題名が思いつかない

YouTubeで演奏動画をアップしているとだをです。
日記と音楽を中心にいろんなことを書いていきたいと思います。

持つなら今!ヴィンテージギターのススメ

2021-10-01 16:27:41 | ギター・その他楽器
きっとある程度ギターをやっている方は誰でも気になったことがあるであろう「ヴィンテージギター」


そして購入されたことがない方はきっと「状態」や「金額」がハードルになることも多いと思います。

そんな方々に自分なりのヴィンテージのすすめを享受したいと思います。褒めるだけでは良くないので懸念すべきところも載せていきます。

まず良いところから。

・木が安定していることが多い
ギターネックは作られてから若い方が比較的動きやすいので何度か調整が必要である。木が若いというのもあるし日本の変動しやすい気候に合わせて動くということも多々ある。

そしてそれは現行だと高いものなら動きづらいというわけでもなく個体差や周りの環境により動くかどうかが決まりそれはもはや運である。

ヴィンテージギターはそんな経験を何十年もしているのである。なので現行より安定しているのである。現に自分の71年のレスポールデラックスと19年ヒストリック59レスポールは同じところに置いてあった。一冬越えたら59のみ反っていた。弦がビビる程だ。

ただ懸念すべきは今良くても動く可能性はないわけではなくロッドがいっぱいだったりすると調整できない可能性がある。ただお店も買付先と仲が良ければトラスロッドを触らせてもらえるようだ。心配ならしっかりと聞こう。

・リイシューでは再現しきれない風貌
リイシューモデルは年々レベルをあげていっているがやはりヴィンテージは見たら違うなと感じさせるリアル感がある。

ギブソンのトムマーフィーlabも凄いとは思うがやはり本物ではない。

例えばゴールドトップの緑青の出方。あれはやっぱり経年で出てくるものはコントラストがちょうどいい。

木材でいえば杢目。リアルバーストの虎目は控えめでもあり角度を変えればどっと前に出る。主張しすぎないあのエレガントさは真似できない。

エイジドも近くで見ると人工的だ。

ヴィンテージものはこれまでの刻まれた歴史(傷など)に加え自分の家や演奏でつく歴史も積み重ねていくことになる。今のギターでは出ない変化もある。塗装の仕方などが現代とは違うからだ。

自分もレスポールデラックスがどのように変わるか非常に楽しみだ。

そのギターに見合うレベルを目指したくなる
ヴィンテージギターは高い。そして今までのオーナーによる歴史が刻まれている。

これまでギターはいろんなヒーローを生んだ。そしてギターを弾く人はその人たちを見て努力するであろう。

どんなギターでも持つべき志しだろうがやはりヴィンテージギターの歴史、そしてそれを買うまでの金銭的努力(お金持ちの方は…)を考えるときっと自ずと技術の高みを目指したくなるはずだ。

自分も欲しいヴィンテージギターが手に入ったら今まで以上に高みを目指すはずだ。

傷をつけても気にならない

風貌の項と被るかもしれないがヴィンテージギターは余程コレクター放出品でない限り傷や劣化がある。

新品で買ったギターは傷がつかないよう気にして特に高いものは最初はストレスが溜まる。ヴィンテージギターの場合は自分の歴史を上書きすれば良いのだ。

ただ振り回しすぎてネックを折ったりしないように。

・投資になる
自分のヴィンテージギターを買う目的のひとつがこれ。ヴィンテージギターはそのほどんどが年々価格をあげてきている。金や株などのように投資になるのだ。

もしお金に困れば売れば良いし生涯持っていても子どもなどに相続したりできるのだ。

高いとういうことはそれなりの理由がある。だからこそこれからも高くなる可能性がある。高いから…と思っている人は割り切ってこういう思考転換をして買ってみるのもありだろう。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 懸念↓ ↓ ↓ ↓ ↓

・どツボにハマる可能性がある
ある種中毒症状。お目当てのものを手に入れてもまた調べ同じモデルでより自分の欲しいエイジド具合のものが出たりする。デラックスが良い例で同じ71年のものを一時期2本持っていた。

ものによってはなかなか出てこないものがあるが入荷されたと急いで買うのではなく品定めと相談をして購入するようにしよう。または購入したらそのモデルを検索しないようにしよう。

・外で扱うのが怖い
正直古く高いものだからライブハウスなどで使うのは壊れたり盗まれたりするリスクが特段高い。もちろんレコーディングだけで使用する方もいるしコレクションとして部屋に置いておく方もいるので無理して外で使わないという勇気を持とう。

ざっと良いところ悪いところを紹介してきました。外でバリバリ使いたい方には難しい問題かもしれませんが持つだけでも気持ちが変わります。皆さんも是非ヴィンテージの世界へ!

