Fare un brutto sogno

大切なのはバランス
無理をしたときの揺り戻しが一番怖い

腕時計

2005年02月03日 10時48分43秒 | 1.心の叫び
時計を忘れた。
おかげで時間に縛られない生活ができる・・・なんてことがあるはずない。
鞄の中を探ると、予備の腕時計が出てきた。
予備の時計を持ち歩いている理由は単純。
この腕時計が自動巻きだから。

棚の中に仕舞い込み、針の止まった時計はどこかもの悲しい。
以前、腕時計を集めたことがあった。
一日ひとつ、3週間はもつ個数になった。
しかし、数年たったある日、彼らは次々と止まり始めた。
スキューバダイビングをやる私の時計はどれもン百気圧防水。電池交換も長期お泊りコース。
やがてね、メンテ仕切れなくなって来た。
そして動かなくなった時計達となってしまった。

結局、幾つかの気に入った奴ら以外は使わなくなる。
「コレクター」
集めることを趣味とすることは、実はモノを殺すことだね。
デッドストックとは良く言ったものだ。

働く為に生まれて来たモノは、働いてこそ輝く。
物であれ、人であれ。

腕時計だが、「他人に頼る必要のない奴」が実は「すぐれ物」だと気付く。
ゼンマイ仕掛けの手巻時計
自動巻き
エコドライブ
部品が壊れない限り、半永久的に働いてくれる奴。

気に入った時計にネジを巻いてやる。
これが1番だと気付かされた。

つまりね
集めた数を競うのは、愛の無い証拠なんだ。

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『色』と『酒』にご用心

2005年02月02日 22時24分59秒 | 1.心の叫び
『色』と『酒』に溺れると災いが増えます。

色と酒・・・。

昔むかし、溺れたことがあったっけなぁ~。(笑)

ただね、最近、『酒』は、ご指摘の通り、本当に良くないと思う。
枕元に置いた泡盛の瓶。
毎晩、一晩で半分はなくなっている。
まるで水代わりに飲んでいる。

お酒って、お酒の飲み方がある。
楽しく酒宴
お酒の席を楽しむ飲み方ね。

そうではない、『水代わり』の飲み方は
アルコール中毒の一歩手前ですわ。
江ノ島の弁天様が、おみくじを使って言わんとした事は
多分、この寝酒のことね。
もうヤメなさい!! ってことなのね。

で、もう一つの『色』は・・・・。
今の私に「色恋沙汰」があるとも思えない。
「もう、女性に関わることはやめなさい」
ってことでしょうか?
「関わる」⇒「追いかける」

いやいや、そのようなことは・・・。


しかし、大吉おみくじで、
こんな厳しいこと(?)を言われるとは。


因みに、江ノ島の弁財天様って、ものすご~く、色っぽい人だって知ってる?
一度見てみるといい。
有料だけどね。

いろっぺぇ。←色?

