浪曲師 真山隼人のブログ

浪曲師 真山隼人です。よろしくお願いします。鈴鹿市シティセールス特命大使

出演情報はコチラ!!!!

ホームページを新規作成した為移動しました。ごらんくださいませ!↓↓↓
真山隼人ホームページ

浪曲•巷説百物語(原作•京極夏彦)について

2024年12月15日 | 浪曲
この度、京極夏彦先生の名作「巷説百物語シリーズ」を浪曲化させていただく事になりました!

まずは発端「小豆洗い」をば…。

お披露目は少し先ですが2025年7月19日(土)14時〜北とぴあペガサスホールにて!





実は今から3.4年前から動いていたプロジェクトでして、お話はいただいていたもののなかなか形にする機会がなく…。なんとなく過ごしておりましたが今春、杉江松恋さんとじゃりン子チエの話をした時に「こちらもそろそろやりましょう!」と盛り上がり。2025年は文芸浪曲の時代だ!と言わんばかりにやる気になったのでありました!




そんなこんなですっかり冬になり
じゃりン子チエの会に京極先生がお見えになり色々とお話を…。
「楽しみだなぁ」とおっしゃっておられ身の引き締まる思いでした。京極ワールド×浪曲、幽玄な舞台になる事間違いなしです。

当日は一人のデザイナーが超人気作家になるまでを描いた「浪曲•京極夏彦物語」も!

追って発表いたします。ご期待下さい!

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浪曲じゃりン子チエ第一弾、無事終わりました!

2024年12月12日 | 浪曲

浪曲じゃりン子チエお披露目公演、無事に大阪2公演、東京1公演を終えることが出来ました!本当にありがとうございました!


5月初旬に書評家杉江松恋さんとたまたま話した事がきっかけで動き出したプロジェクト、自分としては子供の頃から大好きなじゃりン子チエに取り組ませていただける機会ができるなんて本当に夢のようでした。


なんの因果か中学を卒業してすぐ入ってしまった浪曲界、当時の師匠の訓えで「15歳とはいえどこれからは成人している気持ちでいかないといけない」というのがあり

背伸びしながら大人の皆さんとなんとか渡り合っていこうと思っておりましたが、世間からみたらやっぱり子供にはかわりなく悔しい思いも沢山しました。

その時に何度もチエちゃんに救われたと言っても過言ではありません。まさにあんな感じの修行時代だったなぁと。

↑修行時代のイメージ(16歳)大人っぽく見せようと思ってたら老けてしまったのだ!



そんな事を思い出しながら書いた浪曲第一作目が「チエちゃんの登場〜母ヨシ江の帰還」までという、作中でも最も有名なエピソードかと思います。


初稿93分を縮めて45分にしたものをイザお稽古してみると色々見えてくるものもありました。


隼人さくらのいつもの浪曲コンビとしてはいつもの外題の500倍稽古したというのが一つの自慢です。ただ二人とも作品のファンなので45分楽しみながらお稽古しているというのはいつも以上に気持ちも楽でした。


あくまでも「浪曲」なので、この型に当てはめようと随分と話し合いましたが、ここにきて普段人形劇団クラルテさんの方々と競演させていただいたり、エッセイ浪曲をやったりと様々な仕事をさせていただいてるのが力になったねぇと。


従来の浪曲からチエちゃんまでがバチバチバチと一直線に繋がった瞬間があり、二人で喜びあい、つい飲み過ぎるというまぁこんな感じの浪曲人生ですなぁ(笑)



92日に発表して、思っていた以上の反響で(スマホの通知が3日間鳴り止まず)、沢山のメディアにご取材いただきました。

↑通天閣にて。程よい高さが逆に怖かった…。



新聞の一面に載ったりと特に関西圏の盛り上がり方はまさにお祭りのようでもありました。「快挙やで!快挙やで!」と仇討ち成功みたいなノリで喋りかけてくる方が多々あり、改めて「じゃりン子チエ」と「浪曲」の親和性を感じた秋冬でした。 まさに「浪曲漫画なんじゃないかな」と。


