
四万十市の夜明け。
一昨日昨日と、予想外に時間がかかって、寒い夜間走行を強いられたのだが、今日は松山辺りで泊まるつもり。
そんなに距離も走らないので、まあ今日こそはゆっくりできるだろう。多分。

宿の朝飯を。
まあ安宿なので豪華ではないが、土佐清水産の焼き鯖が付いてるのはGJ。うめぇ。

食後、まだ寒い中を張り切って出発。
四万十川といえば沈下橋でしょ、というわけで、佐田の沈下橋に到着。
最下流にあって最長の沈下橋だが、幅は結構狭く1車線しかないよ。

途中、若干広くなっているが、ここで車がすれ違えるのだろうか。
欄干がないのでおっかないよなあ。
実際、バイクを停めて降りるときは、半分川に乗り出すような格好で、下は結構速い流れ。
落ちそうでちょっと怖かった。

渡り終えて全景。
この橋がちょくちょく水没するというのは、にわかには信じがたいけどね。

四万十川に沿って、下流へ。
ここからは国道321号で、四国最南端、足摺岬を目指す。

途中、土佐清水の漁港。
ここから中央のルートを行かず、西回りの中浜経由ルートへ。
途中めちゃ狭く、その割に路線バスが普通に突っ込んでくるので、ちょっと焦った。

やっと足摺岬に到着。

ジョン万次郎の像が建つ。
万次郎は、土佐清水中浜の出身。
高知には、日本の開国に関わった人物が多数いますね。

足摺岬展望台からの、灯台の眺め。
ついに来ました、四国最南端。
NHKの台風中継では、ほぼ毎回と言っていい勢いで出てくる、台風銀座の一丁目。
しかし、晴天の時の眺めというのは、あまり放送されないかも。

隣の天狗岩からの眺めが良いというので行ってみる。
しかし、海風の所為か、立木が斜めに生えて大変なことになっているな。

天狗岩から。
いい景色。

今度は灯台方向へ。
足摺岬には七不思議(小学校かよ)があるらしく、その一つ、地獄穴とな。

この穴にお金を入れると、チャリンチャリンと深くまで落ちていく音が聞こえるとか。
ケチって一円玉を入れたが、良く音が聞こえなかったよ。
とはいえ、他には百円玉しか持ち合わせが無く、勿体ないのでそれ以上は止めておいた。

足摺岬灯台着。中には入れないのね。
この近くにも、弘法大師が鳥居を建てようとしたが、天邪鬼に騙されて建てられなかったという跡地とか、色々な七不思議が。

駐車場に戻り、四国八十八ヶ所の一つ、三十八番札所、金剛福寺へ。
目の前にあるので、折角だし一か所位行っとこうかと。

歴史の有りそうな山門。

境内もリッチな雰囲気。
お遍路さんもかなり来ていて、賑わってましたよ。

土佐清水市までは、中央のルート、足摺スカイラインで戻る。
元有料道路だけあり、結構良いワインディングロードでした。
そこから国道321号を、今度は松山方面に北上。
途中の宿毛の道の駅で昼食にする事に。

お好み焼きの店も捨てがたいのだが、うに丼ののぼりに魅かれて、活魚勝丸さんへ。

店内にはでかい生簀が。

小さい猫も居るニャー。

生簀にはでかいウニやら何やら。
やはり、うに丼だろここは。

そんなわけで、うに丼うめぇ。
やはり海産物は海沿いに(ry

食後、国道56号を北上。
この辺は高速も通ってないので、ひたすらトロトロと。
眠くなってきたところで、津島の道の駅へ。

ここからは高速道路の無料区間があるが、その前に足湯で休憩。
湯に浸かりながら、今日の宿を確保する。

今日は明るいうちに宿に入れたよ。
松山市駅から市電に乗り、道後温泉へ。

松山は坊ちゃんの舞台。
道後温泉駅には、坊っちゃん列車が展示してある。

道後温泉本館に到着。

重厚な造りがかっけぇ。
早速温泉に入るが、内部も歴史を感じさせ、特に浴槽に鎮座する湯釜がイイね。

温泉を出て、外のビアガーデンで湯上りに一杯。

伊予柑ハイボールも行ってみる。
うめぇ。

夜景も絵になるね。

松山市駅まで戻り、駅前のお好み焼き屋、漱石へ。

ここのメニューは坊ちゃんの登場人物にちなんだもので、坊っちゃんはオーソドックスな豚玉、山嵐はガッツリ系牛肉入り、マドンナは女性向けっぽい魚介系、といった風。
そば入りモダン焼きを注文。モダンだからか「赤シャツ」ですな。

宿に戻って就寝。
明日は四国巡礼の最後、うどん県入りの予定。