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嘘は必要ない

2005年02月01日 22時06分09秒 | 1.心の叫び

今年は友達と一緒に
海へ行く約束だから
お前も好きな所へ
友達と行きなよって

『嘘』
ついてる
目付き位判るけど
でもそれを言っても
時は止まらない

海辺の崖から
吹上げる風に紛れて
愛を語る名所なのね
貴方が友達と行く場所は

夏が終って届けられる
夏土産届けられる
貴方と同じ場所からの
貝殻と
恋人達の写真

仲間と騒いで来たんだと
嘘はまだ優しさなのね
カメラを忘れて行って
何も撮れなかったって

『嘘』
届いた私の友達からの
この写真の隅に
偶然写る二人

そうだと思っていたけれど
聞かないように
知らないふりして来たのは
私まだ貴方が好きだから

夏が終って届けられる
夏土産届けられる
貴方と同じ場所からの
貝殻と
恋人達の写真



題名は忘れた。
確か、中島のみゆきさんの歌だったと思う。
凄~く辛い歌だよね~って、思った。
そこまでコケにされても
結果が判りきってても

「わたし、まだ、あなたが好きだから」

って言葉だけで自分自身を何とか支えてる。
この言葉の部分に、
凄~く気持ちがこもった歌い方だったと記憶してます。

私としては、そこよりも

「この写真のすみに偶然写る二人」

に波長が合ってしまった。

脊髄反射で『嘘』をついてしまう人、いるよね。
嘘を取り繕うために嘘を重ねて。

でも、冷静な目で見てる私は

「そこまで嘘を重ねなくても」
「たった一言、本当のことを言ってくれるだけで」
「キミの味方になれるのに・・・」

と、思わずにいられない。
嫌いになりたくないんだ。
私への嘘は
必要ない。

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大吉ラッシュ

2005年01月30日 23時46分10秒 | 1.心の叫び
腰越で墓参りを済ませた後、江ノ島神社で厄払いをした。

いつものように本殿の中で神主さんに鈴やら何やらを振って貰い、払いの祝詞をあげてもらう。
榊を奉納し、太鼓に合わせて退場。
で、いつも通り、おみくじを引く。

今年も『大吉』、しかも『1番』だった。

いつもの事だが、私のおみくじは大吉か凶ばかり。
だからずっと、大吉や凶は数が多く入っているのだと思っていた。
更に、息子は三ヶ所で3回引いた。

三つとも『大吉』だった。
さすがに有得ないだろ、普通。

こいつも『大吉』⇔『凶』人生のようだ。


因みに、引いたおみくじの内容は以下の通り。

○運勢:『大吉』
○第1番
○天の助けによって災難は消えます。正しい行いをし、貧者を助ければ更に良くなりますが色と酒に溺れると災いが増えます。
○願事:望みのままになります。しかし、油断してはいけません・
○待人:来ます。
○失物:遅くなりますが、出るでしょう。
○旅行:よいでしょう。盗難に注意することです。
○商売:買うのがよろしいでしょう。
○学問:安心して勉強することです。
○方向:東の方はだいたいよろしいでしょう。
○争事:勝つけれども人に任せるのが良いです。
○求人:思いがけなく良い人が来るでしょう。
○転居:支障はありません。
○お産:安産ですが、後を注意して下さい。
○病気:治療に全力を傾けなさい。必ず治ります。
○縁談:思ったようになるが、あまり身勝手な事をすると破れることがあります。
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惚れた

2005年01月24日 02時26分17秒 | 1.心の叫び
トップに昇格した大槻から、横断幕の作成を頼まれた。
ベンチ入りしたら、お願いしますって。

やらせてくれ、俺に。
俺らがJリーガーの誕生だ。
当然、俺らで作ったる。(笑)

頑張れ、絶対勝て。
他のFWに負けるナ、大槻。


最近、ごくせんにはまってる。
仲間由紀江がイイ味だしてる。
国仲涼子といい勝負だ。

一回、実物に会ってみたいね。(爆)

出待ちしてみるか。
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桜の木の下で

2005年01月08日 23時40分50秒 | 1.心の叫び

『あゆみ』
パパがどうして
お前に歩(あゆみ)と
いう名をつけたのか判るかい
お前の青春を
お前の人生を
一歩一歩
歩いて行って欲しいから

決して走っては
いけない
必ず必ず
息が切れるから

明るい一筋の
光を目指して
後ろを振り返るな
歩き続けるんだ

パパはお前を愛している
ずっと近くに居たかった

パパはお前に感謝している
たった一つの希望だから



私が通っていた中学校から渋谷の同じ高校へ進学したのは3人しかいなかった。
その中の一人が「あゆみ」だった。
あゆみは、中学は体操部
高校では新体操部だったかな。
更に夜は極真会館に通っていた。
体操で鍛えた身体は空手に向いていたね。
当時としては珍しく女子部の黒帯を取得した。

当時の極真年鑑には、全日本選手権に出場する選手のゼッケンを縫い付けるあゆみの姿が掲載されていた。
極真会館って、全日本大会や世界大会の運営は、本部道場生がやっていて、
色々な作業を行います。
私も前日から警備の配置確認や選手の案内確認をしてました。

彼女のお父さんが亡くなったのは中学生の時だったかな。
何て声を掛けたらいいか、見ていられなかったね。
お父さんが亡くなったことと
彼女が空手を始めたこと
確か、関係あったはず。

「そこにいることが当たり前で」
「お父さんって当たり前の存在」
「その当たり前の人が突然居なくなるという事」
「うまく消化できない」

そんなことを彼女は言っていた。

あの頃、彼女の家の前の芝生に
桜の苗木が植えられた。
10センチ程の長さ。

あの桜の木がね
先日久しぶりに見たとき
随分と大きくなっていた。


『あゆみ』という歌は、あの時の彼女の歌だった。
そう、お父さんを亡くした時
それから通学の電車の中で、二人でその時の事を話した時
その一つ一つの言葉が
そのまま歌詞になり、歌になっていった。


