エッセイ

雑記

富士山登頂

2019-07-07 11:08:28 | 日記
久しぶりに、静岡県は御殿場市に行った。
かつて住んでいた街だ。
諸事情によりほとんど「男はつらいよ」の寅さん並の生活をしているため、一か所に落ち着くことはほとんどないのだが、中でもオレにしてみれば「長期滞在」した街のひとつ。
…で、なにをしに行ったかといえば、ひとつは当時交流のあったおかまバーのオンナ(?)から久々に電話が来て、「会いたい」ということだったので行った。
言っておくが、「その手」(男色)の趣味はない。
近年、なんとかというカタカナ語(例により酔っているので言葉を思い出せない)でそうした人間を認めるような動きが拡がっているが…。

とりあえずその話はさておき、本来の目的であった「富士山登頂」のために行った。
御殿場に住んでいたころ、やはりやろうとしたが、諸事情により断念せざるを得なくなり、諦めた。
いわば、そのリベンジだ。
フル装備で行った。
ここ数日の地上の暑さ対策のため、なるべく軽装を心掛け、ネットで1000円で購入したジーンズと100円ショップで購入したTシャツ、ジーンズのリアポケットにスキットル(海外映画でよく観る、ウィスキーの入った小さい水稲みたいなやつ)を忍ばせ、いざ御殿場に向かった。
現地に着き、泣きたくなった。
「雨のため登山できない」ときた。
…なにをしにきたのか。
仕方がなくオカマに電話を入れた。
「ケイタイの誤打だった。今更あんたに用はない」
と来た。
どうやら、別の同色者を見つけ、送信していたようだ。
やけくそになり、駅でウィスキーを飲みながら途方に暮れていると、強烈な匂いとともに誰かが話しかけてきた。
当時交流のあったホームレスだった。
自慢じゃないが警官や、ほぼホームグラウンドであったやくざからホームレスまで、当時のオレの交際範囲は広かった。
(交友範囲の広さは、ほとんど(カラテカ入江みたいな話あるが…)

それとなく現状を話すと、そのホームレスが「うちで泊まれ」と来た。
さすがに断った。
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