↑作品にもあるからね(©︎はるき悦巳/家内工業舎/双葉社)


それでも今回は普通の浪曲公演ではないので、普段のお客様以外の方ばかりだろうというのもあり「浪曲レクチャー」として仕組みと歴史の解説を前半に取り、後半でじっくり聞いていただくという構成にしました。これで一人でも多くの方に従来の浪曲公演にもお越しいただけたら最高なのですが、、、これに懲りず浪曲布教に勤めたいと思います。



祭り感覚の大阪は通天閣のお膝元、この度オープンした新世界ZAZA HOUSEにて。こちらは普段ハルカス寄席でお世話になっている会社が運営しているので本当に親しみのある環境で。早々に完売してしまったので追加公演までさせていただきました。


まさにヘトヘトになりながらの2公演。文庫本も飛ぶように売れ、嬉しい完売!だんじり祭りみたいな1日でした。次の日にふと気が抜けて体調を崩してしまい往生しました。


そして東京公演は

杉江松恋さんにご手配で北とぴあドームホールという元プラネタリウムでして。


当日会場入りして驚いたのが、なんと


「マイクが機能してない!!!」


どうしようと思いましたがええぃままよと生声にて。なんとかかんとか勤められたと我ながら思っております。



↓この辺は杉江松恋さんのブログをお読みください。かなり詳しく書いてあります。

https://www.hon-gei.com/post-9139/



大阪の地元ワイワイ感とは違う、関東での上演はどうなるのだろうと実は心配な点がかなりあったのですが、チエちゃんファンや浪曲ファン、また舞台好きな方に支えられ、鳴り止まない拍手喝采に思わず涙がこぼれそうになりました。


「ああ挑んでよかった!」と。


辛かった修行時代から足掛15年、ここにきてチエちゃんに救われたなぁとなんともいえない安堵の思いばかりでした。



頼りない隼人を支えてくれる、素晴らしい曲師沢村さくらさん、素晴らしいスタッフ、そして何より素晴らしい作品に囲まれてお客様にお届けできるって幸せだなぁと今しみじみとこみ上げるものがあります。


さぁこれから長い長い道のりです。第二弾第三弾と生涯の仕事と思いがんばっていきたいです。そんな第二弾は


【大阪公演】

202545()18時〜近鉄アート館(あべのハルカス近鉄百貨店内)


【東京公演】

2025412()14時〜北とぴあペガサスホール


にてお送りします。2席目をご披露できればと奮闘しておりますのでご期待ください!


小鉄とアントニオとジュニアと妄想ばかり膨らむのみです。

最後になりましたがこの度ご快諾いただきました、はるき悦巳先生そして事務所の皆様にあつく御礼申し上げ、またご尽力いただいた杉江松恋さんにも感謝いたします。


この御恩を舞台でお返しできるよう2025年さらに精進します。ありがとうございました!

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豪華浪曲大会

2024年10月28日 | 浪曲

一年前のある日、新月師匠から電話をいただいた。

「隼人君、俺は文楽劇場の大ホールで浪曲大会をやるんや、若手からベテランまで11人や。きょうびちょっとなかった企画や。出てくれるか?」

「俺はやるんだ!」と熱に満ちあふれた電話に本当に驚くばかりで…「勿論です!」と二つ返事でお受けさせていただいた浪曲大会が終わりました。

文楽劇場の大ホールは以前一回だけ浪曲名人会で出演させていただいた事があり…見事玉砕したほろ苦い経験をした会場であり、大好きな人形浄瑠璃文楽を観る会場でもあり…また何より初代真山一郎最後の舞台でもあり、思い出深き会場であります。
↑真山一郎引退公演より、一節勤められて降りてこられた時の浪曲人生を全うされたやりきってホッとされてるお顔が忘れられない。

