カバーをはぐってみれば・・・
こんなの。
右端からのぞくと・・・
テーブルの下にはクラッチ・モーターがあって
モーターの軸からベルトが二本で
主軸とグラインダー軸を駆動する。
上面に戻って主要な部分を拡大してみると
この中央に見える丸い大きなリングみたいなのが刃である。
これが高速で回転する。
そのすぐ上にあるのが押さえ金具である。
後ろから見ると
この隙間に皮を差し込んで
薄く漉(す)くのである。
この機械は皮漉き機なのでした。
回転する刃は使い終わるとグラインダーで研げる仕掛けになっていて
回転するグラインダーと回転する刃が触れ合って
刃が砥がれるのである。
刃を研いでいる時は、火花が飛び散ってなんだか恐ろしい。
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皮細工をするとき、皮を薄く漉くニーズは非常に高く
これをナイフや手動の革漉き器で均一に薄くすることは
殆ど不可能に思われる。
で、多少とも皮細工をする人達にとって
皮漉き機は必要投資ということになる。
そんな訳で今回仕入れた皮漉き機械です。
それにしても奇妙な格好をしてると思うんだけど
あちこちにオイルを差す穴が開いています。
あれぇ~
これに似た機械見たことあるぞ!と思い出す。
何年か前に手袋工場で出会ったマシンたち。
そうなんです。
手袋を縫うためのミシン。
これらの機械にも非常に良く似た「OIL->」のマークがありました!
こういう機械って好きですねぇ。
アナログの香りがたっぷりでね。
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さぁ~連休が終わったら釣りの合間に
革漉き機をうんと使わないとなぁ☆
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