先日、とても大きくなった桜の木を見あげた時

「おい、久しぶりだね」

と、桜の木から声を掛けられたような気がした。
そして、25年間、忘れていたこの歌が
頭の中に響いて来た。


不思議だよね。


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パパに背いて

2005年01月06日 23時14分54秒 | 1.心の叫び

まだお前は若い
夢中になり過ぎて
愛が何だか判らないのだと
パパは言う

あの男に愛を
捧げる値打ちなど
ほんの欠けらも
見付けられないと
パパは言う

いいえ私
今度はパパに
背中向けて出て行くつもり

これがきっと
最初で最後

パパに背いてみるわ



先程、テレビで岩崎宏美を見た。
彼女の歌で最も印象に残っているのがこの歌。
たぶん、彼女と父親の関係が影響してるのだろう。
有名な厳しい父親だったからね。
他の歌以上に気持ちがこもってた。

パワーを感じる歌手が、やっと復活したね。

因みに、この歌、1977年のアルバムに入っていたようです。
28年前?
・・・・・ですね(笑)。


もう一つ、岩崎宏美が小学2年生の時に劇団で歌った歌があった。
『オルゴールの歌』だったかな?
歌詞が正確に思い出せないけど、
これが一番古いのかな。



快い二人のメロディ
窓を開け
そよ風吹けば

歌は夢を呼び虹を渡る
やさしく
やさしく
心に響く

オルゴール
オルゴール
二人の歌は

やさしく
やさしく
心に響く

いつまでも響け
二人のオルゴール
どこまでも響け
二人の歌を



ラジオで聞いて憶えたんだよね。
1975年頃だったのかな。私が小学生高学年の頃にはまった深夜放送で。
1回しか流れなかったんだけど、たまたま放送を録音していてね。
でも、岩崎宏美がこれをレコーディングした小学2年生の時って、私がまだ2歳の頃なんだけど・・・。
・・・古古。

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高校選手権

2005年01月03日 23時15分42秒 | 1.心の叫び
年末年始の恒例行事の一つに、高校選手権大会がある。
今年も3日に三ツ沢へ出かけた。
カードは、津工業×盛岡商業、広島観音×鵬翔。
かなり寒かったが、31日の大雪の中での試合よりはましだった。

5日の日、休める人は三ツ沢へ行くんだろうね。
国見、市船、鵬翔を三ツ沢の近さで見られるのは羨ましい。
今年の全出場校のフォーメーションを見ると、4バックが多く、しかも勝ち上がっています。鵬翔も私が見た試合では4バック。
一人でも多くの左サイドバックをJへ供給して欲しいです。


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30分間の再会

2005年01月02日 23時10分08秒 | 1.心の叫び
動いてる。
生きてる。
驚いたね。

仮退院許可がおりるほど回復してるとは思わなかったからね。
勿論、連絡なんかないし。

1メートル動くのに1分以上掛かっているが、動く母親を見たのは久しぶりだ。

声は聞けなかった。
何も話そうとはしないし、言葉を話せるのか判らない。

正月が明けると、また鉄格子に戻るらしい。

30分間の再会だった。
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元旦の恒例行事

2005年01月01日 23時28分34秒 | 1.心の叫び
年明けの恒例行事、天皇杯決勝の霞ケ丘詣で。

今年は大晦日に降った大雪が、グラウンドにもスタンドにも残っていた。
何でこんなに寒い思いしてまで10数年間も、この日、ここに通うのかね。
システムのリリースで大晦日徹夜、勤務明けのその足で駈け付けたこともあった。ミレニアム対応の時も大変だったけど、やっぱり直行した。

毎年、自分の応援するチームが勝ち上がると信じてチケットを買うのだが、別のチームでも試合を楽しんでしまう。
それに、栄冠を勝ち取ったチームが雛壇に立ち、杯を高々と掲げる場所に立ち会う高揚は何とも言えない。

天皇杯って、とても残酷なシステムでした。
天皇杯は負ければ終わり。
負ければその年のチームは解散してしまう。
つまり、どの試合もその選手の最後の試合になりかねないのです。

