ガウスの旅のブログ

学生時代から大の旅行好きで、日本中を旅して回りました。現在は岬と灯台、歴史的町並み等を巡りながら温泉を楽しんでいます。

北海道旅行(3)

2005年09月18日 | 旅行
朝8時頃に知人宅を出立し、国道453号線を南下して、支笏湖畔へと至ったんだけど、大自然に包まれた静寂の雰囲気が気に入った。天気は曇りだが、雨は降り出しておらず、東側から回り込んで、苔の洞門へ行ってみることにした。

 支笏湖

 駐車場から林間の歩道を15分ほど歩いていったものの、苔の洞門は崩落のため中に入ることが出来ず、展望所から入口を眺めるだけになってしまった...。
 その後、来た道を戻って、湖の反対側にある「丸駒温泉旅館」へ立ち寄り入浴していくことにした。入浴料1,000円は、北海道の温泉にしては高いような気もしたが、ここの露天風呂はすばらしい!支笏湖に臨み、底から湯が沸き出しているようで、湖水を取り入れて湯温調節している。従って、湖水面の上下によって、露天風呂の深さも変化するとか...。この日は、120cmほどあって、小さなプールのようで、立って入浴する感じだった。別に内湯とそれに続く露天風呂もあり、ここからの湖水を眺めながらの入浴もすばらしかった。

 「丸駒温泉旅館」の天然露天風呂から

浴後は、樽前山の麓を経由して太平洋岸へと至った。昼食に白老牛でも食べようと思ったのだが、適当な店が見つからず、国道36号線沿いのラーメン屋ですませることになってしまった。でも、なかなか美味しかったが...。
 食後は、国道を東へ走り、まず苫小牧灯台へ立ち寄った。国道脇の小さな川の河口に位置していて、太平洋に臨んでいる。この灯台をいろいろな角度からカメラに収めて、さらに東へと走っていった。
 日高地方へは、途中から暫定無料供用されている日高自動車道を利用したが、草原の中をまっすぐに貫いていてとても快適だ。通行量も少なく、すいすいと走って、厚真インターまで至った。この後は、未開通なので、国道235号線へ下り、さらに東へと海岸線を走った。
 日高門別灯台へも立ち寄って写真を撮ったが、周辺の荒涼とした海岸線が、最果ての旅情をかき立て、ついついたくさんのシャッターを切ってしまった。
 撮影後も海岸線を走って、道の駅「サラブレッドロード新冠」で小休止し、次に目指す静内灯台の位置を訪ねた。国道から、丘の上に上がったところにあったので、聞かなければ、通り過ぎてしまうような場所だ。陽が傾ききかけている中、灯台下までいって、カメラのシャッターを切ったが、すでに点灯していて、灯台らしい感じがしていた。
 その後は、国道225号線へ復して東進し、三石町内へ入り、今日の宿泊場所三石温泉「はまなす荘」を探した。太平洋を望む小高い丘の上に建っていたが、日帰り入浴施設に併設された宿泊所といった趣の平屋建てだった。
 部屋に荷物を入れるとすぐに大浴場へと向かい、旅の汗を流して、一息ついた。浴後すぐに、食堂での夕餉となったが、カレイ煮付け、鴨鍋、マンボウ、刺身(ハマチ、タコ)デザートなどが並べられていて、1泊2食付き5,920円の低料金の割には良かったかな...。お酒も冷やで2合たのみ、美味しく飲み食いした。
 食後は、部屋に戻ってテレビを見ながら、明日のコースを考えたりしていたら、まどろんできてしまった。旅の疲れもあって、早めに床に就いた。
続く