貸与奨学金・給付奨学金(奨学金予約採用-3)で、本当にザックリと給付奨学金について説明しました。
給付奨学金の「第Ⅳ区分」について(奨学金予約採用-9)では、令和6年度(2024年度)から創設された「第Ⅳ区分」について説明しました。
まだまだ、まだまだ、まだまだ(しつこい!/汗)知ってほしいことのある給付奨学金を含めた「高等教育の修学支援新制度」について、数回に渡って紹介していきたいと思います。
・・・・・
今回のテーマは「併給調整」です。
4月末~5月にかけて、高校で申請した予約採用の決定通知をもとに、奨学金の申請をする八文字学園の学生対応をしたんだけど、その中で気づいたのが…
給付奨学金+第一種奨学金での申請が意外と多い...かな
ということ。
高校時代の申請時点を想像してみると…
我が家の家計は苦しいから、給付奨学金の対象になりそう(あわよくば第Ⅰ区分)
→ 給付奨学金だけでは足りないから貸与奨学金も申請しなくちゃ
→ 専門学校の場合、第一種の最高月額は53,000円(しかも無利息)
→ 給付奨学金の第Ⅰ区分の月額は38,300円だから、給付+第一種で、5.3万円+3.83万円=91,300円/月 受給できる
→ これだけで十分だから、第二種は申請しない!
こんな感じかなぁ...って思うんだけど、いかがでしょうか?
高校で配布される「給付奨学金案内」には、今回のテーマ「併給調整」に関する記載があります。
この回では令和7年度(2025年度)入学者向けの「貸与奨学金案内」のp.10を使って、「併給調整」について説明したいと思います。
金額等の条件は、すべて専門学校の自宅通学で進めていきますので、それ以外の学校種を希望する方は、それ相当の項目を参照してくださいね。
この表の色分けしたメモ(画面上で手描きなのでヨレヨレですが...汗)からも分かるように、給付奨学金の第Ⅰ区分に採用の方の第一種奨学金の受給額は¥0となってしまいます
給付+第一種で月9.13万円の受給を計画していたのに、第一区分の3.83万円しか受給できないの?
ということになってしまいます。
「併給調整」を理解したうえで、あえて、給付+第一種の申請であれば、問題ないのですが、前述のように、【給付+第一種で9.13万円受給できる】と考えていた方、【なんとなく給付+第一種でいいかぁ】と申請した方などにとっては、イメージからも実際も大きくズレてしまうことになります。
講演会でも、今年度より強く話していますが...
給付奨学金を申請する方は、第二種奨学金の申請を!
ということになりますね。
・・・・・
どうしよう...給付+第一種で予約申請しちゃった
という方...心配しなくても大丈夫です。
受給の時期は遅くなってしまいますが、大学等に進学後に、「在学採用」で、第二種奨学金を申請することが可能です。
第二種が不採用だったら、受給額が足りなくで、2年次以降の学費に届かないんだけど...
という心配が生じるかもしれませんが、その点も大丈夫!!
貸与奨学金・給付奨学金(奨学金予約採用-3)の中でも紹介していますが、第二種奨学金の申請に係る世帯収入の上限は1,100万円。
給付奨学金に採用されている方は、この金額(1,100万円)に届かない人が100%なので、在学採用で第二種奨学金を申請すると、100%採用につながる...というロジックになります。
いつも以上に、長い内容になってしまいました(汗)が、参考にしてみてください。
給付奨学金の「第Ⅳ区分」について(奨学金予約採用-9)では、令和6年度(2024年度)から創設された「第Ⅳ区分」について説明しました。
まだまだ、まだまだ、まだまだ(しつこい!/汗)知ってほしいことのある給付奨学金を含めた「高等教育の修学支援新制度」について、数回に渡って紹介していきたいと思います。
・・・・・
今回のテーマは「併給調整」です。
4月末~5月にかけて、高校で申請した予約採用の決定通知をもとに、奨学金の申請をする八文字学園の学生対応をしたんだけど、その中で気づいたのが…
給付奨学金+第一種奨学金での申請が意外と多い...かな
ということ。
高校時代の申請時点を想像してみると…
我が家の家計は苦しいから、給付奨学金の対象になりそう(あわよくば第Ⅰ区分)
→ 給付奨学金だけでは足りないから貸与奨学金も申請しなくちゃ
→ 専門学校の場合、第一種の最高月額は53,000円(しかも無利息)
→ 給付奨学金の第Ⅰ区分の月額は38,300円だから、給付+第一種で、5.3万円+3.83万円=91,300円/月 受給できる
→ これだけで十分だから、第二種は申請しない!
こんな感じかなぁ...って思うんだけど、いかがでしょうか?
高校で配布される「給付奨学金案内」には、今回のテーマ「併給調整」に関する記載があります。
この回では令和7年度(2025年度)入学者向けの「貸与奨学金案内」のp.10を使って、「併給調整」について説明したいと思います。
金額等の条件は、すべて専門学校の自宅通学で進めていきますので、それ以外の学校種を希望する方は、それ相当の項目を参照してくださいね。
この表の色分けしたメモ(画面上で手描きなのでヨレヨレですが...汗)からも分かるように、給付奨学金の第Ⅰ区分に採用の方の第一種奨学金の受給額は¥0となってしまいます
給付+第一種で月9.13万円の受給を計画していたのに、第一区分の3.83万円しか受給できないの?
ということになってしまいます。
「併給調整」を理解したうえで、あえて、給付+第一種の申請であれば、問題ないのですが、前述のように、【給付+第一種で9.13万円受給できる】と考えていた方、【なんとなく給付+第一種でいいかぁ】と申請した方などにとっては、イメージからも実際も大きくズレてしまうことになります。
講演会でも、今年度より強く話していますが...
給付奨学金を申請する方は、第二種奨学金の申請を!
ということになりますね。
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どうしよう...給付+第一種で予約申請しちゃった
という方...心配しなくても大丈夫です。
受給の時期は遅くなってしまいますが、大学等に進学後に、「在学採用」で、第二種奨学金を申請することが可能です。
第二種が不採用だったら、受給額が足りなくで、2年次以降の学費に届かないんだけど...
という心配が生じるかもしれませんが、その点も大丈夫!!
貸与奨学金・給付奨学金(奨学金予約採用-3)の中でも紹介していますが、第二種奨学金の申請に係る世帯収入の上限は1,100万円。
給付奨学金に採用されている方は、この金額(1,100万円)に届かない人が100%なので、在学採用で第二種奨学金を申請すると、100%採用につながる...というロジックになります。
いつも以上に、長い内容になってしまいました(汗)が、参考にしてみてください。
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