近頃、実家の自分の部屋をふと見渡し、気づいたことがある。
ものが多すぎる・・・
言い換えれば部屋が物であふれ返って汚いということだ。
いい歳こいて、ガキの頃の玩具やらカードやら本やらが所狭しとダンボールに押し込まれているのだ。
さすがにこれは部屋を整理しなければこのままゴミの山と化するなと思い、最近はほぼ毎日部屋の整理を行っている。
いろいろ漁っていると、子供心が蘇ってくるようなタイムカプセル的産物を見つけることがある。
つい最近見つけたものは、ポケットモンスターのトレーディングカードだ。
購入時期は初期の頃なので1996年の発売当時であったと思われる。
当時ゲームボーイソフトのポケットモンスター赤・緑が発売された年だったこともあり、このカードゲームもゲームソフト同様
話題となっていた。子供向け雑誌の広告を見て、カード用イラストに魅せられていた記憶がある。
カード集めは完全にコレクションとして集めており、友達とバトルをするようなことは無かった。
↑最初に手に入れたリザードンのカード。クリスマスプレゼントでもらったスターターデッキの中に入っていたカード。
一番気に入っていたカードだ。
さて、集めたはいいもののただ拝むだけであったポケモンカードコレクションがつい最近発掘されたのである。
しかしとっておいても仕方が無いので、地元に最近オープンしたBook○FF+で買い取ってもらうことにした。
ここの買取サービスは本だけでなくフィギュア・トレーディングカード・ゲームソフトも対象なので、不要物の整理にはもってこいだ。
↑続々と新しいシリーズが発売され、わるい***というような、ロケット団御用達のモンスターカードもでてくる。
初期の頃のカードということもあり、さぞかしプレミア価格でもついているだろうと思い、心の片隅に勿体無いなという思いを残しつつ
いざ店へ駆け込む。こういうときは切り捨てることが大事なのだ。これができないと部屋のゴミの山は減ることは無いのだ。
↑電気タイプのポケモンのカード。レアコイル・マルマインは代表的な電気タイプポケモンだ。
↑ヒトカゲはリザードンへと進化するモンスター。
買取カウンターへ行き、念のため聞いてみる「こういうのお買取できますかねぇ?・・・」
答えはYESだ。
長年のコレクションをついに手放すときが来た!(ほとんど眠っていた産物ですがね)
中には絵がキラキラ光る処理がほどこされた、スペシャルカード的な物もあるのでさぞかしプレミアム価格がつくだろうと考えていた。
数分後、精算を行いにカウンターへ。
「合計40円になりますけどよろしいですかね?」
よ・・・40円?!
一瞬精算表を見て目を疑ったが、明らかにそこには¥4 0という文字がかかれていたのだ。
40円だと5円チョコが8個、ビッグカツだと1個だけ買うことができる。
改めて思ったのは、カードゲームなんぞ所詮子供用の紙切れのおもちゃで、市場価値なんぞ紙切れだけに紙切れなんだということだ。
ましてやわたしのもっていたのは部屋に眠っていた中古品。引き取ってくれるだけありがたいのだ。
これを機に自分のトレーディングカードを売るときは利益はあまり期待しないほうがいいぞということだ。