YouTube:君をのせて / 井上大輔 弾いてみた・BIAS AMP2 音作り解説

2020-06-06 07:37:00 | ギター・その他楽器


シンプルなギターアプローチのこの曲。

最初はレスポールスタンダードを使おうと思ったがパワーコードだとかミュートを多用しており強さより歯切れの方が大事な曲調だったので変更。

JR東海の社歌だったこの曲。社歌らしくないクオリティに脱帽。鉄道会社なので何年も撮り溜めていた鉄道写真スライドショーつき。

ソロは若干ブーストしているが基本は一曲通して下のような感じ。相変わらずマーシャル。




ほんとはアームを使う部分があるがフェードアウトでほとんど聴こえないしとだをはもう自在に使えるようなアームのギターは持っていないので省略。

この曲との出逢いはJR東海の名列車(迷列車)シリーズ。ある方の動画(恐らく今は削除済)でこの曲が締めに使われており耳にしていた。その頃はいい曲だなくらいだったが近年の井上大輔ブームにより調べたらこの曲も作曲されたものだったと知りCDを手に入れた。

稀代の作曲家の曲はこうやって知らないうちに耳にしているものなのだと感じる1曲だ。

YouTube:ちびまる子ちゃん - ゆめいっぱい / 走れ正直者 弾いてみた解説 BIAS AMP2 音作り

2020-06-04 06:45:00 | ギター・その他楽器



最近どちらもCMで使われた曲。90年代リバイバルか。

まずは「ゆめいっぱい」

ギターは見ての通りレスポールデラックス'71。こちらの71年7週目の方はこれがラスト動画。

最後はと思いピックガードを外してみた。

音はチャンネル初のBIAS AMP 2を使用。ハリのある音で弾いてても聞いてもも気持ちのいいサウンドである。

シミュレートアンプはマーシャル。GT-10でこういったクランチサウンドを作るのはなかなか無理があり苦手であったがこれは文句なし。




AメロのクリーンはJC-120。ミドル強めだが割とパリッとしたサウンド。






走れ正直者はGT-10で弾いたのでサウンドの再現度のレベルがはっきり分かるだろう。

アンプはBOSS CLEAN。ずっと裏打ちのスカテイスト。

YouTube:上坂すみれ - ♡をつければかわいかろう/文豪でGO! 弾いてみた解説

2020-01-28 22:46:00 | ギター・その他楽器


久しぶりに弾いてみた動画をあげた。
最近のアニメは全く知らないが上坂すみれさんの曲は面白いのでちょくちょく弾く。

この2曲は以前に弾いた「恋する図形」のカップリング。シングルでもなかなか世界観が濃いのだがカップリングやアルバム曲はもっと濃い。メロディアスな曲が好きなとだをにはしんどい。

ただこの2曲は好きではないセクションなどをカットしたバージョンにして弾いているので自分的には聴ける曲になったなと。

そして今回はギターパートのない曲なので全部アレンジ。このごろはシンプルなアプローチが好きなのでそんな感じで。

また、初登場のギターが2本。

maison レスポールカスタムタイプ
写真はPU交換前なので少し違うが14年レスポールクラシックを模した飾りにして弾いております。

文豪でGO!は

Gretsch テネシーローズ

ヒステリックブルーのだいすきという曲のPVを観ていてセミアコのかっこよさに気づき買った。
まさか最初に声優の曲を弾くとは思わなかった。

♡をつければはいろいろギターを重ねてみた。ほんとはもっとバランスをよくしたいが弾いてみたなのでね。音間の広いフレーズもあり、詰まったフレーズもありのでバラエティ感のあるギターになったかと。

文豪でもシンプルな弾き方だがなかなかリズムキープが難しい。アウトロはもうギターで出すべき音でないものも入っている。

過去の使用機材6 Greco ZEMAITIS GZ2600IF/HEART

2020-01-28 18:43:00 | ギター・その他楽器
永遠のメインギター
Greco ZEMAITIS GZ2600IF /HEART
音作りで立ち止まったらとりあえずこいつ使えば解決することが多い優秀なやつ。

・トグルスイッチ変更
・マグナムロックペグ搭載
・プッシュプルコイルタップスイッチ搭載
・PU変更
・コイルタップスイッチをミニSWに変更
・ボディにペーパーをかけマッドブラックに
・ペグ角度変更

とこんな感じに改造もやたらめったら。
倒したりぶつけたりして傷もたくさんあるけれどそんな歴史のつまったギター。


手放すきっかけはまず12Fより上がビビるようになってきたこと。

マルチタイプが故にギターソロも弾きまくっていたこいつにガタがきた。使えないことはないがネックが捻れていた。

以前にもネックをいじったことがありそう何回も触りたくないなというの実情であった。

そこで追い討ちをかけたのが演奏スタイルの変更。24Fを必要としないスタイルに変わっていきクラシカルなギターをほっするようになった。

その外見にも飽きてきた。たまには使いたいと思うがそれまであまり触らずにいるのがむず痒い。メインギターではなくなっていた。

レスポールの重さ以外ならほとんど何でも対応出来る幅の広さであった。コイルタップごときでも本物のシングルコイルのようなジャキジャキ感で安っぽくもならず。

ソルダーノを使っていた頃はライブハウスの店主に音を褒められたし友達に音をパクられる程であった。

ただそれを壊したくなる程、デラックスとの出逢いは強いものであった。

昨年くらいにウッドフロントを購入する機会があった。結局はやはり合わないと思いやめたのだが。それくらい自分の中に残っているギターである。