今日は松本まで帰る予定。
しかし、ETCカードが使えないので、なるべく下道で、かつ渋滞に嵌りにくいルートで行きたい。
峠と田舎道大好き侍としては、岐阜から福井に抜ける冠山峠道路などに行ってみようか。
永らく林道経由でしか繋がっていなかった不通国道R417が、どのように変わっているのか楽しみだ。
ちなみに国道は、東隣にR157温水峠もあるが、「危険落ちたら死ぬ!」の看板で最凶酷道として名高い。
そっちにはあまり行きたくないなあ。

まずはホテルのブレックファースト。
サラダとパン、スープがメインで、ヨーグルトやドリンクなどが付く簡単なものだ。

宿を出発。
県道2号さざなみ街道を北上し、道の駅 近江母の郷で休憩というか写真撮影。

琵琶湖は快晴。
しかしこの後、大雑把に越前大野目指して設定したグーグル先生のルート設定が間違っていたことが発覚。
R303で岐阜方面へ行くところを、R365で福井方面へ直進してしまった。
しばらく行くと北陸道と並走し、雨が降ってきたので、ルート間違いに気づいて引き返す羽目に。
北陸の海沿いはやはり台風の影響か、雨予報なのは事前に確認済みだ。

長浜まで引き返してR303に入るのが本来のルートだが、グーグル先生が再設定したのは余湖から県道284号でショートカットするルート。
途中もえらく狭い道だったが、中でも杉本隧道は狭くて長かった。
対向車来たら引き返せねえぞこの狭さ。

トンネルを潜って少し行くとR303に突き当たり、そこからは良い道を快走。
道の駅 夜叉ヶ池の里・さかうちで休憩。
ここで状況確認し、R417冠山峠道路を行くか、このままR303で岐阜方面に行くかを決めるつもりだった。
まあ天気も良さそうなので、当初の計画通りR417で福井方面を目指すことに。
逆に、岐阜方面は暑すぎてヤバいかもしれん。
狭い林道でしか通じていなかった冠山峠は、4.8kmの長大トンネルで貫かれて、立派な道になっている。
前後のアクセス道路も、大型トラックでもすいすい通れる、予想外に良い道で驚いた。

福井側にあるかずら橋まで下ってきた。
ここは以前の鯖江ツアーの際、岐阜方面が通行止めで引き返した場所だ。
このすぐ先にも、道のオアシス フォーシーズンテラスというでかい施設が新規オープンしていて、この道に対する期待の大きさが窺える。

R476経由でR158に入り、道の駅 越前おおの 荒島の郷で昼食にする。
ここも建設中の中部縦貫道に併せて作られた、比較的新しい施設だ。
車中泊用のRVパークなども併設され、力が入っている。

フードコートで食事を注文。

福井名物、ソースカツ丼。
見た目は有名なヨーロッパ軒ともちょっと違うが、まあまあ美味い。

食後のコーヒーを飲みつつ、ルートを再設定。
中部縦貫道は九頭竜湖まで延伸されているようだ。
そこからは、R158を辿り松本まで至る、いつものルートで。

九頭竜湖から油坂峠、ひるがの高原を越えて、道の駅 桜の郷 荘川で休憩。

高山市街を迂回し、平湯経由で安房峠を越えて松本まで、ガソリンの残りを気にしつつ、一気に帰ってきた。
本日は370km程走行。
なかなか疲れたが、前回行けなかった多賀大社や彦根城、冠山峠道路などのリベンジが出来て良かったかな。