヤが,ロン・デニオンで密約を交わした後,SUVに乗るアムロと騎乗のシャアが遭遇し殴り合いになり,クェス・バラヤとシャアがギュネイ・ガスの操縦するRMS-116Hホビー・ハイザックに収容されるシーン。
トリコロールカラーのハイザックが極めて精緻且つメカニカルに描かれ,きっとMS好きには多分たまらない場面なのだろう。
或いは,「0080:ポケットの中の戦争」において,ジオンのサイクロプス隊がサイド6に極秘のうちに搬入して組み立てたMS-18ケンプファーが街中を滑るように滑空するシーン。
贅肉を落とすように,装甲を犠牲にしても軽量化を図って機動性を重視したケンプファーを見て格好良いと思うものの,どうしてもあれを作りたい・・・という制作意欲には結びつかない・・・。


3日前に見たF1フランスGP。
レース開始直前,トリコロールカラーのスモークを噴射しながらシェブロンを組んで低空進入するバトロイユ・ド・フランセのジャギュア戦闘機の勇姿に痺れる。
また,レース終了後,車検と体重測定,そしてポディウムでのシャンパンファイトを前に,パルクフェルメに停まったヤルノ・トゥルーリの駆ったTOYOTA TF108には何とも言えぬ格好良さと美しさを感じる。
さらに,映画「ライトスタッフ」(83)終盤,デニス・クエイドが演じる孤高のテストパイロット,チャック・イェガーの駆るF104G戦闘機のジュラルミン塗装の銀翼の輝きに血が騒ぐ。
そして,同じく映画「トラトラトラ!」(70)の中盤,空母赤城(艦橋の位置が違うが)の甲板から暁暗の蒼空へ次々に離陸していく艦爆や艦攻,そしてT26改造の偽零戦に対しても,不謹慎の誹りを覚悟の上で血が滾るのを止めることは出来ない・・・。


この違いは何なのだろう・・・。
1つは実物と架空の相違,ということも言えるだろう。
リアルな存在感を持って迫る現存するものと,仮想空間でのフィクションとの比較自体に無理があるかも知れないし・・・。
後は,きっと私がガン系に填るには年を食いすぎていたのかもしれない。
例えば,10代前半~中盤にかけて1stなりZ(ゼータ)なりを見ていたら,もしかするとガンモデラーになっていたような気もする。
つまりスケール物に走る代わりにガンプラに填っていったであろうことが容易に予想されるのだ・・・。


だから,今の私は萌えない。
きっとこれからもガン萌えすることは余りないだろうが,きつと映像作品は見ることになるだろう。
未解決な部分を数多く残したままの「00」の続編が楽しみであると共に,現実兵器の仮想空間でのバトルとも言うべきアニメ映画「エリア88」劇場版(85)を,今見てみたらどうなるのだろう・・・。
今度久々にDVD借りて見てみようか・・・。


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