![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/80/0341689f94a098b4b59b4bac411444ff.jpg)
日本っておかしな国だ。
兎に角、経済最優先国家なのである。
非文化的国家日本!
見たい映画があっても・・・それは大都会でしか上映されないケースが殆どだ。
我が県には、かの◎オンが経営する大型モールが自分が知る限り3箇所にある。
これらのモールは15km圏内に固まってる。
ヨセミテ公園の半分しかない小さな県のさらに小さなサークル内だ。
そしてこのモールにはそれぞれ映画の上映設備が5個づつくらいある。
ところが・・・・
この3箇所の上映設備でやってる映画と言うものが
殆ど同じ内容で
まぁ~夏休みになれば子供を相手にした娯楽映画や活劇映画
あるいはお客が沢山入って儲かるであろうと思われるような映画ばかり。
◎オンは儲け第一主義的な映画を
3箇所の映画館で殆ど同じ内容で放映することに
儲け以外の如何なる要素をも見出していない!!
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当然、オイラが見たい映画なんか、まずやってないんだね。
ところが!
家から歩いて10分の場所にある小さな映画館へ・・・・
この映画がやって来たんだ!
嬉しいぢゃないの?
「ビル・カニンガム&ニューヨーク」っての。
ビルはニューヨーク・タイムズの専属カメラマン。
もう50年以上もニューヨーカーのファッションを専門に撮り続けてる。
ニューヨーカーにとっては
ビルに写されることこそが、ステータスなんだと言う。
まぁ~色んな格好した住民がいるよね。
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この映画のポイントはビル・カニンガムという写真家(本人はそれを否定してたけど)
彼の写真に対する構え方
生き方を主題にしてる。
こんなにストイックに自分の仕事を捉えている人っているのか?
公私(仕事と自分の生活)をこれほど美しく割り切って生きる人がいるのか?
という点に尽きる。
私欲が全くないお爺ちゃんが撮る写真だからこそ
厳しさもひとしおである。
毎晩、幾つものパーティを掛け持ちしてN.Y.の町をカメラぶら下げて
自転車で疾走する。
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こんな映画を◎オンでは上映しない。
まだ見たい映画が幾つかあるんだけど・・・
◎オンの映画館では上映しない。
一つ
「10人の泥棒」
一つ
「ベルリン・ファイル」
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