だから、サポーターはチームを追いかけ、必死にサポートするのです。
ところが、天皇杯の開催地は地方都市が多く、しかも勝か負けるかの一発勝負なので、移動の予約が大変です。
そうやってギリギリのところで追いかけ続け、最後に生き残った2チームだけが、元旦の国立を向かえることが出来るんです。

J1のFC東京に勝って、四国の鳴門へ遠征し、J2神奈川ダービーに敗れたこともありました。
王者磐田戦の予約を準備万端、直前に大学生に負けたこともあった。
今回はJ1広島に勝利し、四国松山へ遠征。G大阪に大量失点で叩きのめされた。
福島に行ったり、京都に行ったり、日本中を飛び回って。

いつも思います。
いつかは、この新しいチームで、元旦をファイナリストとして霞ヶ丘で迎えたいと。

判るかな?
この気持ち。
サポーターの気持ちがね。

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うれしくて

2004年12月24日 23時09分50秒 | 1.心の叫び
12月に入ってから、横浜を取り巻く環境の悪化に悩まされていました(泣)。

①ドイツW杯に向けて適任のリトバルスキー監督退団。
 日本で続けたいって・・・。
②主力&チーム得点王外国人マシューブーツの退団。
 本人はどんな条件でもいいから継続したいと言って泣いてた。
③クラブ事務所&練習場の土地の賃貸契約が突然破棄。
 地主が借金の形で日吉の土地(ミズノFP日吉)を売却するそうです。
 今、事務所の移転先を探してます。練習場は見つかりません。
 マリノスは凄いグラウンド&クラブハウス構想が発表されたのに、
 うちらはフットサルコートですら追い出される羽目に。
④クラブショップの閉鎖。
 フリエのショップと同じオーナーが同じ元町の場所で頑張っていたのだけど、
 6年前同様、2度目の元町ショップ閉鎖です。

激しく落ち込んだが、うちらに何が出来るか。


そんな中で、先程、連絡があった。
「トップ昇格の内定が出た」って。
横浜としてユースを立ち上げたのが3年前。
ずっと、公私ともに応援し、バックアップしてきましたが、初めての昇格者。
やっと、Fの昔のように『俺達の選手』『生え抜き選手』の誕生です。

無茶苦茶、嬉しい。

まだまだ、プロのスタートラインに立てるだけだし、
当然、甘くはないけどね。
でも、
「7点も取られてすみませんでした」って、私のところへ謝りに来たアイツが
来季はトップチームの一人として俺達の声を背負うのかと思うと
感慨無量です。

12年間、プロサッカーに色々な形で関わって来たけど
初めて、本当の意味で「俺らの子」と言える子がプロになります。

何ていうか、物凄く感動してますよ(涙)。

高校3年生の最終戦、Jユース杯予選、
警告累積でたった一人試合に出られなかった奴で
お母さんはショックで寝込んでた(同情)。
今は大喜びだろうね。


夢が叶う奴って
もの凄く
いい顔してるんだ。

凄く輝いてるんだよね。
伸びてる瞬間、瞬間
生き生きとしてるんだ。


サポーターって、やっぱりいい。

自分が力になったと思える瞬間がある限り
やめられません。


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元気?

2004年12月23日 23時25分32秒 | 1.心の叫び
元気になるよな。
その明るい声を聞くと。
明るいというか、のんびりというか(笑)。

「今日は、声が明るいね」

って、逆に私の方が指摘されたけど、余計なお世話だ(爆)。


「今のプロジェクトは3月に終わるから」

そうか。
今は佳境か。

「明日から年末まで大阪なの」

忙しそうだね。
でも、仕事が来るということはいいことだ。
頑張って下さいな。

実は私の所にも、大きな仕事が結構来てるんだ。
俺らがやった実績を聞き付けた仕事がね。

「一緒に出来ないかな?」
「ていうか、手伝ってくれないか?」
って話した。

だけど、3月まで空かないのか。
今度はね、前回の問題も踏まえて、うまく回せると思う。
具体的に動き出したら、また、声を掛けるよ。

ただ、私の方のもうひとつのプロジェクトにケリを付けないとね(笑)。
そっちが先か。

しかし、クリスマス前だというのに夜中の1時まで会社に残って仕事してるのもどうかと思うぞ(笑)。


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昇らぬティダはない3

2004年12月17日 23時59分02秒 | 1.心の叫び
(前日の続き)