当日9時入りで楽屋に入って驚いたのが、今から十数年前まさに引退の日に入られてた楽屋じゃないですか。これも何かの縁か。

そして持ってきてたテーブル掛けも師•真山誠太郎からいただいた、初代真山一郎「刃傷松の廊下」の「刃」を染め抜いたもの。
別の物を持ってきたつもりが入れ間違えてこれになっていた。西村権四郎をやろうと思っていたのになぁ…。

しかしそうこうするうちに前の出演者が相撲ネタをやるという事がわかり…。なんとなくネタが被るのでは?他のに変えよう、では何にしようと思った時に、十数年前の懐かしい気持ちに襲われ…。

ここまで状況が整っているなら「刃傷松の廊下」をやろうと。

先生最大のヒット作「刃傷松の廊下」、歌でも浪曲でも莫大なヒットを飛ばした作品ですが、こちらも大事に思うが故なかなか舞台で演ることが少ないのですが、お稽古だけは常にしている一席。

先生には遠く及ばないものの…先生の愛した文楽劇場の舞台で先生のテーブル掛け、着物、袴で勤められ本当に感慨深いものがありました。

本当にいい機会をいただき新月師匠に感謝しながら、半分ダブルブッキングに近い中之島文楽へ急ぐのでした。最後までいるべきを本当にスミマセン。




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中之島文楽

2024年10月27日 | 浪曲
中之島文楽、沢山のご来場誠にありがとうございました!


芸の教科書と思っている人形浄瑠璃文楽の方々とご一緒出来、本当に幸せだと浪曲チームはしみじみと。

今回は床本より構成した「夏祭浪花鑑 団七堪忍袋」をば。織太夫師、そしてたまたま客席で観てらした吉坊兄にアドバイスいただき…。目から鱗の連続でした。

しかしまぁプロジェクションマッピングと英語字幕と合わせての公演、いつもと違う緊張感+憧れの文楽公演という…はやる心を押さえつつ緊張もしつつ…いい勉強になりました、、、

同じく床本より作成した「勧進帳」とあわせて、一生やっていきたい外題になったと思いました。今度は浪曲単体でがんばります。

永遠の憧れ、織太夫師と一枚。



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鈴鹿へ

2024年10月18日 | 浪曲
昨日は我が故郷•三重県鈴鹿市にて!
末松市長表敬訪問〜鈴鹿サーキットにて一席。



待ち時間に神戸の長吉の墓参りも出来、まさに浪曲日和でした。


サーキットではまさにレースの練習をされてる横で一席。なかなか足を踏み入れる事の出来ない場所で出来るのはありがたいなと思った次第です。

↑ここをビューンと走っとるのです。
その横でスピード感のある浪曲をば勤めたつもりです…。スピードは負けましたが(笑)

来年、報恩公演とばかりの独演会を鈴鹿で開催しますと約束してきました。地元の親類縁者の皆さまよろしくお願いします。きてね。きっときてね。
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【次回予告】10月6日(日)ツキイチ独演会第32回@浅草木馬亭

2024年10月03日 | 浪曲
毎月の公演があるとひと月の早いこと!

またも今週末です!
恒例浅草公演•真山隼人ツキイチ独演会第32回@浅草木馬亭は10月6日(日)18時〜。


さて今回の演目は…

①「エッセイ浪曲•あゝ通天閣」
浪曲じゃりン子チエで沸きかえる浪曲シーン。特に大阪人の熱烈さは凄まじく…そんな中、通天閣で取材を受ける事になったドタバタ騒動の一席。


②「高麗出世の茶碗」
細川家家臣•中山甚左衛門が屑屋より買い求めた仏像より出てきた50両が元となりガンコ者の意地と意地の比べ合いに発展する、ご存知•高麗茶碗の物語。

二世吉田一若師が書かれた台本で、講談でも落語でもおなじみの一席ですが、まさに浪曲らしい構成になっております。


③「切支丹秘話 片割れ月」
島原天草の一揆を背景に天涯孤独となった男が二人。因縁の糸を解いてゆく秋の夕暮。

初代真山一郎晩年の十八番、浪曲作家•真木肇先生の台本ヨリ。
「やるの難しいぞ」と言われたのを昨日の事のように思い出します。

ただ懸命に勤めます。
是非ご予約下さい!



