忘却の美徳

 

このところの荒天で気温も上がったり下がったりと不順です。

せっかくの紅葉も葉が吹き飛ばされて

裸木が増えてきました。

もう師走ですからね。

カメラをぶら下げて

非日常を探るのも厳しい季節ですが・・・

そんな時こそ元気出して表を歩き回るのもまた、この時期ならではのもの。

歩きつかれて

ふと立ち寄った喫茶店で飲むコーヒーも

普段嫌いなコーヒーとはちょっと違った味がするではないか。

しばし、ボンヤリと昔のことなど

振り返ったりしながら過ごすと

またぞろ元気が沸いてくるさ。

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そういえば

またやってくるクリスマス

人間って1年区切りで同じことを繰り返すだけの動物なんだな。

何十回か繰り返すとお迎えがやってくる。

その回数が多いか少ないか・・・

あんまり問題にすらならないことなんだろうけど。

この1年の区切りがあるからこそ

人間いつまでもやってられるのかもしれないし・・・

季節が繰り返すからこそ

また、新鮮な気持ちで生きられるのに違いない。

こういう繰り返しの人生で忘却が無ければ

何十回もの繰り返しに耐えられなくなるだろうよ。

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