Fare un brutto sogno

大切なのはバランス
無理をしたときの揺り戻しが一番怖い

紅芋の天ぷら

2006年08月16日 22時58分53秒 | 1.心の叫び
うちなぁの天ぷらって、衣がちょっと違うよね。
珍しく、紅芋の天ぷらを食べてみた。
ホクホクして美味しい。

この紅芋、生の紅芋
以前は沖縄からは本土へ持ち込めなかったんだよね。
病気がどうだとか害虫がどうだとかで。

最近は変わったのかな?

この店は、食材をマスターの実家から取り寄せているので
通常ルートで買えるのかどうかサッパリ判らない。(笑)

紅芋ってさ、やまとぅで言うと戦国・安土桃山時代頃かな
ルソンから琉球へ入って来たものですよね。
江戸時代になって薩摩が琉球を占領した時、
今度は琉球から薩摩へ渡った。
今の薩摩芋のもとです。
ところが薩摩はこの芋を薩摩の名産だとのたまって琉球の占領や交易の事実を隠した。
以来、この甘藷は薩摩芋と呼ばれ現在に至っている。

琉球もいいように利用され、虐げられですね。
私の知っている琉球人は、一様に無口で大人しい。
でもそれはみんな仮の姿です。
言葉の問題や、やまとぅの人を最初は信じなかったり。
でも、琉球人同士では驚くほどよく話すし
陽気だし。
実は熱しやすくて怒ると怖いし。(笑)

ただ、信頼してくれると、とことん世話してくれますね。

阿波連先生がそう、典型だったね。

マスターからお盆が明けたら、国からヒージャーを送って来るから
食べにきんさいって誘われた。
ヒージャー・・・山羊だよね。
ヒージャー汁は癖があるさぁ。
でも、マスターが言うには汁より刺身さぁ~とのこと。
マスターの実家で30頭くら飼っているそうです。
でも最近は、沖縄の山羊専門店も価格の安い輸入物に切り替えているそうで
売れないさぁ~・・・。

それならば、呼ばれっかな。(笑)

それから、ここのお店に新しく若い女の子が入ったね。
大宜味出身だって。ヤンバルです。
専門学校では那覇の安里に住んでたって。
美容師見習いですぅって。

琉球の男の人は人見知りだけど
女の人は元気があってよろしい。
ただ、これがいわゆる おばぁ予備軍なんだけどね。(爆)
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琉球ガラス

2006年08月04日 22時42分48秒 | 1.心の叫び
先日、ボトルが空になったので
今度は菊の露を入れた。
地元では人気の菊の露だがこれは古酒ではない。
ちょと物足りない味だ。
ところが、なぜか雰囲気だけでも美味い。
理由は簡単。

この琉球ガラスのせいです。

透明感のあるブルー。
肉感のある厚み。
曲面が手のひらにしっくりと馴染む。

琉球ガラスはとても微妙な色合いが出る。
なぜだか判ります。
琉球ガラスの原料は、もともと、別の瓶を砕いたもの。
私が聞いた話では、もとは占領軍、アメリカーが持ち込んだ
コーラやソーダなどの瓶を砕いて作った
比較的新しい伝統品なんです。

このグラスも、もとは何の瓶だったんだろう。
どこから来たんだろうね。

そう考えると、中身の味わいも変わるもの。

むかし、ガキんちょの頃、瓶に手紙を入れて川に流したことがあった。
誰か拾ったら連絡してって。
ドキドキしながら流の中へ。
あの瓶はどこまで行っただろうね。


最近の子供は、
あんなことはやらないよね、多分。
知らない人との出会いはインターネット。
川に瓶を投げ入れたら環境破壊、不法投棄。

夢がないね~。

手のひらの中の琉球ガラスと
遠い昔の夢の瓶

こんなこと、今の子供達には想像もつかないんだろうね。
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2006年08月01日 22時39分19秒 | 1.心の叫び
久しぶりに鯨を食べた。
マスター、一体どこから仕入れてきたの?
軟らかくてとても美味い。
むかし給食で食べたクジラとは全然違う味だね。

クジラ・・・何年ぶりだろう。
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