ティダの子は、やっぱりティダだ。
今、どんな状態だって、誰もが、あいつはティダだって判ってるはずだよ。
ティダは明るくて、温かっくって、楽しくて、輝いて。
そして、生命を育んでくれる。
でも、どうしても沈んでしまうんだ。
「頑張って、ずっと青空の上で輝いてなさい」なんて、言っちゃいけないよ。

いいじゃない、沈んだって。
人から責められる様な生活だっていいじゃない。

たぶん、真剣に考えている友達やいろんな人から色々言われてるのだろう。
それも必要だろう。
だけど、それでも何も出来ない時があるんだ。
だから、私からは何も言いません。
私も当然、聖人君子ではないし、人に意見出来る資格もない。
「あんたに何が分かる?」
と言われればその通りだし。

でもね
人間なんて
いろんな事を抱えているから人間なんで
苦しいことも
嫌なことも
楽しいことも
寂しいことも
どれをとっても普通に誰もが抱えてることだよね。

それでも、進んで行くんだよね。
登って行くんだよね。


なぁ、ティダ

「あぁ、もうどうしよう」

って、嘆くティダ。
この世に昇らぬ太陽はないよ。
だから、じっとしてな。
それでいいよ。
見守ってくれている人が、きっといるよ。
必ず、輝きを取り戻せる日が来るから。


♪『道化師のソネット』
笑ってよキミのために
笑ってよボクのために

ボク達は小さな舟に
哀しみという荷物を積んで
時の流れを下って行く
舟びと達のようだね

キミのその小さな手には
持ちきれない程の哀しみを
せめて笑顔が救うのなら
ボクは道化師になれるよ

笑ってよキミのために
笑ってよボクのために
きっと誰もが同じ河の
ほとりを歩いている

ボク等は別々の山を
それぞれの高さ目指して
息もつがずに登って行く
山びと達のようだね

キミのその小さな腕に
支えきれない程の哀しみを
せめて笑顔が救うのなら
ボクは道化師になろう

笑ってよキミのために
笑ってよボクのために
いつか真実(ほんとう)に
笑いながら
話せる日が来るから

笑ってよキミのために
笑ってよボクのために

笑ってよキミのために
笑ってよ
ボクのために



この歌の頃(1980年)から、私の苦悩が始まった
というか、人とは異なる自分の異常な心に気付いた。
そりゃそうだ。
子供の頃から心を閉ざすしか生きる道は無かったんだから。

そして、道化師に出逢えるまで、10年以上もかかった。

道化師を演じてくれた粗末な部屋の主
彼女の前から消えて、更に10年が経った。
彼女に感謝の気持ちが伝えられなくて
そのままに。

それなら
私自身が、色んな人の道化師になればいいんだよね。
顔が強面なので「笑顔」は似合わないから
だから
見守ることで
道化師になるよ。


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昇らぬティダはない2

2004年12月16日 23時52分41秒 | 1.心の叫び
(前日の続き)

特に人との出会いが転機になった。

破滅的な主との生活の中で、あいつは私を変えてくれた。
自暴自棄な私に、「報われない」と嘆くそんな悩みよりも、「苦おしい程に人を愛する悩み」を教えてくれた。
前を向く力を与えてくれた。
人間性を取り戻させてくれた。

私は、何年か一緒に暮らし、立ち直るのは今しかないと思った。
そして、主の前から消えた。

なぜ逃げる必要があるのかって普通は思うよね。
俺もそう思う。
彼女のおかげで、彼女と様々な旅をして、グチャグチャに絡まった心の糸をほぐしてもらって、人並みに生きられる気持ちにさせてもらった。
そうなるまで
3年もかかったんだけどね。

「今ならやり直せる。全てを変えて、自分にしか出来ないことを探せる」

住む所も働く場所も変え、スカウトされたプロジェクトに臨んだ。
これが最後。
あらん限りの全ての情熱と力をこの仕事に注ごうと。

ひと月の基本勤務160時間、超過勤務230時間。
昼夜に関わらず、仕事以外の一切の関係を断ち切り、全力を尽くした。
そして社内を驚愕させたプロジェクトが完成した。