真山隼人ツキイチ独演会第32回

10月6日(日)17時半開場18時開演
前売2000円•当日2500円
浅草木馬亭(浅草2-7-5)

演目
「高麗出世の茶碗」(二世吉田一若•脚色)
「切支丹秘話片割れ月」(真木肇•作)
「エッセイ浪曲」

曲師•沢村さくら

ご予約こちら!
090-7869-1309
hayato@roukyoku8810.com
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通天閣より

2024年09月27日 | 浪曲
阿倍野経済新聞さんの取材で新世界へ出かけました。
通天閣全面協力のもと、本家ビリケン様に詣って11月24日公演満員御礼を祈願しよう(11月3日山本能楽堂独演会もこっそり祈った)という企画で、初対面。

思えば長いことこの近辺をウロウロしているものの通天閣に登ったのは今回が初めてというなんともバチ当たりな大阪人だと深く反省しました。


折角なので外に出ようと一同屋外へ。

思っていたより高く、怯えてしまい…。
「顔もう少し柔らかくならんか?」と言われながらの撮影も後で確認したら全て引き攣った顔で…。まぁ無理もない下はガラス張りだったのだ、ご容赦ください。ほんとにごめんなさい…。公演で挽回します。




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2025年スケジュール帳

2024年09月24日 | 浪曲
9月某日。
来年のスケジュール帳をば買いに行きました。
毎年高橋の122番で統一しております。
結局なんやかんやでこれが自分には一番合っているなと思っていたらこの前の誠太郎の形見分けの際に見せてもらった手帳も同じで驚きました。やはり使いやすいんだな。

準備は出来ました。あとは中身です。皆さんお仕事ください!浪曲を使ったバラエティ豊かな表現の図書館みたいな舞台を展開します。是非些細な事でもいいのでご要望ください。

満足度98%の浪曲公演(当社調)
ご依頼こちらまで!
hayato@roukyoku8810.com

この手帳が中身も真っ黒になる事を祈ってナニトゾナニトゾ!

ちょっと恥ずかしいな…すみません。

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【次回予告】9月28日第22回浪曲研究会@高津宮末広の間

2024年09月23日 | 浪曲
恒例の浪曲研究会第22回@高津宮末広の間は9月28日(土)14時〜開催です。

今回はその後の忠臣蔵特集と題して、ご存「村上喜剣」と「大石の最後」(ネタおろし)をば…。

この「大石の最後」は、まさに切腹当日の細川屋敷。細川公は大石の立派な最後を見ようと身構えていたものの、大石のあまりにも酷い予想外な最後に「やはり大石も人間じゃ…」とショックを受ける。呆然として大石以下十七名の暮した部屋を眺めればそこに置かれた一つの絵凧。中に書かれた浪士の寄せ書き、眺めた細川驚いた…。

昭和の大名人、芙蓉軒麗花師の隠れた名作を三原佐知子師にいただきました。ちょっとお稽古しててまだ涙の止まらない一席。当日までにはなんとかなるようがんばります…。是非お越しください!

第22回浪曲研究会〜その後の忠臣蔵〜
日時:9月28日(土)
13時半開場•14時開演
料金:2000円
会場:高津宮末広の間(中央区高津1-1-29)

演目
「村上喜剣」
「エッセイ浪曲」
「大石の最後」

曲師•沢村さくら

ご予約
090-7869-1309
hayato@roukyoku8810.com





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文楽の…

2024年09月21日 | 浪曲
人形浄瑠璃文楽の道具方でおなじみの関西舞台さんに太夫さんの尻引きと同じ物を作っていただいた。


これで座り高座でもパフォーマンス能力をあまり落とさず勤める事ができる。決して正座補助ではなく声を出すための道具として。

これからもいろんな所からどんどん良いものを参考にさせていただこう。

そんな中で明日は国立演芸場を飛び出した「花形演芸会」@大和田伝承ホール。
今回より座り高座になるとのこと。尻引き作っていただいてから大きめのホールははじめての事ではたしてどうなるのかすごく楽しみな一回。わくわくっ!





