「 もうこれ以上約分できない形になっている分数がある。その分数の分子と分母の和は150である。この分数を小数になおし、少数第2位を四捨五入すると0.7となった。この分数を求めよ。」 1998
少数第2位を四捨五入すると0.7となったということは、0.65以上、0.74以下ということであろう。
65/100以上で、74/100以下の分数な。
① 65/100は、13/20。分母と分子を足して150になるには、
分母は、150かける20/33で、1000/11。つまり、90と10/11。
② 74/100は、37/50。分母と分子を足して150になるには、
分母は、150かける50/87で、7500/87。つまり、86と18/87。
①と②より、分母は86以上90以下の整数となろう。
86の場合は、分子は64となり、64/86(32/43)。
87の場合は、分子は63となり、63/87(21/29)。
88の場合は、分子は62となり、62/88(31/44)。
89の場合は、分子は61となり、61/89。
90の場合は、分子は60となり、60/90(2/3)。
もうこれ以上約分できない形になっている分数は、61/89(答え)。
ちなみに、61わる89は、0.685・・・。当然のことながら、条件に収まりました。
ドヤッ!まぁまぁ難しかったやろ。灘では、ウォーミングアップの小問ちゃうかな。
おはよう
このニャダ問を真夜中に解きながら寝落ちしては、これを考えている夢を見ました。ちょっと失礼だけど、たいてい、寝ころびながら足組んでノートPCに向かいながら、猫と考えることのできる問題を選んでいます。