Arabian jasmine (アラビアン ジャスミン)
【学 名】Jasmimum sambac
【別 名】マツリカ(茉莉花)、アラビアジャスミン、ソケイ(素馨)
【科 属】モクセイ科ソケイ属
【花言葉】清浄無垢
【原産地】東南アジア
【特 徴】
非耐寒性のつる性常緑低木で、夏から秋にかけて芳香する白い筒型の花は、一重咲きと八重咲きの品種があり、花の先端は5弁に分かれて平らに咲きます。
別名をソケイ(素馨)と言い、黄色花を咲かせるキソケイ(黄素馨)は同種の仲間です。
栽培の歴史は古く、中国では3世紀頃からで、イギリスでは17世紀に栽培の記録があり、日本には1614年ごろ渡来したとされています。
【管 理】
ツル性なので支柱を仕立てて誘引し、春後半から秋にかけては戸外で育てますが、寒さには弱いことから地植えよりも鉢植えで管理し、冬の時期は室内の日当たりがよい窓際で育てます。
挿し芽や株分けでも増やせ、毎年伸びた枝を剪定した時に切った半熟枝を使えば効率が良く、挿し芽・株分け時期は成長期間に当る5~10月頃のうち梅雨時期が適していて、真夏の一番暑い時期は株も体力消耗してるので避けます。
花芽は伸びた枝の先端に付くので、剪定は花後にちょっと切り戻す程度に留め、開花時期には花が咲き終わった部分の先端を軽く切り戻せば、一ヶ月程度で切った部分から蕾が上がってきます。
夏の盛りは成長が著しく、土が乾燥気味になるので水切れに注意し、越冬時は枯れない程度に水分を極力少なく抑えて過湿になる事を避けます。
【利用法】
香水やジャスミンティ等の材料として有名で、花はジャスミン茶の材料として使われ、茶葉をもむ時に花を入れて香り付けを済ませると、花柄だけを取り除きます。
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