怒濤の食玩攻勢が続きます。
30年来行っている模型店で投げ売りしている中古の食玩を200円前後で買い叩いてきて,部分+補修塗装(ゲート部分とかパーティングラインを削った後)と墨入れをして,デカールを貼った後,クリアをオーバーコートして仕上げるというものです。
スケールものを仕上げるには,膨大な時間とソフトウェア(塗料とか工具等)と製作・塗装スキルが必要とされるのですが,簡易キットや食玩だとその辺りの敷居の高さはかなり軽減されます。
さらに,昨日模型店のご主人と話したのですが,この手のキットは制作年も新しく,手を入れればそこそこ見られるものになること,スケールが1/144なので完成後も場所を取らないこと(単純に考えると1/72の1/4で済む),さらに数を集めて並べて悦に入るには持って来いであること,ついでに1/150スケールの鉄道模型(Nゲージ)とほぼ同寸であること(電車と戦闘機という組み合わせは無いか・・・)等,多くのメリットがあるという結論に達しました。
・・・ということで,本日の一作はF105Dサンダーチーフです。
前回紹介した複座型であるF型ではなく単座となります。
対地攻撃任務に従事したF105がヴェトナムで消耗していったことは,以前も述べたとおりですが,今回は迷彩(ヴェトナム・トライスキーム)ではなくジュラルミン無塗装になります。
筋彫りも精細で墨入れもはかどりましたが,致命的なデメリットを発見。
キャノピー前後の反射よけに塗られたオリーブドラブの輪郭がかなりぬるいのは目をつぶるとしても(補修する気力無し),胴体後部の国籍マークが突起物にかかるため,そのまま貼れないことが分かりました。
デカールを印刷する際に,突起物を想定してマークを予め分割した状態にしておかなくてはならないのですが,そんな配慮は全くなし。
仕方なく所定の位置より前に貼ることに。
つまり完全に本物通りではないことに・・・。
如何に食玩とは云え,プラモデルであることに変わりはありませんので,その辺りは配慮が必要と思います。
また,この種の常として機首が軽く,前輪が浮いて尻餅をつきます。
仕方なくスタンドに載せて保存していますが,機首におもりを入れるべきでした・・・。
・・・ということで,満足のいく仕上がりとはなりませんでしたが,上記の通り並べて飾って悦に入るには良いかと・・・。
GWにはガンプラを一作・・・と思って,今日上の子を試合会場まで送った帰りに,ガンプラ3割引きの模型店に行こうと思ったのですが,雨で試合は中止。
お籠もりを余儀なくされて,別の一作を仕上げました・・・。
それもいずれ・・・。
背中の部分は,塗装の甘さと墨入れが重なって汚くなってしまった・・・。
背中だ・・・やはり,補修すべきだったか・・・複座の前作と。迷彩の方が存在感あり。
こんなふうにして飾るしかないか・・・。
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