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十二湖をひたすら目指したが・・・
途中に「ウェスパ椿山」という見所があるとの情報。
何々?
ここを右折すれば良いんだな?
で、寄り道。
お”~広いぞ。
立派なヨーロッパ風の建物が広い敷地に並んでる。
ガラス館だとか、昆虫館だとか。
とりあえずガラス館へ。
「江戸こぎん」をデザインに取り入れた箸置きやら・・・
美しいペンダントなんかを売ってた。
こういうの見ると彫金熱がうずくんだよなぁ。
大変刺激を受けました。
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相棒は、ここで夕日を撮りたいらしく、何処から見たら良いか?なんて聞いてる。
太陽が日本海に沈むのを待つにはちょっと時間が掛かると心配したが
ま、いっか。
暇つぶしに灯台(艪崎灯台というらしい)でも見に行こうか・・・
熊笹掻き分けて灯台に近づいてみる。
なかなか立派なものだった。
灯台へ行く道には野ブドウが翡翠のような実をつけてる。
だいぶ、日も落ちてきた。
灯台に至る道から出て、ふと左を見れば
丁度、五能線の列車が踏み切りに掛かるところだった。
流石に五能線ともなれば客車も立派なもので
貧乏な琴電とはずいぶん、違うなぁと言うのが本音だ。
:
さて、灯台見物も終えたら
夕日が日本海に沈みつつあった。
草原にタンポポがあったので腹ばいになってパチャっと。
タンポポはかくして、今日の夕日も明日の夕日も眺めて
やがて種を飛ばして一生を終える。
人間も余り変わらんよねぇ。
:
夕日の沈む中
遠くの岩に目を凝らせば
香川の◎◎ちゃんみたいな釣り人が
太陽と勝負!みたいに立っているのが見えた。
これも、感動モノでしたな。
:
ここの岬で相棒もた~くさん写真を撮りました。
さぁ~
引き上げぢゃ。
真っ暗になった国道を宿を目指して一気に。
:
フロントで、またしても「カメムシがおります」コメントを貰ったが
その晩には一匹もカメちゃんは出ませんでした。
くわばら・くわばら。
アオーネ十二湖というロッジは清潔で
広い構内にはお土産ロッジもあって
お勧めです。
但し・・・
「最近、この近くで熊の親子連れが現れました。
ここから先へは入らないようにして下さい!」
の看板があり、やや緊張。
先日も報道された深浦の熊出現。
深浦はすぐ近くなのです。
要するに
白神界隈に熊はいっぱい居るってことを頭に入れて
山歩きをしないといけない。
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兎に角、寝酒と肴を調達。
夕食後部屋に戻って
性懲りも無くガンガンやります。
勿論、布団は先に敷いておきました。
例によっていつの間にやら爆睡
気持ちの良い睡眠でした。
いよいよ明日は最終日十二湖巡りをして
秋田へ向かいます。
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熊被害も多いんです。
キノコは不作・・・と巷では話題でした。
深浦の夕日、きれいですよね~♪
りんごの花とヤマメと・・・
八甲田の新緑のブナもいいですよ(^-^)v
ginjiroさん、結構お酒すきなんですね(笑)こんな事なら、おいしい日本酒教えておけばよかった(笑)
キノコの不作から熊が人里へ下りてくる
大きな規模で異常な年なのかもしれませんね。
10月~11月に掛けての不自然な高温。
タイやイタリアの大洪水
世界を覆う金融不安・・・何が起きるか不明な状態
でも、お天道様は健全でした。久しぶりで美しい
日没に出会いました。
八甲田というと新田次郎さんの「死の彷徨」が
浮かんで怖いなぁ~という印象です。
でも新緑のブナ林に輝くヤマメ・・・う~む!思わず唸りますね。
チャンスがあれば、是非と夕べこちらの友人と
飲みながら話が弾みましたよ。
私は昔、太平山というお酒を愛飲してました。
お燗して頂くと、日本酒らしい馥郁とした味わい
があり、この旅でも秋田のお店で聞いたんですが
昔飲んでた太平山らしいお酒はありませんでした。