北海道は秋も深まり行くこの季節に,ようやくfigmaの雪ミク2012が完成しました。
実物は全身が15センチもない程度で,写真はかなり拡大されています。色々とアラが目立ちますが,現物ではそれほど目立たないのだと,心に言い聞かせてください(要するに言い訳です)。
腕の番号は見るに堪えないですが,ねんどろいどのものと似るように透明デカールに手書きして貼りました。
ちなみに,DIVA版では普通のミクと同じ書体なのですね。
髪の毛はこんな感じになりました。白い雪のような「○」はちょっとくっきりし過ぎていますね。前回の2011の時にも思ったことですが,雪の結晶は銀色にしたいところです。残念です。
後ろ姿。ん?と気づいた方がいるかもしれません。背中にも雪の結晶があるはずなのですが,figmaでは背中にスタンドの穴があり,もろに重なってしまいます。ある方がかえってみっともなかろうと省略しました。
コートのえりにこすれて色が剥げてます・・・。
それと,髪留めの◇の青い線が歪んでいる・・・。
作成中にも書きましたが,絶対寒いですよ,これ。
素足出てますから(ちょっと載せるか迷った一枚)。
工作の内容ってあまり興味のある方はいないと思いますが,一応書きます。
全体に共通しますが,デザイン上動かすのが難しいところが多いので,動きはあまりつけられません。
(頭)
リボンは市販のリボンパーツにスワロフスキーの石を乗せたもの。写真では全く綺麗に見えなくて悔しいですが,本物はキラキラしてます。
基部のカチューシャはエポキシパテです。
耳あては,2011と同じで王蟲のプラモデルの眼の部品です。表面は溶きパテで荒らしています。
髪の毛のジョイントは何かの白いものに交換しましたが,2011よりもすぼまりが悪いです。何かがいけないようです。
(胴体)
ミクの胸を芯にして,ひたすらエポキシパテを盛って,削ってを繰り返して形にしています。もう少しウエストを太く,コートの裾の広がりは少し抑えると良かったかもしれません。
ちなみに,裾の白い部分は,マスキングが面倒くさそうだったので,無理矢理別部品にして作りましたが,パーツのすりあわせが非常に大変でした。
ほとんど見えませんが,胸元の「VOCALOID」のロゴもつけてあります。
えりはエポキシパテのかたまりです。
肩のジョイントは水色がないので白で我慢していますが,えりが少しかぶさるので,心配していたほどの違和感は無かったです。
とにかく,今回一番手がかかったのは,この「ふわふわコート」です。
(腕,手)
袖は普通のミクを芯にしてパテを盛って削ったものです。白い所はやはり別部品にして,塗装を楽にしています。
手は,昔figmaのキャンペーンで配布されたものらしいです。以前にオークションで入手したものがピッタリだったので,そのまま塗装して使っています。ただ,可動軸が入っていないので,手の表情が乏しいです。これは後から追加工作したいです。
(足)
ちょうど良い写真がないようです。改造箇所は一番少ないですね。生足とブーツ?の区切りで切り離し,そこに白いフワフワ(なんと呼ぶのでしょう?)をパテで作っています。
撮影中は気づきませんでした。途中から一個部品がとれています。右足の甲につけていた白い丸です。市販の円形の透明パーツに白とパールコートをしてはめこんだのですが,いつのまにか外れて行方不明になりました。ところで,この○は,DIVAでは青いですが,色のバランスを考えて,ねんどろいどと同じ白にしています。
塗装は見たままです。2011は少し黄色っぽい青が基調になっていましたが,2012は赤みのある青で,色調が全然違います。
ミスターカラーで基本となるブルーを作り,それに白を混ぜて胴体の水色を作っています。
実は,リボンや足の紺色と髪の毛の先っぽの青は「同一の」青を使っています。紺色は下地を黒にして,その上に吹くことで紺色に見せています。
ねんどろいどの色あいでは,全体がぼんやりする印象だったので,紺色を濃い目にしています。
スカートは初めて使用したソフビカラーです。色味をあわせるのに苦労しました。結局,スカートから伸びている変なひも(△▼△▼△▼△▼というやつ)だけ,少し色味がかわってしまいました。
白い所は素直にクールホワイト,髪の毛は上記の青とクールホワイトでグラデーションつけた上に,パールホワイトを乗せています。
瞳はリペイントしています。多少はかわいくなったんでは,と思いますが,最初の写真のとおり,とてもアップには耐えられません。
前作,2011との比較。
2011は修繕途中で,ネクタイが前に反ってきて,一部色が剥げています。スカートの塗装もひび割れています。
元のfigmaミクとの比較。要するに右のものを改造,塗装して左にしたということです。誰も得をしない単なる自己満足の世界です。
並べてみます。
前回もそうでしたが,やはり本家ねんどろいどの可愛さにはかないませんね。あぁ,これ買うの大変だったなぁ。
あたりまえですが,他の顔にも交換できます。
ということで,実に半年くらいかけて一品作りました。
やはり私の技術の未熟さから,手に取ってじっくり見ると「ここはこうしておけば,ここは仕上げがショボいな」等と不満も出てきますが,それをおいても,完成するって本当に嬉しいものです。
で,次のお題は・・・。
初音ミクの(独唱)???