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浪曲「じゃりン子チエ」について!

2024年09月20日 | 浪曲






この度、はるき悦巳先生の「じゃりン子チエ」を浪曲化させていただく事になりました!

いやぁ自分でもあの大好きな作品を浪曲化出来るとは夢にも思わず…。ご許可いただいた時の喜び。チエちゃんの名台詞「明日は明日の太陽がピカピカやねん!」のごとく胸に希望あふれる思いでした。

5月に一週間程東京滞在した際に、いつも浪曲周りの応援をしてくださってる作家の杉江松恋さんと話をしていて、ふと何の気なしに始まった

「じゃりン子チエをいつか浪曲でやってみたいなぁと思ってまして…」

という話がトントン拍子に進み、はるき先生サイドの方と難波の丸福コーヒーでお話するまで約1週間…。

「では一度浪曲として書いてみます!」と5月半ばより取り組み始めました。

「チエちゃんの世界観を浪曲が消さないようにしなくては…大丈夫かな?」と当初恐々ながら取り組んでみると思っていた以上に浪曲で…いやもう浪花節そのものでした。

それでも慎重に慎重に取り組んで約3ヶ月…8月半ばに完成(いや、今も更新しているからまだ途中か)して、ご許可いただいた時は本当に嬉しかったなぁ…今年一番の喜びだったかもしれません。

当初あまりの好きさ加減にあれも入れたいこれも入れたいと欲張りすぎて93分の超大作になってしまった第一稿もなんとか削って約45分程に(それでも45分あるのか…長いなぁ)なりました。

溢れてしまったところは今後2.3作目に出来たらいいなと思っております。

そんな第1作は漫画第1巻より、チエちゃんの登場〜母ヨシ江さんの帰還までという初期の名作をたっぷりお届けします。

そんなお披露目公演を今回大阪と東京の二代都市にて公演させていただくこととなりました。 

大阪公演ではまさに作品のおひざ元、通天閣より徒歩 2 分、この度オープンいたしました新世界 ZAZAHOUSE にて。 

また東京公演は北とぴあドームホールにて開催させていただきます。

番組も浪曲初心者の方にもこの世界観を楽しんで いただけるよう、前半に「浪曲レクチャー」(20 分程)と題し、明治以降の成り立ちと三味線との掛け合いの仕組みなどを 面白おかしく解説した上で、第二部にて本編「浪曲じゃりン子チエ」をご覧いただく趣向となっております。

チエちゃんはじめ一同が繰り広げる浪花節の世界!真山隼人•沢村さくらの名浪曲コンビによる元気 印の奮戦記。はたしていかがなりますやら。チエちゃんファンにも浪曲ファンにも楽しんでいただけるようがんばりますので是非お越しください!

杉江松恋さんのブログにも詳しく書いてありますのでこちらも是非!



【大阪公演】
日時:11月24日(日)12時30分開場 13時開演
会場:新世界ZAZA HOUSE(浪速区恵美須東2-1-26)

料金:前売3000円 当日3500円

ご予約お問い合わせ
090-7869-1309
hayato@roukyoku8810.com



【東京公演】
日時:12月7日(土)18時半開場 19時開演
会場:北とぴあドームホール(北区王子1-11-1-6F)

料金:前売3000円 当日3500円

ご予約お問合わせ
090-4126-5941
sugiemckoy@gmail.com (担当•杉江)
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師匠 真山誠太郎逝去のお知らせ

