
今期名人戦第4局。
我らが紳ちゃんには後が無い。ここまで3連敗の出だしは、これまで未体験のこと。
一昨日の朝から、名人戦を見ていましたが、凄い名局だったと思う。
打たれた場所は将棋の「陣屋事件」で有名な秦野の陣屋。敷地1万坪の由緒ある旅館です。
序盤から手筋の応酬で、一手ごとにどちらかが潰れそうな鍔競り合いが終盤まで続いた。
画面は左下の応酬(ここも一体何がどうなってるんだ?みたいな殴り合い)が終って、黒の名人が上辺の白模様へ殴りこみを掛けた後の折衝。
オイラが注目したのは、74手目、白のケイマと75手目、黒の急所への一撃の二手。
なぜ、高尾紳ちゃん74手目ケイマを選んだか?
本来なら、形に明るい手厚い碁なのだから、75手目の急所へ打つものである。
ケイマに出れば、名人が急所へ打つであろうことは彼にはわかりすぎるほど、判っていた。
しかし、事の成り行きとはいえ、自陣の模様を荒らされた代償を、打ち込んだ一群の黒石を
攻めることで得なければバランスが取れない。
これらの黒石群に対してプレッシャーを掛けるには、ケイマで攻めるしかないと思ったのだろう。
ここから、一気に超難解な流れに突入していった。
二日目の夜に入って、左上で名人の妙手が飛び出して、形勢は極微の差となった。
更に、名人が白石の急所に再び迫り、最終的には白の大石が頓死して第4局は終った。
ついに今期の名人戦は井山名人のストレート勝ちで終ってしまった。
やはり、74手目は厚く75へ守る一手だったのではないか?
こんな無理そうな手を打って戦うのは、高尾の碁ではないと思う。
厚く打って、勝負は先に延ばすべきなのではないか。
秀行師でも、こういう手は打たないと思うのだが・・・・・
確かに黒石に対するプレッシャーを掛けたい気持ちは理解できるが、自分の石の形を
崩されては、攻撃態勢を取れないだろうし、そこまでしなければならなくなったとすれば、
それ以前の折衝に問題があった。あるいは布石が間違っていたとしか言いようがない。
高尾紳ちゃん、井山名人に対して相性が悪すぎる。
もっと、もっと姿の良い石で対応する気持ちが大切なのでは?
我らが紳ちゃんには後が無い。ここまで3連敗の出だしは、これまで未体験のこと。
一昨日の朝から、名人戦を見ていましたが、凄い名局だったと思う。
打たれた場所は将棋の「陣屋事件」で有名な秦野の陣屋。敷地1万坪の由緒ある旅館です。
序盤から手筋の応酬で、一手ごとにどちらかが潰れそうな鍔競り合いが終盤まで続いた。
画面は左下の応酬(ここも一体何がどうなってるんだ?みたいな殴り合い)が終って、黒の名人が上辺の白模様へ殴りこみを掛けた後の折衝。
オイラが注目したのは、74手目、白のケイマと75手目、黒の急所への一撃の二手。
なぜ、高尾紳ちゃん74手目ケイマを選んだか?
本来なら、形に明るい手厚い碁なのだから、75手目の急所へ打つものである。
ケイマに出れば、名人が急所へ打つであろうことは彼にはわかりすぎるほど、判っていた。
しかし、事の成り行きとはいえ、自陣の模様を荒らされた代償を、打ち込んだ一群の黒石を
攻めることで得なければバランスが取れない。
これらの黒石群に対してプレッシャーを掛けるには、ケイマで攻めるしかないと思ったのだろう。
ここから、一気に超難解な流れに突入していった。
二日目の夜に入って、左上で名人の妙手が飛び出して、形勢は極微の差となった。
更に、名人が白石の急所に再び迫り、最終的には白の大石が頓死して第4局は終った。
ついに今期の名人戦は井山名人のストレート勝ちで終ってしまった。
やはり、74手目は厚く75へ守る一手だったのではないか?
こんな無理そうな手を打って戦うのは、高尾の碁ではないと思う。
厚く打って、勝負は先に延ばすべきなのではないか。
秀行師でも、こういう手は打たないと思うのだが・・・・・
確かに黒石に対するプレッシャーを掛けたい気持ちは理解できるが、自分の石の形を
崩されては、攻撃態勢を取れないだろうし、そこまでしなければならなくなったとすれば、
それ以前の折衝に問題があった。あるいは布石が間違っていたとしか言いようがない。
高尾紳ちゃん、井山名人に対して相性が悪すぎる。
もっと、もっと姿の良い石で対応する気持ちが大切なのでは?
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