連日の食玩攻勢です。
もう止まりません・・・(笑)。
昨日は,上の子を試合会場まで送って,帰途にガンプラ三割引の模型店に寄って1年ぶりでガンプラを1体仕上げるつもりだったのですが,雨で試合中止。
予定していた庭仕事も出来ず,お籠もりを余儀なくされた結果,3袋残っていた中古の食玩に手を出しました。
ところが,これがまたひどい出来で,元々精細極まりない筋彫りが施されているのに,吹きつけ塗装が極めて厚塗りで,墨入れペンが弾かれました。
おまけに塗りむらや汚れもあり,シンナーやアルコールで拭く羽目に。
仕方ないので,必要最低限の筋彫りをPカッターで彫り直して補修塗装も行ったところ仕上がりが遅れ,数時間を要しました。
その割に見栄えがしない,というか所詮私の製作スキルはその程度というか,所詮食玩というか・・・。
ま,コレクションの一部にはなりましたので,良いかと・・・。
・・・ということで昨日も組んでしまいました。
ノースロップF5EタイガーII。
スイス空軍のアクロバットチームであるバトルイユ・スイス1番機です。
米国が旧西側諸国への輸出用に開発した生産性に長けたベストセラー機であることは,以前述べましたが,スイス空軍では長いこと主力戦闘機として活躍したのみならず,80年代からは曲技チームでも使われています。
以前述べたとおり,スイスは永世中立を標榜している平和の象徴のような国ですが,その永世中立は,国民皆兵という厳しい徴兵制によって維持されていることは意外に知られていません(だから我が国も軍備を捨てて永世中立国になればよい,などという短絡論は成り立たない訳です)。
故に,空軍のパイロットもパートタイム軍人であることも述べましたし,それにも関わらずスイス空軍は精強であることも同様です。
しかし,その中にあって,このバトルイユ・スイスは数少ない職業軍人であり,リアルタイムパイロットなのだそうです。
で,しかも普段は主力戦闘機であるF/A18Cを操縦しており,エアショーでアクロをする際にF5に乗り換えるそうです。
エアショーの会場はアルプス山中の標高2,300mに位置するのだそうで,観客は2時間かけて山登りをして会場入りするとも言われています・・・。
個人的にはかつて,スイスを訪れたことは1度だけあります。
ロンドンでのトランジットの後,チューリッヒ国際空港へ降り立つという極めて効率の悪い入り方でした(ウィーンでのトランジット予定が,墺空の予約が取れなかった為)。
チューリッヒからルツェルン近郊を見て回り,標高4,000Mの氷河まで行きましたが,とにかく山がちで地形が狭隘なのはすぐ分かりました(故に風景は抜群に美しいのですが)。そうした地形を飛ぶのに,F5のような旋回性能に優れた軽戦闘機は最適でしょうし,パイロットの技倆も自ずと高まるのでしょう・・・。
・・・ということで,2機目のF5Eがロールアウトです。
上述の通り,満足のいく出来でも仕上がりでもありませんが,以前から好きなF5シリーズなので,公開します・・・。
赤白のナショナルカラーは,我が国やオーストリアと同様で,何となく親近感が湧きます。実はイタリア製1/72のF5Eを30年近く死蔵していますが,どうするか迷っています。
青と白に塗り分けて,尾翼にユニコーンのエンブレム描き込むか(この根多分かる方はどれぐらいいらっしゃるのでしょう・・・),まっとうにスイス空軍か,はたまた米空軍のアグレッサー仕様にするか・・・。
尖鋭なフォルム。贅肉を落とした設計の賜物だ・・・。
赤白のナショナルカラーはTOYOTA F1を思わせる。
まだらな墨入れ・・・。今回は光沢でコートしてみた・・・。前作のロービジ塗装機と。こうも印象が違うか・・・。旧西側諸国の米軍機は味がある・・・。
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