浪曲師 真山隼人のブログ

浪曲師 真山隼人です。よろしくお願いします。鈴鹿市シティセールス特命大使

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豪華浪曲大会

2024年10月28日 | 浪曲

一年前のある日、新月師匠から電話をいただいた。

「隼人君、俺は文楽劇場の大ホールで浪曲大会をやるんや、若手からベテランまで11人や。きょうびちょっとなかった企画や。出てくれるか?」

「俺はやるんだ!」と熱に満ちあふれた電話に本当に驚くばかりで…「勿論です!」と二つ返事でお受けさせていただいた浪曲大会が終わりました。

文楽劇場の大ホールは以前一回だけ浪曲名人会で出演させていただいた事があり…見事玉砕したほろ苦い経験をした会場であり、大好きな人形浄瑠璃文楽を観る会場でもあり…また何より初代真山一郎最後の舞台でもあり、思い出深き会場であります。
↑真山一郎引退公演より、一節勤められて降りてこられた時の浪曲人生を全うされたやりきってホッとされてるお顔が忘れられない。

当日9時入りで楽屋に入って驚いたのが、今から十数年前まさに引退の日に入られてた楽屋じゃないですか。これも何かの縁か。

そして持ってきてたテーブル掛けも師•真山誠太郎からいただいた、初代真山一郎「刃傷松の廊下」の「刃」を染め抜いたもの。
別の物を持ってきたつもりが入れ間違えてこれになっていた。西村権四郎をやろうと思っていたのになぁ…。

しかしそうこうするうちに前の出演者が相撲ネタをやるという事がわかり…。なんとなくネタが被るのでは?他のに変えよう、では何にしようと思った時に、十数年前の懐かしい気持ちに襲われ…。

ここまで状況が整っているなら「刃傷松の廊下」をやろうと。

先生最大のヒット作「刃傷松の廊下」、歌でも浪曲でも莫大なヒットを飛ばした作品ですが、こちらも大事に思うが故なかなか舞台で演ることが少ないのですが、お稽古だけは常にしている一席。

先生には遠く及ばないものの…先生の愛した文楽劇場の舞台で先生のテーブル掛け、着物、袴で勤められ本当に感慨深いものがありました。

本当にいい機会をいただき新月師匠に感謝しながら、半分ダブルブッキングに近い中之島文楽へ急ぐのでした。最後までいるべきを本当にスミマセン。




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中之島文楽

2024年10月27日 | 浪曲
中之島文楽、沢山のご来場誠にありがとうございました!


芸の教科書と思っている人形浄瑠璃文楽の方々とご一緒出来、本当に幸せだと浪曲チームはしみじみと。

今回は床本より構成した「夏祭浪花鑑 団七堪忍袋」をば。織太夫師、そしてたまたま客席で観てらした吉坊兄にアドバイスいただき…。目から鱗の連続でした。

しかしまぁプロジェクションマッピングと英語字幕と合わせての公演、いつもと違う緊張感+憧れの文楽公演という…はやる心を押さえつつ緊張もしつつ…いい勉強になりました、、、

同じく床本より作成した「勧進帳」とあわせて、一生やっていきたい外題になったと思いました。今度は浪曲単体でがんばります。

永遠の憧れ、織太夫師と一枚。



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鈴鹿へ

2024年10月18日 | 浪曲
昨日は我が故郷•三重県鈴鹿市にて!
末松市長表敬訪問〜鈴鹿サーキットにて一席。



待ち時間に神戸の長吉の墓参りも出来、まさに浪曲日和でした。


サーキットではまさにレースの練習をされてる横で一席。なかなか足を踏み入れる事の出来ない場所で出来るのはありがたいなと思った次第です。

↑ここをビューンと走っとるのです。
その横でスピード感のある浪曲をば勤めたつもりです…。スピードは負けましたが(笑)

来年、報恩公演とばかりの独演会を鈴鹿で開催しますと約束してきました。地元の親類縁者の皆さまよろしくお願いします。きてね。きっときてね。
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【次回予告】10月6日(日)ツキイチ独演会第32回@浅草木馬亭

2024年10月03日 | 浪曲
毎月の公演があるとひと月の早いこと!

またも今週末です!
恒例浅草公演•真山隼人ツキイチ独演会第32回@浅草木馬亭は10月6日(日)18時〜。


さて今回の演目は…

①「エッセイ浪曲•あゝ通天閣」
浪曲じゃりン子チエで沸きかえる浪曲シーン。特に大阪人の熱烈さは凄まじく…そんな中、通天閣で取材を受ける事になったドタバタ騒動の一席。


②「高麗出世の茶碗」
細川家家臣•中山甚左衛門が屑屋より買い求めた仏像より出てきた50両が元となりガンコ者の意地と意地の比べ合いに発展する、ご存知•高麗茶碗の物語。

二世吉田一若師が書かれた台本で、講談でも落語でもおなじみの一席ですが、まさに浪曲らしい構成になっております。


③「切支丹秘話 片割れ月」
島原天草の一揆を背景に天涯孤独となった男が二人。因縁の糸を解いてゆく秋の夕暮。

初代真山一郎晩年の十八番、浪曲作家•真木肇先生の台本ヨリ。
「やるの難しいぞ」と言われたのを昨日の事のように思い出します。

ただ懸命に勤めます。
是非ご予約下さい!



真山隼人ツキイチ独演会第32回

10月6日(日)17時半開場18時開演
前売2000円•当日2500円
浅草木馬亭(浅草2-7-5)

演目
「高麗出世の茶碗」(二世吉田一若•脚色)
「切支丹秘話片割れ月」(真木肇•作)
「エッセイ浪曲」

曲師•沢村さくら

ご予約こちら!
090-7869-1309
hayato@roukyoku8810.com
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浪曲・演歌浪曲

鈴鹿市シティセールス特命大使(鈴鹿と・き・め・きドリーム大使)


真山隼人ツイッター
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