以後10年、ともに修羅場をくぐり抜けた「戦友」と出会ったのもこの時。
尊敬する先輩に師事したのもこの時。

プロジェクトが終わると、次々とスカウトの話が舞い込んだ。
取り組むプロジェクトの規模も、ン億からン十億、100億と大きくなり、やり遂げる度に役職は飛び級で上がっていった。
正確には「飛び級」といっても、「解雇されてもいい」と覚悟したメチャクチャな生活で停滞していた昇進を一気に回復して行っただけなんだけどね(笑)。

そして今年は、遂に「ン100億」に達した。


でもね、今の全ては、粗末な部屋の主に救われたからこそある。

あいつは、他の友や女性とは大きく違う所があった。
私の能力を認める人は、誰もが

「頑張れ」
「そんなことばかりやっていてはダメだ」
「自分自身で窮地に追い込んでる」
「はっきりした方がいいよ」

と、真剣に助言し、励ましてくれた。

しかし私にとって「頑張れ」と励まされることは、想像を絶する苦痛であった。

「そんなことは、俺自身が一番判っているんだ。」

言われれば言われる程、停滞と思考停止と相反する行動に追い込まれた。
もう自分ではどうすることも出来ない自暴自棄だったね。

だけど主は一言も「頑張れ」とは言わなかった。
あいつは

「ボク達、馬鹿かもしれないね」

って、笑顔で私にいいながら、いつも傍にいてくれた。

背伸びなどせず、ありのままの自分を受け入れてくれる人がいるということが、どんなに心強く、人を立ち直らせるか。
最初は私もいっぱいいっぱいで、主のそういう気遣いが全く判らなかった。
ただ、「煩わしくなくていい」「楽でいい」と思うだけ。
だけど、だんだん判って来たんだよね。
ありのままを受け入れるということが、どんなに勇気の必要なことか。

自分自身のありのまま
他人のありのまま。

なぜ受け入れるのか?
自分自身の修飾詞や虚勢や願望やそういうものを全て排し、これが自分なんだと認めることの勇気。
これが出来ると、いろいろな事のスタートラインに立つことが出来るのね。

そして、他人のありのままを受け入れることは、とても強い「絆」や「信頼」がないと出来ない。
「なぜこの人を愛してるんだろう」って考えた時、
そこに揺ぎなき確信があるのか?
それは不変なのか?
不安だよね。
でも、信じて受け入れる。
自分を受け入れる以上に勇気が必要だよね。
受け入れて初めて、心の中の全てをさらけ出し、新しいものを二人で作って行く事が出来る。

人を信じないこと、女性を信じないことが当たり前だった私にとって、
彼女の心は驚きであり、また、ありがたかったよ。
とても感謝した。
(結局、私は自分のために彼女を裏切ってしまうんだけどね。)

「ボク達、馬鹿かもしれない」
「そうだね、俺ら、馬鹿なんだよね」
「馬鹿って、楽しいね」
「馬鹿って、あったかいね」

豆腐屋の二階、ボロボロの貸し部屋。
彼女が彼女自身を「ボク」と呼ぶ度に、色々な事を教えられた気がする。


(翌日へ続く)
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昇らぬティダはない1

2004年12月15日 23時28分10秒 | 1.心の叫び
ティダの子が窮地に立たされている。
ティダは沖縄の言葉で太陽のこと。
明るくて、暖かくて、元気を貰える。

俺、判るんだよね。
俺自身がむかしそうだったから。
自分でもどうしていいか判らなくなるくらい追い込まれた時、人から「頑張れ」とか「やめな」とか「良くない」とか言われると、全てが停止してしまうこと。
自分でも分かり切ってるのに、自分からは動けないからそうなる。
自ら動ける人には絶対に理解出来ない。
そして殻に閉じ籠もる事、別の異性に依存することで、嵐が過ぎ去るのを待つしか無くなる。

私の場合、それは極度の女性依存性と女性蔑視となって表れた。
傍から見れば二股、三股。
当然信用を失うが、自分にとっては全ての行動が心の赤信号なんだ。
誰か救って!
という心の叫びなんだ。

丁度、高校2年から粗末な部屋の主を捨てた時まで、実に10数年も、人の道に反するようなメチャクチャな生活を続けた。

そこから抜け出せた理由は一概には言えない。一つではない。
でも、一人で抜け出せた訳じゃない。
人との出会いと、切っ掛けは逃避だが環境を無理矢理変えたこと、そしてひとつの事に打ち込んだこと。


(続きは後日ね)


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