アマゾンで注文していたX68000 Zのコンプリートパックが到着したので、開封。
X68000はSHARPが1987年に発売したPC。
競合のPCをはるかに上回るスペックで、パーソナルワークステーションと呼ばれた。
東京の自宅にも最終型のX68030があるが、もう20年以上寝かせてあるので状態は不明。
起動しても、5インチフロッピーはカビ生えて使えなくなってる可能性が。
そんな折、X68000を復活させるプロジェクトがあると知り、購入してみた。
X68000 Zは、エミュレーターによってX68000の動作を再現したものだが、バイナリーレベルでの互換性があるので、過去のソフト類も動かせそうだ。
テーブルの上に乗っているのが、コンプリートパック一式。
本体。
比較が難しいが、本物の半分以下のサイズだろうか。
5インチフロッピーのスロットにはSDカードが入るようになっている。
背面。
USBのType-Cが電源、Type-Aにキーボードやマウスを繋ぐ。
映像出力はHDMI、一番上の端子はシリアル入出力になっている。
これがスターターパックで、TVなどに繋げば一応これだけで付属のゲームなどは遊べるようになっている。
付属ゲームはKONAMIのGRADIUSで、これは本物のX68000にもデモ用に付属していた。
コンプリートパックには、キーボード、マウス、5インチディスプレイが付属。
ディスプレイは本物の15インチCRTをそのまま1/3サイズにしたもの。
画面はLCDだが、曲面パネルを付けてそれらしいデザインになっている。
マウスは本物と同じ、トラックボール切り替え式。
尤も、マウスの方は光学式なので、そこはブラッシュアップされている。
スクロールホイールも当時は無かったが、現在のPC環境用に追加されている。
OSはHuman68k。
最初期のOSはこれだったね。
68030時代にはSX-Windowを使っていたが。
GRADIUS起動。
懐かしいな。
暫くはこれと付属のソフトで遊べそうだが、そのうち自宅の押し入れにある過去の資産も使えるようにしようかな。