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標高2,000mの高峰高原へ到着し、駐車場に車を入れて、9時半頃から付近を散策しながら蝶の写真を撮ることにした。ヤナギランがきれいに咲いていて、高山蝶のベニヒカゲが寄ってきていたので、接写した。それ以外にもオオチャバネセセリ、クロヒカゲ、コヒョウモン、スジグロシロチョウをカメラに収めたが、少し種類が少ないのが残念だった。
この場での散策は、1時間弱で切り上げ、次へ向かうことにして、尾根沿いに西へ走ったのだが、ダートの林道が続いていった。
しばらく走って、池の平の駐車場へ車を入れようとしたのだが、有料で500円を取られた。遊歩道を歩きながら、蝶を探してカメラに収めていったのだが、ベニヒカゲが飛び交い、アサギマダラやクジャクチョウも見られて、シャッターチャンスに事欠かない。池の平湿原の周回コースに入ってからもベニヒカゲがたくさん見られて、高原のムードを高めていた。ここでは、1時間ちょっとの時間をかけて、9種類の蝶を撮影した。
次に、湯の丸高原へと移動したのだが、すでに昼近くになっていて、まずロッジの食堂に入って、腹を満たすことにした。
食後、上の方へ登っていこうとしたのだが、以前来た時に動いていた観光リフトも夏のシーズンが終わったためか停まっていて、徒歩で急斜面を登っていくことになった。かなりの勾配があってきつかったが、途中ヒョウモンチョウなどを撮影しながら、一番急なところを登り切って、ホッと一息ついた。
それから、つつじ平を散策してみたのだけど、あまり蝶は飛んでいなくって、残念だったものの、ベニヒカゲやオオチャバネセセリを見つけて、シャッターを切った。
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ベニヒカゲとオオチャバネセセリ
その後、林を抜けて、日窪湿原へと下りていったのだが、秋の野草がきれいに咲いていたものの、やっぱり蝶の種類は少なかった。ただ、4頭のアサギマダラと出会って、接写できたのが印象的だった。
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アサギマダラ
撮影後は、山を下り、道に迷いながらも、真田の里に出て、「真田氏歴史館」を見学した。この辺が、戦国の雄真田氏の出身地とのことで、いろいろな展示資料を興味深く見学した。
その後、散策の汗を洗い流したく思い、近くにある千古温泉へ立ち寄り入浴していくことにした。農道のような道に入り、急斜面を下りた川縁に一軒宿が立っていた。案内を乞うて、500円也で入浴させてもらったが、内湯のみで、浴場はとてもこぢんまりとしていた。源泉24.4℃で沸かしてはいるものの、単純硫黄泉がかけ流しとなっていて、とても心地よい。湯の花も浮いていて、お湯の良さを実感し、散策の汗を流した。
入浴後は、今日の宿へと向かうことにして、東へ向かって走っていった。小諸市街からは南下して、千曲川河畔の一軒宿、湯の瀬温泉「吉野家」へと到着した。宿の前に板張りの吊り橋である大杙橋が架かっていて、なかなか風情がある。
古い建物だが、通された部屋からは千曲川が見え、川音が聞こえてくる。一服してから、浴場へと向かい、のんびり湯に浸かって、旅の疲れを癒した。
入浴後、部屋に戻ってくつろいでいたら、夕食が運ばれてきた。地物中心に出てきて、ハヤの唐揚げ、鮎の塩焼き、鯉のアライ、鯉コク、馬刺しなどの郷土料理が並び、お酒も冷やで2合頼んで、美味しく頂いた。
その後は、横になって、テレビを見たり、明日のコースを考えていたら、まどろんできたので、床に就いた。
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