2023年07月05日 | 浪曲
師匠•真山誠太郎、かねてより病気療養をしておりましたが7月1日77歳にて永眠いたしました。
葬儀は故人の遺志により近親者のみで執り行いました。
今迄の苦しみが嘘のような安らかなお顔で旅立っていきました。
生前永きにわたって賜りましたご厚情に深謝いたします。ありがとうございました。




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はる乃隼人二人会

2023年05月28日 | 浪曲
今日は関東浪曲界が騒然となるくらいの会の多さの中、横浜にぎわい座にてはる乃隼人二人会、沢山の方にお越しいただき感無量でした。



長谷川伸先生の没後60年企画で、「刺青奇偶」と今回の為に書いた「ある市井の徒〜長谷川伸の生い立ち」の2席を。


「ある市井の徒」は長谷川伸先生がまとめられたご自身の半世紀を書かれたもので、壮絶な展開が続く作品でその中から伸先生と御母堂との47年ぶりの対面に焦点を当てて書きましたが…。

昨年末に布目館長から依頼を受けて結構半年悩みながらその都度まとめてました。おかげさまでなんとか形にすることが出来ホッとした次第です。
改善点はありますが他でも出来そうな外題になったのでまたがんばりたいと思います。

終演後、布目館長と楽しい相談をしました!
資料の事、台本の事、大阪ツアー?と。夢の広がるひととき、どこまで現実のものにできるか楽しみになってきましたが、今日のお知らせはまず

11月23日横浜にぎわい座にて初独演会が決まりましたー。是非!お越しくださいー。




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頭痛、肩こり、花形演芸

2023年04月03日 | 浪曲

さて、久方ぶりにブログを書こうと思い立ち約1年一寸ぶりにウロウロし出しました。

どうも最近、他のSNSの空気感に馴染めず。ちょっと書きにくいなと思う今日この頃。そんな事を言ってもわりと書いてるんだから何事も話半分な奴やなと我ながら思っております。
それならばいっそのこと原点に戻ってブログも書いてみようと。かつて、三日坊主にもならず一日で終わる事数回。もう今回は続けると宣言せずにのんびりやっていこうと思います。

さて、冬が終わり春が来ました。今年程、冬が去ってくれてホッとした年はなかったなと思います。2021年の10月に硬膜外血腫で倒れて開頭手術、50針ホッチキスで止められていた姿を見た時には本当にびっくりしました。

↑病院食、あんまりおいしくなかった…。


12月からリハビリを始めて、のそのそ動きまわり…。京都に行ったり、こっそり声を出したり、しんどいながらも浪曲の出来ない日々は新鮮な感じでもありました。
しかし、そのあたりから冬の寒さが縫い目に直撃して頭痛の毎日! さすがに2年目の今年は去年程ではないものの痺れるような痛さが何日か…。その痛さも3月の半ばあたりにすっかりよくなりホッとしたところへ、この度の花形演芸大賞銀賞の知らせ。嬉しい春になりました。
これもひとえに応援してくださった皆様、そして暖かいご指導を賜った先輩方や諸師のおかげだと感謝する日々です。

そもそも知ってるようで詳しくは知らなかった当会、賞のルールを調べてみると…。
国立演芸場で毎月開かれる「花形演芸会」に出演した出演者(入門から20年以内)の中から審査員が銀賞を選ぶ→銀賞受賞後は年2回レギュラー出演(20年まで)→翌年以降金賞もしくは大賞めざしてがんばろう!という、若手にとってはなんとも嬉しいイベントで…。
今回銀賞をいただけた事も嬉しいけど、これから最長7年、東西演芸界のつわもの諸師と一緒の舞台に立てると思ったら本当に楽しみだなと。もちろんさらに上を目指してがんばります。

