Fare un brutto sogno

大切なのはバランス
無理をしたときの揺り戻しが一番怖い

琉球ガラス

2006年08月04日 22時42分48秒 | 1.心の叫び
先日、ボトルが空になったので
今度は菊の露を入れた。
地元では人気の菊の露だがこれは古酒ではない。
ちょと物足りない味だ。
ところが、なぜか雰囲気だけでも美味い。
理由は簡単。

この琉球ガラスのせいです。

透明感のあるブルー。
肉感のある厚み。
曲面が手のひらにしっくりと馴染む。

琉球ガラスはとても微妙な色合いが出る。
なぜだか判ります。
琉球ガラスの原料は、もともと、別の瓶を砕いたもの。
私が聞いた話では、もとは占領軍、アメリカーが持ち込んだ
コーラやソーダなどの瓶を砕いて作った
比較的新しい伝統品なんです。

このグラスも、もとは何の瓶だったんだろう。
どこから来たんだろうね。

そう考えると、中身の味わいも変わるもの。

むかし、ガキんちょの頃、瓶に手紙を入れて川に流したことがあった。
誰か拾ったら連絡してって。
ドキドキしながら流の中へ。
あの瓶はどこまで行っただろうね。


最近の子供は、
あんなことはやらないよね、多分。
知らない人との出会いはインターネット。
川に瓶を投げ入れたら環境破壊、不法投棄。

夢がないね~。

手のひらの中の琉球ガラスと
遠い昔の夢の瓶

こんなこと、今の子供達には想像もつかないんだろうね。
コメント
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