セッションを受けた日時のトランジットやプログレスを読み、天体の位置、その意味を知るためにもチャートを見てみようと思いました。
前記事にも書きましたが、まず初めに、タイムウェーバーセッションを受けようと思ったのは、普通に食べているのにどんどん痩せていることに気づき、急に不安になったからです。
去年の11月下旬のこと。
原因は何??
honoiroを運営されている悦子さんが提供するタイムウェーバーを思い出し、すぐに申込みました。
日にちは、まだ空きが結構ありましたが12月5日がちょうど仕事が休みだったのと、この日付け(数字)には思い入れがあるので即決しました。
というわけで、セッションを受けた日時のチャートを出してみました。
2023年 12月5日 午前10時開始のトランジット(トロピカル)
こちら
トロピカルチャート⬇
自分の出生図(ホロスコープチャート)とサビアンシンボルがぴったり同じ、同度数。その中でも最も重要な軸(軸形成も)やアングルのルーラー(支配星)だった箇所に色をつけました。ミーンリリス(トランジット)だけは一度違い。
意識の基盤となるMC-IC軸のMC(ドラコニック-出生図)にトランジットの太陽がぴったり同じサビアン度数の射手座13度。
MCは頭上、ホロスコープの頂点にあたります。ここはあなたが人生の中で「到達する点」あるいは「最終的に目指す方向」を示すと考えられます。占星術の教科書1/鏡リュウジ
5つの軸はもっとも重要で、私の軸は5つのうち上昇点3つも1ハウスにあり、1ハウスが超重要。人生の舞台となり、そこにエネルギーが多く注がれるわけです。本来ならば、、。
トランジット(トロピカル)の土星は、1ハウスの始まり(カスプ)のAC(出生図)にぴったり重なっています。
太陽のある1ハウスのカスプに土星。自分は何者か。アイデンティティ。自分自身の問題、今のままではダメ、課題に取り組みなさいと解釈できます。
さらに
ドラコニックのトランジットを見ると
出生図の水星(ドラコニック)とトランジットの土星がぴったり重なっていました。
目に見えない領域、潜在意識(12ハウス)を言語化(水星)する。その課題に取り組む(土星)。
タイムウェーバーを受けたこととリンクします。
海王星も土星と同じくACにぴったり重なっていました。
ちなみに、セッションが12月5日でなく、12月下旬ごろの25日だったなら度数はぴったりになりません。1〜2度進むので。
海王星は、インスピレーション、夢、依存という意味があるけれど、
占星術の教科書1/鏡リュウジ著書より一部抜粋すると、
意識の境界線を「溶解」し、不定形な無意識のかなたに、自己を連れ去る星。海王星は、混沌や忘却、陶酔といった事象を司っているのです。
この海王星のパワーとは、ひと言でいえば、現実世界に魔法の霧をかける力です。
私の場合は、ACに重なっているので1ハウスの重要性が見えなくなっていた、忘れていたと受け取れる。
でも、
トロピカルチャートでは、ACは土星が重なっていて、現実を直視しなければという意識がセッションへの動機のひとつになったのだと思います。
そして
プログレスのMC、プログレスの月、出生図の木星とダークムーンリリス(ドラコニック)がぴったり同じでトライン。
出生図(ドラコニック)のMCとトランジット(サイデリアル)の木星、プログレスの金星もトライン。
出生図MCのルーラー木星(拡大・発展)が絡んでいるのでスムーズに行動に出られたのかもしれません。
なんだか自分で書いていても頭の中がぐちゃぐちゃになりそうで、笑。
解釈も難しいのだけど。
現象とリンクしていて、そんなところがいつも面白いのですよ!
今回のセッションの分析結果ともリンクしていました。
出生図のMCにトランジットの太陽
出生図のACにトランジットの土星
※ ACは、誤差4度で出生図の太陽とコンジャンクション。太陽も影響しています。
ACのサビアンシンボル魚座2度の解説を、定本サビアン占星学/直居あきら著より一部抜粋しますね。
<シンボル改題> 失敗、プレッシャー、精神的苦しみ、犠牲。
<統合度数> 失敗を克服しなければならない。
<現実の傾向> 過去のことや判断の間違いで、苦しい状況となる。
<学習の意図> 意志を強く持つこと。個人的な危機の乗り越え。落ち込みを克服すること。
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出生図のMC射手座13度(ドラコニック)。そこにトランジットの太陽が重っています。
サビアン射手座13度は、<現実の傾向>・・・失敗を克服をして、アイデンティティを確立する。
ACとMCどちらも「失敗」のキーワードが一致しています。これはタイムウェーバーの分析結果とも。
自分の意志でセッションを受けたと思っていても、宇宙の法則によって導かれたと思わされる配置でした。
皆さんも何か大きな出来事、小さな決断でも起こったこと(印象に残った)の日時を記録しておいてチャートを出してみると、その意味が何なのか発見があって面白いですよ。