昨年8月に出演する際、本当は西村権四郎をやろうと思って短くまとめて準備していたものの外題がかぶるというので水戸黄門の散財をという事になり…。当初は大丈夫かなぁと思ったものの結果的にこれでよかったかなと思いました。 
この数年浪曲本流のところだけではなく、どちらかというと他の芸界の方々とご一緒させていただき、寄席で聴いてもらえる浪曲を研究せねば(寄席以外一般のところで演る分の楽しくわかりやすい外題選定や時間配分もだいたい一緒なのじゃないか)と試行錯誤してきたのが勉強になりました。
当日は「全力を出し切った!これで悔いない!」と清々しい気持ちで大阪へ帰参。

さて、それから過ぎし半年あまり…。花形の事は忘れたり、時々思い出して「あれどうなったかな?」と考えていました。
痛い頭を抱え、春を待ちながら暮らしていくうちに花形がらみで一騒動起きるのでした。この続きは



大阪•4月22日(土)14時〜
浪曲研究会@高津宮末広の間



東京•5月7日(日)18時〜
ツキイチ独演会@浅草木馬亭

にて、エッセイ浪曲の一席でお送りします。ご期待ください。


結局宣伝かい!!!
まぁこんな感じでのんびりやりますのでお見捨てなきよう…。ではまた。


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浅草木馬亭にて、毎月独演会を!

2021年12月26日 | 浪曲
真山隼人です。普段は大変ご心配をおかけしております。
おかげさまで随分具合もよくなってきました。復帰まであと二週間チョイです。いざ復帰が決まると随分忙しくなり、バタバタとしております。すごく楽しみになってきました。

さて今回は、真山隼人沢村さくら2022年の大勝負!
浅草木馬亭にて毎月独演会を!という件でブログ更新です。

ご存知の方もあると思いますが、真山隼人沢村さくら共に、東西の浪曲協会に所属しております。コレ結構珍しい事でして…。
大阪に住んでいますが、年に三度五度と上京しては、ご当地でもご厄介になってます。東京の協会に所属して数年が経ち、折角所属してるんだからもっと定期的に東京でも浪曲会をやってもいいのではないか?折角なら関東浪曲の聖地浅草木馬亭さんでやりたいと思い立ちひそかに準備をしておりました。
恒例の秋の木馬亭独演会で発表しようと思っていたところで今回の瀕死騒動。
会自体も出来ず…。そもそもいつから復帰出来るのかも分からず、一度は諦めたのですがこの度奇跡的に回復。思ったより随分よくなってきてるので木馬亭さんと話し合い、2月より開催することとなりました!!!

題して!
「真山隼人ツキイチ独演会」
@浅草木馬亭


そうです。「月例会」です。(月例の先輩、太福兄さんにもお話ししました!。)
隼人さくらと二人で毎月江戸へと参ります!
季節感のある楽しい浪曲、をきいていただけるように努めたいと思っております!








まず2月は、前回中止となった秋の独演会リベンジも兼ねて特別編(いきなりかよ)、「蘇った隼人」と題して、復帰公演を2月5日(土)18時〜お送りします。

演目は、
今回の一件の顛末を人生悲曲の一編として拙き浪花の一節に綴り合わせておくる、
ドキュメンタリー浪曲「闘病記〜死んでたまるか」。
高校の教科書でお馴染みの中島敦原作、新作文芸浪曲「山月記」。
ほか、季節に合わせた一席。

以上三席でお送りします。

17時30分開場・18時開演。
前売2500円・当日3000円
今回のみ諸事情で通常ヨリ500円割増ですがご容赦ください。

ご予約
hayato@roukyoku8810.com
090-7869-1309
までお願いいたします。




三月以降の予定は以下の通りです。
3月6日(日)
4月3日(日)
5月3日(火・祝)

いずれも17時半開場・18時開演
前売2000円・当日2500円
でお送りします。

懸命にがんばります!どうぞよろしくお願いします。
是非お越しくださいー。

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浪曲・演歌浪曲

鈴鹿市シティセールス特命大使(鈴鹿と・き・め・きドリーム大使)


真山隼人ツイッター
https://twitter.com/hayato0381