ガウスの旅のブログ

学生時代から大の旅行好きで、日本中を旅して回りました。現在は岬と灯台、歴史的町並み等を巡りながら温泉を楽しんでいます。

さいたま清河寺温泉

2006年02月11日 | 埼玉の温泉巡り
天気も良く、日中の気温も10℃を超えるとの予報だったので、朝9時過ぎから県内のドライブに出かけることにした。
 まず目指したのは、2月2日にオープンしたばかりの日帰り温泉入浴施設「さいたま清河寺温泉」だ。ネット上で、泉質がいいと評判で、地下1,500mから毎分480L湧出し、源泉掛け流し浴槽もあると聞いていたので、行ってみることにしたんだ。
第2産業道路を北上し、東武野田線を越えたところから左折して、産業道路へ出てさらに北上した。そして、JR高崎線宮原駅付近で左折して、踏切を渡って、西進し、国道16号線を横断して、清河寺交差点へと至った。でも、誤って直進してしまったため建物が見つからず、交差点まで引き返して、北上したらすぐ右手に発見した。
 パチンコCUBEの手前の一段高くなったところに純和風の平屋建があり、周辺は駐車場となっている。車を駐めて石段を登っていくと竹が植えてあり、高級和風旅館のような玄関なのだ。まだ出来たばかりなので、木の香りがして、とても良い感じだ。
 シューズロッカーはコイン式でなく、ボタンを押して鍵を抜き取るだけで、これもいいと思う。自販機で、800円(土日祝料金)を投入し、券を受付に出して浴場へと向かったんだけど、廊下が結構長く、曲がりくねっているのが気になったが...。
 浴室は男女別に分かれ、手前が女湯、奥が男湯だ。脱衣場にはロッカーが並んでいるが、ここでは100円の投入(後で戻ってくる)が必要だった。お金を持っていないと困るので、これはちょっと不便かな?
 脱衣しているところから窓越しに大きな露天風呂が見え、すでに多くの人が湯を楽しんでいて、期待が膨らむ。
 内湯スペースには、「檜湯」、「白湯」、「アトラクションバス」、「冷水風呂」等があるが、温泉が使われているのは「檜湯」(加温・循環)だけだ。ここには、「高温サウナ」も併設されている。
 ドアを開けて、露天風呂スペースへ出ると内湯より広く、ゆったりとしている。なにより、バックが竹林となっていて、とても良い雰囲気なのが気に入った。このスペースには「生源泉湯」、「源泉あつ湯」、「源泉岩風呂」、「つぼ湯」2個、「寝湯」、「寝ころび湯」とあるが、すべてに温泉が使われている。とくにすばらしいのが、「生源泉湯」で、38.3℃の源泉が掛け流しになっている。この源泉温度で、露天風呂だとこの時期30℃位の湯温しかなく、最初は冷たく感じるが、長く入っているとじわじわと暖かくなってきて心地よい。加温されている隣の源泉岩風呂と交互に入っていると実に爽快になってくるのだ。こういう浴槽を造ってくれた経営者の見識を賞賛したい。湯が冷たいとの苦情もあると思うが、めげずに続けて欲しいと願うのだが...。

 「さいたま清河寺温泉」露天風呂

 湯は黄色がかった茶褐色のナトリウム-塩化物温泉(低張性・弱アルカリ性・温泉)で、ぬるぬる感と若干の泡付きがあり、心地よい。浴槽によって、濃淡の差があるが、循環の度合いによるものか?やはり、源泉掛け流しの浴槽が濃度も濃くて、浴感も勝っているように思う。
 とにかく裏山の多くの竹に囲まれた雰囲気がよいので、のんびり湯に浸かるには適していると思う。
 時間制限がないので、お食事処「竹膳」、湯休み処、癒処ほぐし屋、髪剪処などを活用して、ゆっくり1日を過ごすのも良いかも知れない。
 浴後は、荒川を超えて狭山市へ入り、蕎麦屋で昼食をすませてから、飯能市の天覧山へと向かった。「飯能市郷土館」、「能仁寺」庭園と見学し、その後入間市へと至って、「入間市博物館」も巡ってから帰途に着いた。

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