タイトル通りで企業からの求人は中途半端な大学より多い、選ばなければ就職に困る事は無い。
でもそれは工場などの現場勤務の話。
高専設立の元目的が即戦力の労働者を求めたもののようで、スーツを着ての本社勤務は望まない方が良い。(勿論例外もある)
となると「やはり大卒かー」で編入の為に在学中に頑張って、大卒の肩書が要る事になる。
だからと大卒だからと大企業のエリートコースが約束がされている訳もなく、事実バブルやリーマンショック後の不景気時には旧帝大卒でさえ苦労した。
モノは考えようで就職先が確りしていれば、収入が安定していれば現場勤務でも良いではないだろうか。
今は労働環境も改善されていて、国も高専卒の給与を大卒並みにと働きかけている。
高専には大企業からの誘いも確実に来る。
5年を終えて大企業へ就職する者が居るのは、自分が納得できる条件だからなのだろう。
これからは長男事で恐縮。
編入で大学に進んだけれどリーマン後の不景気で就職には苦労した。
名の知れた会社からの内定は貰えずの時、知人の伝手で中小企業に入れて貰った。
入社当時は「辞めたい」と口にする知名度無い会社でも、今は全く言わない。
それは程々の年収が有るからで、あの外資系ネット流通大手に勤める同期からの「うちに来ないか」誘いも蹴った。
ある求人情報転職サイトのデータでは、長男同年の男性平均年収は510万円となっている。
現に700~800万円の年収が有れば、転職する気にはなれないのだろう。
確りした会社(100年超企業)なら、大企業でなくてもそれなりの収入は得られると言う事だ。
国家公務員の課長職知人が「大卒でも使えないの一杯居ますよ」と口にする。
要は実力次第で、高専卒とか大卒とかは関係ないのだろう。
追記
長男はプラントエンジニアとして作業着姿で現場を仕切り、スーツ姿で九州から北海道まで飛び回っている。
「マイルが貯まってしょうがないよ」と口にしながら。
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