キャラバンに登場したおもちゃをご紹介します。
先のブログに挙げた『おうちごっこ』『メタモック』『つみぼぼ』のほか
岐阜県には、岐阜の木を使い、岐阜の作家さんが作ったおもちゃがあります。
そういうおもちゃを、イベント用に県が所有、希望者への貸し出しなども行っているのですが
今回は、県が持っているものをど~~~んと会場に運び入れ
たくさんの数のおもちゃたちが、来場した方たちの手であそびへと繋がっていきました。
これはJブロック。スギ板を3枚張り合わせ、直方体にしたもので、
貼り合わせることで、見た目が美しく、
角をおとしたりしていないため、積んだり並べたりした時に、ぴたりと壁のような面ができることが特徴的。
同じ形がいっぱいあるので、想像力をかき立てられるのか
この男の子とパパは、背よりも高く積み上げ会場そばのタワーに見立て
その傍らに並べたり積んだりすることで、JR沿線の風景を創り上げていました。お見事!!
遠目ですが、積み上げられているのが「春駒」
木曽ヒノキの6角形のブロックで、付属のしゃもじで、カーリングのようにして遊ぶのが本来ですが
こうやって積み上げられていたほか
しゃもじは、パンパンとほかの木を打つ道具になっていたり、Jブロックと組み合わせて線路とトンネルにしていた子もいました。
こちらは凸凹積み木。
昨年の「保育士が選ぶぎふの木のおもちゃ10選」の一番人気だったもの。
カプラ上のヤマザクラの木の端に凸と凹があって組み合わせられるので、こんな大作も!!
こちらは丸太の平均台。
だれも教えなくたって、子ども達はここに乗ってわたっていました。
木肌を足の裏で触れる機会なんて、今は滅多にありませんから、大歓び!!
人気の秘密のひとつは、この低さ。
お兄ちゃんお姉ちゃんがすいすい乗って歩いているのを見ていたちびっこが
誰もいなくなったスキをついて
ゆっくりと、時には片足を床につけて片足だけを木の上にして、時には四つん這いのようになって
端から端へと渡って大満足な笑顔をみせていました。
これは、つみぼぼ名人・白百合工房さんの作。
まわりにある小さな積み木は「森のめぐみ」というもの。
ひとつの面に、樹種をしめるアイコンが印字されていて、
さまざまな岐阜の木を使っていること、同じ形にすることで、それぞれの木の違いがわかりやすくなっています。
これは、「まあるいつみき」を作った横井さんの作品。
まあるいつみきは、これ。
と言いたいところなのですが、うっかり写真を撮るのを忘れてました。
また後日ご紹介しますっごめんなさい!
ほかにも撮り忘れた「バランスレール」というおもちゃ、
これは「縁石に乗って歩きたがる子どもの姿がヒント」というもので
高さにして数センチのレールなのですが、とても美しいカーブを描くレールで
家の中にあっても邪魔にならないようなものなのです。
*このふたつのおもちゃ、いい写真をお持ちの方はご一報を。是非、こちらで掲載させてください!!
イベントフィナーレは、会場のおもちゃをつかったドミノ大会。
会場で遊んでいたみんなが持ち寄って、長く長くつなげます。
あ!左側の丸いのが「まあるいつみき」です!!
(真ん中左側のマットのうえにたくさんあるのも、「まあるいつみき」です。ドミノには向かないのでそのまま遊ばれています)
県の方に伺ったところ、700とか800とかが並んで、ぱたぱたと心地よい音で倒れて行きました。
最後の最後、お片づけもみんなで。つみぼぼはケガしたコがいないか、確かめながらしまいます。
お手伝いをしてくれた岐阜大学看護科の学生さんが、こどもたちと楽しそうに片づけています。
このイベントを始まりとして
県内各地で、こうした木育のイベントをしていきたい、という願いがあります。
毎年8月にはここで、それ以外ではみなさんのところへ。
らくだの背に荷物を積んで移動する隊商のように
たくさんの木のおもちゃを、県内各地のこどもたちへ届ける。
そんな機会がこれからどんどん増えていくと思います。
わたしたち、ぎふグッドトイ委員会も、その一端を担っていきたいと思います。
ともあれ、また来年、じゅうろくぷらざでお目にかかりましょう!!
「赤ちゃん木育寺子屋」「木育ひろば」「おもちゃの広場」や
ぎふの木のおもちゃを使ったイベントやワークショップ、講習会などの
支援やサポートを承っております。
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